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400字日記(リニューアル版)

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400字日記をリニューアル 日記に通底するテーマ 「すべては作家人生のために」 400字に入れること➡︎日々に見た感じたもの(具象) 四百字をどのような形式で見せるか? ➡︎「第…
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2024年6月の記事一覧

∞ 綿鍋銀次のお∞度参り / 20240630sun(1502字)

創作メモ:⑤-14 闇の中: 銀次は近江神宮のお百度(∞)参りをしている。 怨霊たちに復讐されるのを恐れているのだ。 鳥居は三つある:戦いに影響か?(ピンチになってあとで二体が駆けつける) 一の鳥居 二の鳥居 北の鳥居 アイテム:神符、手水舎、本殿、神楽殿、祓所(はらえど)、清祓(きよはらい・せいばつ)、木洩れ日の道、古代火時計、時計博物館、日時計、楼門など ∞ 銀次のお∞度参り  闇のなか。雪が降っている。  銀は朱色に染まる大鳥居の前の敷石の上に立った。雪駄を脱

♬対決!ジャズVS大鳥居VS巨大ツバメ / 20240629sat(1535字)

創作メモ⑤-13 四章はまるごとセナの小説「上陸者」とは別の小説の一部だ ジャズ➡︎「音楽こそ自由だ!」橘田隆行の言葉 大鳥居➡︎銀次の御百度参り。怨念(復讐)を恐れる銀次。 巨大母子ツバメ➡︎ガクトの母美里の形見(死から復活) ■ファミリーズの窓際にて、セナがノートにするすると文字を書いている。 ■大鳥居と巨大ツバメが戦っているシーンだ。 セナはADHDでよく気が散る。 「あそこの木はなんていう木だろう?」  ぱらぱらと別のページで別のメモを始める。何かの歌を口ずさ

蟹汁の坩堝の中から / 20240628fri(437字)

創作メモ⑤-Ⅻ 「セナの小説からガクトの小説の世界」へ移動(反映)させる。 蟹汁:水面、出汁、ドライブイン、道の駅、夜、忍、温かい、出汁上手い、お婆婆、高級品、爆発、遠くで爆発、蟹汁の中で爆発、水(汁)面が揺れる、どん、どん、どん。怪獣の足音のような揺れがする。 ⑴三途の川面(五章) ⑵蟹の目(新潟の浜辺)(序章) ⑶第三事業所の茹で釜(一章) ⑷道の駅関ヶ原、暗殺者ヒロちゃん。(五章) ⑸親不知ヒスイパーク(二章) ⑹ガクトの絵(蟹の絵、動く、二章)が巨大化して道の駅を破

目次のない章 / 20240627thu(1358字)

創作メモ:⑤-Ⅺ 小説《上陸者》のなかの小説《セナノート》のなかに芽生えた小説《ガクトのスケッチブック》がセナノートを侵食する(脅威)。 夢(脳)にアイデアが一度植え付けられたらもう除去することはできない。 映画「インセプション」より。 五次元に展開収縮するX セナノートの端切れ ★         片腕のタクシー乗務員 彡    道の駅関ヶ原、暗殺者ヒロちゃん ※            自動ドアの前で ♠️         黒いハイエースのなか ?  おれたちはどこか

「インセプション」から創作ヒントを / 20240626wed(4191字)

夕方に鬱を打開する案が思いつく。 犬を飼えばいい。 毎日犬と散歩する習慣を身につける。 なぜ猫にしちまったんだ! と猫を見る。 「散歩できる猫だったらな」 横で丸くなる猫には言えない。 映画「インセプション(クリストファー・ノーラン監督)」を観た。 三度目。 前日に「五次元に収縮展開する章」のプロットを五本(章の分量的にはあと五本が必要だが)をどうにか書いた。アイデアを絞り上げた感じがあってテンションが上がって躁っぽくなった。眠れなかった。前日の揺りもどしなのか鬱になっ

*自動ドアの前で:セナノートの破片 / 20240625tue(2112字+短歌31字)

 ぼくとリョウは自動ドアの前で立ち止まった。 「目的地に着いた」  自動ドアが開いた。 「入っていいのかな? 」 「みろ。故障中ってかいてあるぞ」  リョウは自動ドアに貼ってある張り紙をゆびさした。  自動ドアはまた開く。 「でも、ひらくよね」  ふたりは考えた。 「ひらけば自由に入れるはずだよね」 「だな」 「けど、いまはだめみたいだな」  自動ドアはいつも開け放たれていて、そこには見張りはだれも居ない。自動ドアが開いた瞬間にリョウは腰をかがめて、なかをのぞく。 「見張りは

プロット:僕らの世界をキョムから救え! / 20240624mon(480字+短歌31字)

注釈: みし➡︎にし(西) ちた➡︎きた(北) いない➡︎みなみ(南) りがし➡︎ひがし(東) 資料:ミヒャエル・エンデ:はてしない物語 場所:セナノートの端切れ(そこにガクトが絵を加えていく) 時間:黒いハイエースで移動の最中に スケッチブックが開いた。 ページには本を開く少年が描かれる。 無数の鳥が飛び出している。 「みて! みしの大陸が! 無くなってる! 」 「あ、ちたの崖もだ! 」 「みろ! いないの大山脈も、りがしの海岸もだ! 崩れ始めてる!」 「なにも見

プロット:黒いハイエースのなか / 20240623sun(1460字+短歌31字)

■場所:黒いハイエースのなか ■時間:二章ラスト、スーパー白馬事件の直前 (ガクトは連れ去られている最中) ■創作メモ: セナノートの端切れをもつガクト。 物語(文脈)に影響はするのか? ➡︎する(当たり前だ)。 だが、筆者は考えすぎないように、自由にのびのびと小説を描こう! ■人物: タケ:侏儒のような小男(銀の従順なしもべ? 辰からは裏切り者?) ガクト:五歳、義一の孫、人質 サエキナナミ:一部のヒロイン(海上保安庁職員)人質、薬を飲まされて意識は昏睡状態 シライ:第

プロット:義一老人(助けて、代わりに孫を) / 20240622sat(582字+短歌31字)

場所:三途の川(義一の悪夢のなか) 時間:無間 お天道さま:(この場所はじつは六章? ➡︎ ファミリーズの地下?) 「がっはっは(だれかの声に似ている ➡︎ 銀次? 井岡忍? )」 義一はお天道さまに怯える 「お天道さまどうか私を助けてください! 私の一番大事なこの孫を差しあげますから! あれ? いない」 義一老人が周りを見渡すと、闇の中。腰まで水が浸かっている。 桃太郎軍団が登場:(桃太郎にはお天道様が鬼だ) 桃太郎はとなりに熊と飢堕覚とガクトとオオワシを連れている。

無知を批判します(高倉健さんとともに) / 20240621fri(400字)

下記「豊かさとは何か」 読んで反吐が出た。 これが偽善だ。 僕の愛する高倉健さんの朗読CDに「南極のペンギン」がある。 アフリカの砂漠の道で現地の子どもが砂嵐に遭う。 その現場をジープで通りかかる。 「その日だけはその子を車に乗せてあげたい」 救いの手を差し伸べたら、解決になるのか? それは「こちらがわの自己満足」だろうが。 自然は自然のままにだ。 反吐がでた記事を読めばわかる。 記事を書いた主に「気に入ったならあげるわ!」とスカーフをあげた少女。 その言葉のその

時間の長さ(認知)について / 20240620thu(400字)

今般の小説のモチーフ「五次元収縮展開」はどこから? 昔に記事に書いた「八十歳の老人は一年が三日に感じる」。 宮崎駿監督は言う「子どもの一時間は大人の五年」。 ・「・ いま僕は一日が三時間に感じる。 書けた日はまだ充実感がある。だが書けなかった日は地獄だ。 それはデビューを焦っているから? 一概に、そうではない気がする。 (正直、あんまり焦ってない) ウチの猫は四歳(人間で三十六歳)だ。 躁鬱はたしかに憎い。 が、共生をしないと自滅は見えている。 時はムーンウォークのよ

国会(招集日)の襲撃シーン / 20240619wed(5838字)+短歌(31字)

短歌: 書けぬなら 執筆箇所を 載せてやれ とはいえ それは 手抜きでおます  辰は指を折ってなにかをかぞえている。 「だめだ。まるで戦場みたいだ。なんでこんなにごろごろと死体が湧きでてきてるんだ。それも第三だけがひっきりなしにいそがしい。男たちはみんな脳を撃ち抜かれている。これじゃあ第一じゃ使いもんにならん。おんなこどもだってみんな暴行痕が見える。なんだこりゃア」  辰さん。まだニュースを見てないみたいだぜ。まわりの男衆はで鍋を掻きまわし、こそこそと笑う。 「予定だと、

判ったぞ、あの女兵士の正体が! / 20240618tue(500字)

■ファミレス カラン。 折り鶴をする手は止まった。 「こっち!」 リョウはふらふらで歩いてくる。 「来たね」 リョウは椅子に座ってセナを睨める。 「セナのノートは色んなことが書いてある」 リョウは銃声が聞こえる向かいのスーパーを指さす。 「あそこに現れる女兵士。セナが書いた」 セナはうなずく。 「ずいぶん前から共闘して、さっきのループで、やっと気付いた」 「ループ?」 ノートを開くセナをリョウは遮る。 「開くな! また新たな次元が開いちまう。おれにはもう手に追えない」 重々

待てよ、絵コンテを描けばいいんじゃない? / 20240617mon(400字)

前回の続き: ネットで顔立ちやファッションを調べてキャラに文字で投影させる。むずかしい。なぜなら文字を文字で変換するだけだからだ。 七海は裸だった。 「着ろ」 辰はシャツを七海に放った。 大人用の白いVネックシャツだった。 七海は着た。胸が丸見えだった。 この文は「説明文」だ。 ト書きであって、描写ではない。 「この裸の女に服を着せないとなァ」 後部からだみ声がきこえる。  車のウィンカーが点滅する。チッカチッカ… 「運転中です」 「そうだった」  後部で猿轡がうめく