プロット:義一老人(助けて、代わりに孫を) / 20240622sat(582字+短歌31字)
場所:三途の川(義一の悪夢のなか)
時間:無間
お天道さま:(この場所はじつは六章? ➡︎ ファミリーズの地下?)
「がっはっは(だれかの声に似ている ➡︎ 銀次? 井岡忍? )」
義一はお天道さまに怯える
「お天道さまどうか私を助けてください! 私の一番大事なこの孫を差しあげますから! あれ? いない」
義一老人が周りを見渡すと、闇の中。腰まで水が浸かっている。
桃太郎軍団が登場:(桃太郎にはお天道様が鬼だ)
桃太郎はとなりに熊と飢堕覚とガクトとオオワシを連れている。
(飢堕覚は桃太郎をキム・スリンだと思っている)
「浜の女はどこにいるんだ? 見捨てたのか?」
桃太郎は義一を睨める。軍配をふる。
「きさま! いつ鬼に寝返った!」
「へ? 」
「あの裏切り者(橘田隆行の桃太郎の寓話では盗人)を捕らえよ!
小石を投げる熊。
遠くへ飛ばない。
「石の持ちかただ。こうやってスナップを効かせるんだ」
二分ほど、三途の川縁でバタバタ劇があった。
義一は必死に走って逃げる。背後にお天道さまが笑って追いかけてくる。
バシャバシャ。
「あ、あれは!」
義一は、桟橋を見つける。
水面から髭もじゃの男が登場:
「君たちが失ったのは、この泥船かな? それともこちらの金色の船の舟かな? それとも欲しいのものがなんでも出てくるこの宝船かな?」
宝船には七福神がいて手招きをしている。
お天道様と髭もじゃの男と桃太郎と飢堕覚と熊と
短歌:
くだらない
けれどなんだか
おもしろい!
これぞ小説
寓話のちから!
よろしければサポートおねがいします サポーターにはnoteにて還元をいたします