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一人暮らし大好き人間が人生初の同棲1ヶ月目を振り返る

※これは2年前に書いて下書き保存しておいた内容です。現在、紆余曲折ありましたが同棲は続いています。

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私はいま人生初の同棲中である。
しかも地球の反対側メキシコで。

18歳以降日本や海外で一人暮らしをしており、自分ではまあまあ一人での生活を極めている方だと思っている。

過去に付き合っていた相手の家に頻繁にいくことはあったが、自分の荷物を引き入れ一緒に住むというのはした事がない。

一人暮らしの楽さや自由さに魅了され、元々人とずっといることができないタイプ、友人・恋人関係でも“個人“で考えがちだったり、自分の性格的にも同棲生活には向いていないとだいぶ昔から思っていた。

メキシコで同棲することになった流れ

ここで書いた様に現在メキシコで仕事をしており、現地で出会ったパートナー。

ある時私はメキシコ国内での長期出張があり、完全在宅ワーカーだった彼は私の出張先へ引越し手伝いついでに一緒についてきた(きてくれた)。

私も彼も出張前の街に元々住んでおり、それぞれの家は別々だったがすぐ会える距離だったので、出張前には同棲するという話はなかった。

今回も別に"同棲"について改まって話をした訳ではなく、最初は引越しの翌週に彼は自分の家に帰る予定だったし、出張もいつまでになるかはっきり決まっていなかった。

結局在宅勤務の彼は私の異動先の家でも問題なく働ける事がわかり(元々ある程度は滞在予定だったので仕事用パソコンなどは持ってきていた)なんとなく一緒に買い物したり生活する流れで、そのままずっと一緒に滞在することになったので、"同棲"に対して事前に心の準備はしていなかった。

生活としては、私は外で働いており帰ったら毎日彼が家にいる。
彼は在宅勤務で日中は基本家に一人。
彼が休みの土日は私は仕事。
彼が仕事の平日に私が休み。

休みが被った時か仕事終わりの時間に外に出かけていたので、毎週末の予定決めに困ったりすることはなかった。


一人暮らし大好き人間が同棲してみて気づいたこと

思ったよりも〇〇だった事

・自分一人の時間をそこまで強く欲していない(同じ空間で別々の事ができればいい)

・共同生活への慣れが早かった


良かった事

・乱れた生活(家事放置、時間管理など)が少し改善された

・すぐに他人の意見を聞ける

・語学習得速度が上がった

・セキュリティや安全面での不安が減った

・車を出してくれる人がいる(毎回ではないけど)

・ご飯を作ってくれる人がいる(毎日ではないけど)

・たまに買い物に行ってくれる人がいる

・帰ったら家事が済んでいる事がある

良かった事をまとめて見ると、なんだかパートナーを利用しているだけの奴みたいになってしまったけど、実際同棲していてもしていなくてもパートナーの事は大切に思っているので、現実的なメリットをまとめるとこうなるのだと思う。
そもそもメリットってそういうもんだし。


よくなかった事

・相手が使っているスペースを考慮して自分の居場所を見つけないといけない

・勝手に相手に求めて期待してそれを裏切られる事が増えた

・料理の献立決めがめんどくさい

・自分ではいらないもの(食糧など)も買わないといけない

・トイレ、シャワーを使えない時間がある

書いてはいるけど実際耐えられないほど嫌なことではなし、書き出してみると良かったことより数は少ない。


結果的に、“同棲“は私が思っていたよりもうんと楽で良いものだということが分かった。(もちろん相手との相性はある)

私は26歳にしてまた新しい自分を発見し、食わず嫌いだった同棲という壁を乗り越え、ひとまずは孤独死から遠ざかることができた。

同棲に限らず「自分にはこれ向いてないな」と考えるものは数えられないほどあるけれど、逆にそれをやってみる事、やってみて更に少し続けてみる事で広がる世界も同じだけある。



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