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これだけの情報化社会なのに、、病院を選んでいますか?

皆さん、病院にかかるとき、病院を「選んで」いますか?
今まで、というか今も、
「近所に“〇〇科”あったよね」で行っていませんか?
時代は変わっているのに、なんとなく「昔のまま」なこと、ありますよね?

病院も「専門性」が高まっていると感じます。
それぞれの病院の「専門性」を調べると、
より良い治療にたどり着けます。


整形外科で


少し前にランニングで脚を痛め、
整形外科に行きました。

整形外科って「足が痛いです」というと、
「レントゲン」を撮り「骨に異常なし」とわかると、
「湿布」を出される。

こんなイメージは、ありませんか?

今回は、骨に異常がないのは明らかでした。
湿布なら自分で買えばよいし、、と3週間ほど放置しましたが、
治らないので、病院に行くことにしました。

整形外科って、高齢者でどこも一杯ですよね。

同じ整形外科でも、高齢者の症状と、
スポーツで痛めたのとでは、専門が違うんじゃないの?

そう思い検索してみたら、
「スポーツ専門の整形外科」がありました。

大正解でした。

体のバランスや走り方の癖をみて、
弱点を強化するトレーニング方法を教えてもらいました。


骨密度の測定で


母が骨粗しょう症で苦しんできたのを見ているので、
私は50代に入った頃に、骨密度の測定をしてもらいました。
こちらで書きました。

骨粗しょう症の検査に行くなら、
「DXA(デキサ)法」という検査ができる病院を事前に調べていきましょう。


扁桃腺の切除手術で


娘が数年前に扁桃腺の切除手術をしたときの話です。

娘は小さなころからよく扁桃腺を腫らせて高熱を出しました。
何度も入院したことがあります。
私の母も扁桃腺の切除手術をしたことがあったとのことで、
遺伝なのかなと思います。

社会人になる前に、思い切って切除しようと病院を調べました。

扁桃腺の切除手術は、一般的には一週間の入院が必要です。
術後は基本的に「経過観察」で、治療などは特にない。
食べたり飲んだりが一切出来ない状態から、
少しずつ流動食などへ切り替えていきます。
一週間もの入院は「安全のため」なんですね。
特に治療もないのに一週間も入院って、
精神的な負担が大きいですよね。。

そこで検索してみたところ、
「日帰り手術」をしているところがありました。
正確には、その病院は少し専門が違っていて、
「扁桃腺」の短期入院手術をやっている病院を紹介してくれました。

娘は、一泊二日の入院で済みました。

予後をどう過ごすかについて、しっかりと説明を受け、
異常があったときにはすぐに来るように、とのことでした。
一度夜中にタクシーで行くことになりましたけどね。

娘は、扁桃腺を切除してからは、
本当に熱を出さなくなりました。


歯の矯正


私が40代で歯の矯正をした話は、以前も触れました。

きっかけは、「見栄えの良い差し歯を入れたい」でした。
前歯の大きさが大小あり、余計に歯並びが悪く見えていました。
差し歯は保険適用外なので、ある程度お金が掛かります。

どうせお金が掛かるなら、
「矯正ってどんなものかしら?」と
歯医者さんで聞いてみました。
「月に何度か矯正専門医が来るから、相談してみて」
ということでした。

その日に行ってみました。

すると、でっぷりと太った、
お世辞にも清潔感があるとは言えない医師でした。
見た目でそう感じてしまうのか、、
何をするにも「面倒くさそう」でした。

「どのようにやるんですか?」
「気になるところを直します。」
「上の歯がガタガタしているのを直したいです。」
「出来ますよ。」
「部分的にやるんですか?」
「それも出来ます。」

なんじゃこりゃ!!
それだけ??

というわけで「矯正歯科」を検索してみました。

調べて行った矯正歯科で言われたことは、
「矯正歯科はかなり専門的な分野のもの。
うちでやらなくてもよいけど、
“矯正歯科専門”の歯科でやってね。」と。
その病院で、矯正をしました。

最初の病院の、
あてにならない感じの医師で始めなくて、
本当に良かったです(-_-;)


痛いから病気があるとは限らない、痛くなくても病気があることもある


こちらで書いた「根幹治療」医から聞いた話です。

先日このような患者さんがいたそうです。

別の歯医者さんで、
奥歯が痛いからと神経を抜いたけれど、直らない。
隣の歯の神経を抜いたけれど、やはり治らない。
もう一本の歯の神経も抜いたけれど治らなかった。
患者さんは「根幹治療」医のもとへ来たとのこと。

見たところ、どうも歯に異常はなく
ペインクリニックへ行ってもらったそうです。
すると「神経の病気」だとわかった、とのことでした。
歯が痛いからと言って、歯が悪いとは限らない
心臓が悪いと歯が痛んだりもするそうです。

また、症状があるから病気があるとは限らないんですよ。
逆に、症状がなくても悪い病気ということもあります、と。

しかし、歯医者には「痛い」ときにしか行かないですよね。
歯も、普段からちゃんと点検していることが大切ですよ、と。


積極的に良い病院を探しておく


普段からの体の「管理」は大切です。
信頼できない医師に「管理」してもらっても、あてになりません。

「この病院、どうなんだろう」と思いながらもそのまま、、
私たちには、「(お医者様に)みていただく」
と、受け身な気持ちがあるのかもしれませんね。
でも、自分の体ですよ。

また、何かの症状で病院にかかるときは、
病院探しのチャンスです。

いろいろなサービスがあるのと同じように、
病院だってレベルも専門もさまざまなはず。
ちゃんと選びましょう。

これだけの情報化社会ですから、当たり前かも知れませんね。

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