地球にやさしいわたしになる
私は土曜日だけ唯一TVを見るんだけど、
今日最もショッキングだったのは大気中にもマイクロプラスチックが含まれていてPM2.5のような健康被害を及ぼす影響があるという報道だった。
プラスチックなどのゴミ燃焼処理や工場から出た二酸化炭素がそれらに影響している。
道端に落ちているゴミや海岸に漂流したゴミ。
それらを捨てる人のモラルは信じられないが、
今まで正直他人事だと思っていた。
しかしフリースなどを洗濯するだけでも衣類繊維が洗濯中に流れ出し、それらがいずれ海に流れ出ているという事実を知って、日々の生活が環境汚染に繋がっていることに気付かされた。
日本におけるレジ袋が占める割合はプラスチックゴミ全体における2-4%と言われており、先月から始まったエコバッグの取り組みは得策的ではないかもしれない。
根本的に何かを変えなくては現状変わらないのではと思っている。
エコ先進国の取り組み
ドイツでは小学校でプラスチックが地球環境に及ぼす悪影響を実践的に学ぶ授業があるという。
学んだことを手紙にし、家に帰って親に渡し話す機会を設け、子供の頃から環境リテラシーを高める教育がなされているとのこと。
また「ゴミを出さない」がコンセプトのショップがあり、生活に必要な食料や洗剤、シャンプーなどの日用品を売っているそう。
お客さんはみな家にある空容器を持参し、必要な分だけ計量して購入する。
どちらもなんてステキな取り組みなんだろう!と感激した。
今はこういった取り組みがニッチで価格も割高であることが多いのが残念ではあるけれど、長い目で見れば地球環境にとっても、その影響を受ける人間にとっても、絶対的にこちらのほうが健全であるはず。
個人の意識改革は言うまでもないが、購買行動を伴わなければ生活が成り立たない今は企業の取り組みから変えていかないとなかなか暮らしは変わらないのかなとも思う。
今すぐ私にできること
私自身、製造業に関わる人間なので、もっと売りたい気持ちと大量生産の葛藤がある中で自分ができることは何だろうと考えたときに、必要なもの以外は買わないようにしよう、と強く思った。
賞味期限が切れて食品を捨てたことが何度もあるし、使い切れないほど買い込んだ化粧品が山ほどある。
とにかく私は物を持ちすぎている。
これからは、広告に踊らされて気持ちが舞い上がって購入する前に本当に自分にとって必要な物が吟味する時間を持つようにしたい。
物を持ちすぎても結局使い切れず捨てる。
だったら最初から最低限の量でシンプルに暮らしたい。
みんなが必要な物だけを買うようになれば、不要な物は自然と排除されるんじゃないかな。
これからは消費者の物を選ぶ基準も企業姿勢とか提供するものへの価値共感がメインになってくると思う。
こうやって私たちの暮らしはどんどん原始的になっていくような気もしている。
決意新たに今いちばんやりたいことは、断捨離とビーチクリーン!
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