記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

推しは推せる時に推す!(みくまゆたん)

 本日は私のお姉様(勝手に)のライターさんみくまゆたん様を推します。

  私が姉様を推しになったのはおっさんを主人公にした作品がきっかけです。別に忖度ではなく、基本題名にパンチがあるものから読むのが私の癖でして・・

 いや、一番がこれなんです。最初にこれを読んで感想書いたのもおっさんと題名のパンチに惹かれたから。

 全然作品と関係ない分野からすいません!みく姉さまがお仕事しているサイト?のご紹介文にうちの彼氏(中身は乙女)が大好きなスヌーピーが色々記載されてあったのでじっくり吟味してきました。
 スヌーピー好きな人に悪い人間はいない。が乙女の自論らしいです。コロナ前までは47歳の見た目どこの野球場にも必ず居そうなぽっちゃり黒縁眼鏡のおっさんが一人でスヌーピー展に足を運んでいたらしい。


話がだいぶ逸れました。今回のオススメはこちら!!

 ええっと、こちらは「女子高生~36歳までの半生を綴った成長物語」とのこと。え?36歳って、私がちょうど離婚してセフレ捕まえて青春(以下略

 最初に触れた通り、題名から読むと決めていた作品です。

子供を産む時の痛みは、鼻から西瓜すいかを出すような痛みだとマリコが言う。

 ・・・・ゴメンナサイ(´;ω;`)ウッ…多分私は子供産めない(いや出来なかったんだけどwww)
 この比喩からすっごいヤバイ。想像しただけでエグイ。確かに同級生が普通分娩で痛がって医者に「腹切れやこの野郎!!!」って言って大暴れした話は聞いた。
 あとすごく穏やかでお姫様みたいに可愛い患者さんが「いってええって言ってんだろこのXXXXX!!!」と、とてもとても暴言吐きまくっていたエピソードしかないので、やっぱり鼻から西瓜ってことは痛いんだろうなと容易に推測できます。

 親友のマリコちゃんとのエピソード。やっぱり親友って関係が長く続くとどうでもいい話は耳をふさぎたくなる。
 ううん・・・私はとっても空気みたいな親友が一人しか居ないのでそもそも空気過ぎてそういう濃いエピソードないなあ・・昔40代になってもみんな独身だったら函館でシェアハウスしようぜ!的なノリはあったのに、高校の友人は全員疎遠。中学~の親友が一人だけ今も私と不定期にちょろっと連絡とる程度。別に会話しなくても会わなくても気にならない不思議な関係…。あれはペットみたいなもんだからな(自分で自分の事、猫【概念】って言うしw)

 話がそれた。でも36年彼氏がいない咲子の気持ちはすっげえわかる。別に彼氏がいてもお肌の相性がよくなかったら別にいてもいなくても変わらない。私の青春なんて離婚後の36歳~だったぞ?←ドドウデモいい

 この後咲子ちゃんが出版社に小説を送るんですが、その返事がヒドイ。
 実は私も看護学校の間に一度だけ紙の文章で出版社に出したことありますが、評価は『C』、構成力『B+』文章力『Bー』あと他にも幾つか項目ありましたが、こんなにクソミソには言われませんでした((-_-;)こんな返信が来たら私は今頃文章なんて書いてません。
 というかAVになった月野さんの情報ってめっちゃ個人情報なわけだし、ゴーストライターの依頼するんだったらそこじゃねえよな?実際に会うか電話かだろうと思ったのが本音。
 編集部長のスタイルがいくら良かろうが美人だろうが、個人情報の順守がされていない時点でヤバイよ(-_-;)

 しかしもっと凄いのがAV女優まであがった月野さんのゴーストライターをしてった人達が次々と精神を病む!?!?もうこれで続きが気になってしょうがない。
 そしてやっぱりみくまゆたん様ワールド。編集部長の発言も屑女★(きらっ)

 私、出版関係のお知り合いの方がいらっしゃるんですが、その方は作者様への配慮、作者が横暴でとんでもない問題児である場合が多く、後輩のメンタルは病む事はあれど、作者様に対してそんな暴言を吐く編集者は絶対にいません(まして本人目の前にして「世間知らず」なんて言ったら・・・ガクブル)なぜ凄いかって、みくまゆさんは屑キャラを書くのがうまい。私が「この女むかつくな」と思った正直な気持ちは文の書き方がうまいから。
 そしてもっとむかついたのはこの月野の発言。あ、でも人間は妄想力が強いので、男性経験があろうがなかろうが官能小説は書けるんだぜ!私は同人誌絶世期だった親友の影響で中学~BLスタートしてるよ。
 
 そしてマリコ様から聞いた片桐くんの連絡先に電話。(ってか、片桐くんって私の中学時代のクラスメイトで、同じ左利きでそこそこイケメンだったし、よく意気投合してお前ら付き合ってんじゃんwとか勝手にバカ男に揶揄われて疎遠になった思い出の人だwww涙)

 3話~月野の病気について語られてますが、ほんと性病って怖いんですよ。梅毒って別に性交渉じゃなくてもかかるみたいで、傷から感染します。
 全く縁のない77歳の我が父が先々月に梅毒にかかり三途の川にまた旅立ちかけたので恐ろしいものです。※どこに潜んでいるのかちょっとわからないのでぜひ注意してくださいね!手洗いうがいで何とかなります!

 AVは動画でしか見た事のない世界で、ソープの話は出会い系サイトでちょろっと聞きましたけど、もっと聞いておけばよかったな。どんな感じなんやろ・・(ドキドキ
 って思い読みふけっていると全然違ったwww
 またしても屑女子二人のギャグワールドに引き込まれる。こういう展開ほんと好き。

 薬中の月野と、それを隠蔽すべく金になる月野をうまく使おうと模索する佐藤。いいぞ、どっちも屑っぷりが光る!!まともなの咲子だけやんb

 4話~急展開。佐藤さん、整形したのか(驚愕)
あ、いやですね。私もレーシックしたら土偶から二重に昇格したので一概に整形疑いをかけられているという・・・。
 ここで突然登場したオッサンと佐藤一家のお話が聞けます。でもコカインか。真面目な話をするとコカインを手に入れるスキルはこの二人には無さそう。現実的な話をすると「乾燥大麻」が限界じゃないかな・・なんて作品に対してどこまで突っ込むのか私((-_-;)確かにコカ<覚せい剤の値段でしょうから、考察的にはあっている!!

 もっと凄いのが、月野が捕まる前に散乱した原稿が20年分あるって言ったこと。さっきのツバ吐きプレイも何と咲子を試したとか。なかなかすげえキャラだ・・・そりゃあみんな離れていくな(;´Д`)

 そして片桐。気のない女にも優しいって・・・それは罪だよ泣

5話~ 片桐くんの本音に咲子がっかり。そりゃそうだ。

本当は、俺の事を諦めて貰う為に、無理そうなことを言っただけ。俺は、咲子と付き合う気とか無いから。

 こんな事を言うくらいだったら、最初っから「お前とは付き合えないごめん」でいいじゃんかー(ちゃぶ台返し)というのが私の本性です←
 でも、咲子は恋は盲目状態だから、何度か片桐がお前とは付き合えない、手紙ストーカー呼ばわりしているくらいなんで、もう脈がないのは100も承知なはずなんですが、恋は盲目なんですね・・(二回目)

 そのあとの月野ストーリーがまた急展開でびっくり!!あれ、官能小説を書くのにまさかの・・・。
 私、題名だけで追っていたらただの官能小説を書いていく過程かと思いきや、月野のストーリーがめっちゃ濃厚。多重人格というのは佐藤さんの生い立ちからも推測できます。そして人間はつらい時に別の人格を作り慰めます。逆にこれが出来る人は世界に適応できる人間で、それが出来ない人は孤独のまま自殺したりする悲しい現実だったりします。だから、若者の自殺話を見ると、自分を慰める人格形成が出来ればいいのにな~と思っていたりします(難しいですよねこういうの)

 でもこういう多重人格を持つ月野が書けるという事は、色々なメッセージがここに含まれていると思っております。一読者のただの感想ですけどね::

6話~ まさかのマリコ様との修羅場スタート!なかなか結構過激な女性が多い。地味に私は女の友達が片手も居ないので新鮮です。ぶっちゃけ姉の生きていた世界がこんな感じだったなあ・・「お前私の彼氏と何秘密共有してんだよアバズレが!」みたいな・・ヤンキー同士の喧嘩だからなかなか凄い。そういえば手術室時代に居た後輩も研修医の彼女に殴り合いの喧嘩してたし、女はやっぱり怖いです(ガクブル)
 色々あっても片桐の中立的姿勢が憎めなくて好き。そりゃあ一緒に仕事してたら100%脈がなくてもちょっとだけラッキーXXX的なもの期待しちゃうじゃない(私だけか?)

「仕事に真摯に取り組む咲子のこと、人間としては好き。でも女性として見ることはできない」

この言葉、私の心臓にクリティカルヒットです(KO)
 同じこと言われたなあ・・告白しないで振られた数十年間。
 好きな人が出来ても木陰から見守るだけの私。好きな人からは先に「〇〇ちゃんは人間として好き」と言われるが、大体中身が男だから女としては見られない。私から女としてのエッセンスを感じてくれた人はまじで過去のセフレさんくらいじゃないだろうか。

 あと中盤~片桐とマリコの結婚式の話がありますが、咲子、本当にいいやつ(涙)ちなみに、私は土偶で姉の結婚式にもちろん招待されましたが、前日まで渋ってました。今も姉と姉の旦那(元ヤン美人
と元某野球選手に似ているイケメン)と土偶がうつる写真がありますけど・・本当に、もうこのころに戻れるなら今の性格で帰りたいOTL::: 
 いくら義理だろうが嫌なもんは嫌ですよ。でもきっちり参加した咲子まじで偉い。私はこれだけで咲子にイイをぽちる。

 しかしやっぱりマリコが屑だった。いやあ、みくさんの屑女の書きっぷりが最初から最後までちっともブレなくて大好き。こいつ幼少時代から屑っぷり発揮してますが、本当に私の幼馴染にも同じ奴いたんだよな。小2で私が転校したからそこで疎遠になったけど。
 私が仲良くしていたボーイフレンドの事が大好きで、でも男の趣味なんて理解できないからって勝手に私の友達気取りして、私がお前の真似をしているような事を周囲に言って、最後は自転車で後ろから追突してきたから私えらい怪我したなあ。(懐かしい)
 マリコと咲子のやり取りを見ていると昔を思い出すのでちょっと胸が痛い。
 そしてもっと凄いのがマリコの生い立ちwwwwすっげええ・・・私、咲子と同じ気持ちだわ。こんな披露宴に居たくない・・・!

7話~
カルーアミルクは恋の味★(違)
 看護学生の頃に同僚と13杯飲んだのはいい思い出です。翌日?記憶にございません。
 そして6話~突然出てきた塚本くんの副職(笑)がすげえwww
 月野についての考察も流石霊媒師ならでは。
 あと、女性に最初オススメするカクテルがやばい。名前が過激なので、実はまだ一度も注文したことがありません(号泣)

 ギムレットとパラダイスを飲んで死ぬのが好きな私←
 ※ギムレットは調子に乗って2杯飲むとまじでトランスするので初心者には絶対にオススメしません!!みく姉様のオススメするフルーツカクテルベース「セックスオンザビーチ」は初心者に良いのかも。
 いや、でもこのネーミング頼みにくいwww他のネーミングないかなあ(悩)

8話~塚本くんへの疑心暗鬼スタート!
 確かに恋をしたことのない人から見ると、優しいメールって不安材料しかないんですよ。私も36歳~になるまで誰からもこう体調を気遣われるメールとかもらったことないし、大体どうでもいいメールがとんでもない時間に来ることが多かったから携帯の電源を切ったりしてた。
 咲子の不安な気持ちが非リア充な私にはすごくわかる。まあ彼女みたいに金持ちではないので、そっちの心配はしてませんでしたが::

そして25歳で焦ろと言われる咲子。つれえ・・・泣
 うちの周り、20歳で結婚して9割バツイチですが。私も35で仲間入りしましたが(子供はいないけどwwww)
 そしてやっぱりぽっと出の男も屑だった・・・(´;ω;`)ウッ…

最終話
 やっぱり片桐くんは優しくなかった。(いきなり?)
 「優しさ」の概念って色々あると思いますが、とある過去作品でみくまゆさんがご自身が優しいと言われる事に対して考察なさっているので、みく姉ファンの方は追ってください(私、めっちゃあの記事読んで共感しましたが、アドレスを探す時間が無かったのでちょっと今回は断念。面目ない)

 本当に優しい男であれば、咲子に手紙なんて書かない。嫁を持つ男から手紙をもらったところで嬉しいと思いますか?
 とんでもねえ屑男だな。咲子もずるいだけだ、本当のやさしさではない。と語っているので、やはり咲子も年齢と共に成長しております(これがうれしい)

 咲子がもっと早く片桐くんの気持ちを文字で知りたかったとおっしゃっておりましたが、私は多分、若かりし時の咲子が片桐の気持ちを文字で知ったからと言って消化できなかったと思います。人間は年と共に成長するものなので(退化する人もいますが)、彼女が二足わらじを履いて今の新境地に達したからこそ、片桐から手紙が来たわけで、彼の本当の気持ちも消化できたんじゃないかな、と思っております。

 元々こちらの作品はエブリスタにあったものを改稿なさったとの事ですが、多分古い作品なので今のみくまゆ様エッセンスとは微妙に違います。
 これはこれでよいのですが、個人的に屑の登場タイミングとぽっと出キャラの伏線が薄かったので、もしも文字数制限や期間がまた違っていたらまた違う内容になっていたのかもしれませんね。

 ちなみに、私はこの題名をみてがっつりR18を期待してました。

 土下座してお詫びします!!!!!!!!!!!!!!

 ただ、お詫びはしますが、酷評と良い点はがっつり推していきます!

 私は屑をここまで上手に扱うみくまゆたん姉様の文才が大好きです。
 世の中に屑を書く作者さんはたくさんいらっしゃいますが、私は屑が屑過ぎると吐き気がしてそれ以上読みません(某〇の勇者の成り上がり、無能〇〇など)
 ですが、みく姉様の屑キャラは私が最初に推した作品同様にヒドイ奴が多いんですが、読んでて小気味よいところが好き。
 文章は多分エブリスタバージョンだと思うので容量は丁度良い。
 塚本がもっと屑だったら面白かったのかな~?とか、逆に塚本と第二恋愛に発展してR18展開にて体験談の官能小説を書くのか!?と期待してしまいましたOTL;
 ある意味読者の期待をいい意味で裏切られました(´;ω;`)ウッ…
 題名にパンチがある分、全くR要素なく完走した点はすごいなと思います。

 おまけ。

 偶然みつけた亀甲縛りのくまさんクッキーに爆笑してしまい、ついついヘッダーにしました。重ね重ね申し訳ございません。 
 私的にみくまゆたん姉様の書くがっつりエロエロの小説もこの文章力だとどうしても期待してしまうので、題名をみた瞬間、「これは絶対最後までwkwkが止まらない!!!」と思ったのが正直なところです。
 くっそう・・・R指定ゼロでここまで落ちどころを決めたのが上手い。
 あとは幽霊の彼女と百合ちっくな展開になって脳内エロXXXを展開しちゃうのかな~なんて妄想したのも秘密です。
 多分、もっと掘り下げるとパターンが色々持っていける作品なので、先走りが出ちゃった感じでしょうか。今年の創作大賞の後にまた違うパターンΩバージョンでお披露目される日を期待しております★

 一言、読者の期待をいい意味で裏切るみく姉様の書き口が好き←やっぱり本人推しなんじゃんwwと突っ込みなしでお願いします。

(勝手に自由な感想文なので、問題ございましたら消しますのでご了承願います)

 最後に、素敵な作品をありがとうございました!次はみくまゆたん様の有名なそれパクのレビューを・・・!←懲りずにまだ推す 




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?