冬日あおい

冬日あおい

記事一覧

あの日、確かにラ・チッタデッラはあの子の王国で、チネチッタはあの子のお城だった。

 2021年3月7日。  バーチャルYoutuber・名取さなちゃん初の単独イベント「さなのばくたん。-ていねいなお誕生日会- Powered by mouse」が開催された。 そうただの文章に…

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読んだ/見たもの感想メモ_202008

最近、なぜか朝早くに起きるのにちょっとハマりました。 5時くらいに起きて、ゆっくり朝ご飯食べたり、ゲームしたり、運動したり、本読んだりしてます。 結構楽しいです。 …

読んだ/見たもの感想メモ_202007

気付けば8月なの恐ろしすぎる。助けてくれ。 ●読んだ・見たもの小説『いま集合的無意識を、』神林長平 SF作家第三世代の一人として30年書き続けてきた神林長平たる「ぼく…

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読んだ/見たもの感想メモ_202006

遊ぼうぜ まだ6月だ!(7月) 先月はなんか漫画多めでした。ipad買ってからというもの無限に漫画を買えてしまって危ない。 ●読んだ・見たもの小説『夜市』恒川光太郎 ホ…

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最近読んだ/見た、小説/漫画/映像作品感想メモ_202004〜05

いつもはTwitterで脈略もなく喚いてるだけなのでまとめたくなって、書いたもの。 備忘録も兼ねて月一ぐらいで習慣化したい、という気持ち。 ネタバレはしないように気を付…

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せめて、いつか必ず来る3月7日の話をさせてくれ。

「ひかりのうみにて、きみをまつ。」 1  ようやくありつけた心地の良い微睡は、しかし、長続きはしなかった。  無情にも鳴るアラームの音が、夢の世界へとしがみつこう…

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あの日、確かにラ・チッタデッラはあの子の王国で、チネチッタはあの子のお城だった。

 2021年3月7日。
 バーチャルYoutuber・名取さなちゃん初の単独イベント「さなのばくたん。-ていねいなお誕生日会- Powered by mouse」が開催された。
そうただの文章にしてしまうと、なんだかとても味気なく、少し勿体ない気がしてしまう。
もっとより相応わしい、輝かしい表現があるのではと考えてしまう。

 何故なら、私たちはその日が来ることを何よりも待ち焦がれていたはずから。

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読んだ/見たもの感想メモ_202008

最近、なぜか朝早くに起きるのにちょっとハマりました。
5時くらいに起きて、ゆっくり朝ご飯食べたり、ゲームしたり、運動したり、本読んだりしてます。
結構楽しいです。

●読んだ・見たもの小説『四畳半タイムマシンブルース』森見登美彦上田誠の戯曲「サマータイムマシンブルース」を森見登美彦が「四畳半神話大系」のキャラクタでやろうじゃないかという公式パロディ。本筋はサマータイムマシンブルースに忠実に、小津が

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読んだ/見たもの感想メモ_202007

気付けば8月なの恐ろしすぎる。助けてくれ。

●読んだ・見たもの小説『いま集合的無意識を、』神林長平
SF作家第三世代の一人として30年書き続けてきた神林長平たる「ぼく」と、若くして亡くなった伊藤計劃を名乗る「なにか」が邂逅し、3・11震災を絡めて会話する「いま集合的無意識を、」が表題作だけあって、良い。「ハーモニー」の感想を伊藤計劃に存命中に伝えられなかった神林長平の後悔やその感想そのものが込め

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読んだ/見たもの感想メモ_202006

遊ぼうぜ まだ6月だ!(7月)
先月はなんか漫画多めでした。ipad買ってからというもの無限に漫画を買えてしまって危ない。

●読んだ・見たもの小説『夜市』恒川光太郎
ホラーというよりも奇譚という感じで、ホラー分は少ない。不可思議で、理不尽で、どこか懐かしくて、ほんのり怖い。「夜市」も「風の古道」の全2編で、長さ的にも軽め。文章も読みやすい。

『マーダーボット・ダイアリー』マーサ・ウェルズ一人称

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最近読んだ/見た、小説/漫画/映像作品感想メモ_202004〜05

いつもはTwitterで脈略もなく喚いてるだけなのでまとめたくなって、書いたもの。
備忘録も兼ねて月一ぐらいで習慣化したい、という気持ち。
ネタバレはしないように気を付けているので原則ない……と思う。
202004~05分。

●読んだ・見たもの小説『厭魅の如き憑くもの』三津田信三
結構前に友達に「ホラー読みたいです!」って言ったら渡された何冊かの一つ。同作家の「ついてくるもの」「のぞきめ」が面白

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せめて、いつか必ず来る3月7日の話をさせてくれ。

せめて、いつか必ず来る3月7日の話をさせてくれ。

「ひかりのうみにて、きみをまつ。」

1

 ようやくありつけた心地の良い微睡は、しかし、長続きはしなかった。
 無情にも鳴るアラームの音が、夢の世界へとしがみつこうとする私を大きな力で引き起こす。
 数秒の無駄な抵抗の末、観念して重い瞼を開ければ、そこは見慣れた自分の部屋だった。薄暗いどころかまだ真っ暗で、確認せずとも恐ろしく早い時間――もしくは、恐ろしく遅い時間――であることが分かる。
「さっ

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