博士に行く人が少ない理由

筆者は現在修士課程に在籍しているが、
博士に行くものは限られるであろと感じた。
理由は3つにまとめると、

①そもそも京大生でも1日中研究してられるメンタルや性格を持つものは限られる

これは世間的な認識とかけ離れているが、
京大生が受験生の上位0.9%に入っていようが
所詮はほとんど、頭が若干いいだけのただの人である。
博士に進学するには修士課程で2年間収めた後にさらに3年間研究に没頭する必要がある。9時17時で研究してる最中にあまり人と喋る事は無いのだが(皆自分の研究を進めるのに必死だからである)これにほとんどの人は耐えきれないと思われる。
人間は社会的動物であり、会社に務めながら、
時には喋り、仕事をする時にはするのが普通であろう。

②金銭的な問題

修士課程に行くだけでも文系で就職した学生よりも2年間のビハインドを取ってしまうが、
裕福な家庭に居ないものに取っては中々痛手な問題では無いかと思う。博士に行くと学振に通らない限りは無銭で3年間に過す事になり、経済的に窮屈な思いを長期間感じることなるので、ほとんどの人は避けたがる。

③ライフスタイルの差の問題

研究室と家だけの往復の生活になりがちなのが
修士である。それよりも、さらに固定化されるのが博士なので、色んな場所に営業に行ったり、出張で世界を巡り人に取っては合ってないだろう。博士は学会が世界中であると言えど、1年に1,2回である。

他にも色んな理由はあるが、博士学生が日本で増えない理由は根本的に合う人が少ないからではないかと思われる。

少子化の問題が資金投入だけでは解決できなくて、若者達が自分の生活を崩したくなくて、結婚しないと同じではないか。

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