「論理」と「感性」のハイブリットで生まれる勉強人
お仕事図鑑#6は「最強の学習者、旅するアナリティクスエンジニアShintaroさん」
新卒から知らない仕事に飛び込んで、フリーになるのはきっと簡単ではない。
私も情報科学科から教育の仕事でフリーとして活動しているが、特に受験に関しては経験者だから”未経験”でもなかった。
そんな中で単身、知らない仕事の世界に飛び込み、エンジニアとして表彰され、転職し、スキルを積み上げて、フリーランスとして理想の生活を叶え、『今からが人生のスタートと感じます』と話す。
就職してからも計り知れない勉強量だと思う。
その強靭な学習力。キャッチアップ力はどこからきたのか。
今回インタビューさせていただく中で、少し見えてきた気がする。
注目したいポイントは
「論理」と「感性」の「ハイブリッド」
旅するアナリティクスエンジニア Shintaro
『最強の学習者』
Shintaroさんとの出会いは神奈川のとある村、Address拠点。
朝、コーヒーを飲もうとしていたら、濡れた髪で颯爽とお風呂場の方から現れた。
「どうも。」
「よかったら一緒にどうですか?」
そんな会話からはじまった気がする。
怒られるかもしれないが、丸めの輪郭、笑うと細くなる目、謙遜なのにちゃんとオチのある面白い話。
とても親しみやすい印象の持ち主で会話が弾んだ。
その後、Address生活では珍しく、打ち合わせなく3回も他の拠点で出会うことになるとは思いもしなかった。
お互い、会うたびに少しずつ生活を変化させていて、毎回楽しい時間を一緒に過ごせている。
そんなShintaroさんとのラジオの最後にも
「自分の人生にタイトル」をつけていただいた。
そのタイトルは
「まだ何も始まっていない」
この一言と、
「0から作り上げるのが好き」という感性。
このふたつは私にとって印象的だった。
Shintaroさんは、人生の中に自分でデザインできる場所や時間を着実に増やしつつも、慢心することがない。
自分が良いと思うものを探し、学び、作り出す。Shintaroさんの姿をよく写す言葉。
今回ラジオを通してこのマインドを支える経験を垣間見れた。
それは高校時代、
勉強と部活(吹奏楽)のハイブリッドによって培われた論理力と感性だった。
具体的にどう培ったかは長いのでラジオで楽しんでいただきたい。
感性によって
見て、聞いて、感じた情報から
論理的に
効率的に学習し、計画し、行動している。
その行動を他者に波及する時にはまた感性が役に立つようだ。
「論理」と「感性」
この話を聞いていた時、世の中の多くの違和感が解消されるような感覚があった。
例えば、「文系」と「理系」のような
認識のために、進路のために使い分けられた様な、
定義が曖昧なのに反対の意味のように使われる言葉。
その言葉のどちらかに優劣をつけそうになるが、
結局は具体的に切り分けることができない。
両方とも必要なもの。
「論理」と「感性」
この言葉もそういった反対の意味になりそうで、でも上手く説明できないものの一つだと感じる。
そもそも、それぞれ「なんなのか」説明するのが難しい。
しかし、今回のShinntaroさんの話を聞くとその違いと活用方法が少し見えてくると思う。
「論理的であり、非論理的、感性的でもある」
その感覚が「最強の学習者」のポイントになりそうだ。
例えば、ピアノをやっていると賢くなる。とよく言われる。
指をよく使うことや音の刺激が良い、とよく言われるがそれに近いのかもしれない。
そのポイントにも注目してもらいながらShintaroさんの人生からリスナーさん達が何かを得てくれれば万々歳です。
しかし、今回その二つを習得していくまでの、体力と精神力の源はどこにあったのか、そこまでは辿り着けなかったように感じて、それが残念ではある。
この点は、ラジオから皆さんにも想像してみていただきたい。
またラジオも乞うご期待ください。
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