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お互いに「正直でいられる」ことの大切さ

ステキなお店だけど、「イマイチ」な料理だったら。
あなたは「美味しいね」と言いますか?
友人との会話で、私が思った話です。


レストランで


友人と、あるレストランに行った時の話です。

新しく出来た美術館併設の、オシャレなお店でした。
メニューは野菜中心の、アレンジの利いた少しお高めのランチでした。

サラダが運ばれてきました。

「キレイだね!」

ここまでは良かったのです。

一口、二口、、
「なんか、、変な味。凝り過ぎてるって言うか、、」
友人が言いました。

「そうだね。この野菜も、見た目はいいけど。
急にこの固くて太いの、、食感的にどうだろ。。
長く固いごぼうが一本真ん中に鎮座しています。
野菜の鮮度もイマイチです。

「最近こういうとこ多くない?高くて見た目ばっかりの。」

食感の悪いサラダをモゴモゴと食べながら、
私たちのテンションは下がります。

「ねえ、他の人と食事してる時にも、そういうこと言ってる?」
「ううん、AOにしか言わない。
娘たちと出かけた時にさえ言わないよ。
気分悪いってほんとに怒られるから。」

「そうだね。言わないほうが良いね。
私もパンケーキ流行ったときに娘と食べに行って。
家で私が作った方がおいしい。何でこんなものに並ぶんだ。
高いし、ほんと信じらんない、って言ったら、本気で怒られたわ。」


贈り物をもらって


毒を吐くついでに、こんな話をしてもいいですか(笑)?

皆さんは、誰かに贈り物をする時、どんなものを選んでいますか?

贈り物をもらって
「どうしてこんなものをくれるの?」
と思ったことはありませんか?

実用品や消耗品でなく、
好みの別れる「趣味性の高い」もの。
こういった贈り物は、よほどその人を知っているのでなければ、
してはいけません。

私が「どうしてこんなものをくれるの?」と思ったもの。
(身近で見た人の例を含む)

1,玄関などに置く陶器の飾り物
「犬」とか玄関先に置いている家ってありますよね?
それは、ロマネスク調(か知らんけど)の
曲線的な女性の上半身の置物でした。
高さ40㎝くらい。

2、ヨーロピアンな猫のチャーム
そもそも「ヨーロピアン」好きじゃないし、チャームも付けないし。
やめてーーー!!

3,額に入った「絵」
私が結婚した時に、結婚祝いに兄がくれたものです。
そもそも、部屋に絵を掛ける「壁」はどこにもないのに。

もし私が絵の類を飾るとしたら、
奈良美智とか、ジャンコクトーとかマンレイかな、、

その絵は、んーよくわからん。ヨーロピアンなの?
壺のようなものが細い線で描かれているリトグラフです。
一度も飾らず、離婚した今も持っています。
一応ナンバリングされているので、希少性はあるのかな?
先日「美術品買取」に問い合わせてみたのだけれど、
「作者不明」で買取不可でした。

このことは、兄には言っていませんが。。
兄がこれを読んでいたら、、
返して良いですか?(笑)

こういう贈り物をする人に言いたい。
「ねえ、私の趣味を知ってるの?」と。
自分の趣味の押しつけですよね(言い過ぎ 笑)

あと、歓送迎会などで「贈り物をしよう」という話になったときにも、
人のセンスって現れますよね?

予算が無いのに「身につけるもの」、ハンカチとかならいいけれど、
安っぽいマフラーとか、、私なら絶対つけないな。

「ウェッジウッドのティーカップ」とかあげたがる人もいます。
私なら、即リサイクルショップですね。
今の時代、趣味嗜好はみんな違いますからね。
「定番」という感覚は、古いです。

私が贈り物をするときは、基本「無くなる」ものにします。
「欲しいけれどまだ持っていない」というものは、
その人なりにこだわりがあるはずです。
意外な「めちゃくちゃいいじゃん!」なんてものは、
そうは見つかりません

お酒好きならワインとか、ちょっと変わったお酒とか、
ちょっと高級なおつまみとか。
スイーツ好きなら、なかなか買えないお店のものとか。

多少外しても、影響の少ないもの(笑)

あ、よほど親しい人の場合は別ですよ。


「イマイチだね」を言える相手は、「本当に楽しい」もわかる


何でも揚げ足を取ったり、クレームを言ったりはしませんよ。
私は、感じたことを「正直に」言いたいだけ(笑)。

もちろん、大人ですから。
それほど親しくない人との食事で、「イマイチだね」なんて言わないです。
相手の気分を害してはいけません。

贈り物をもらって、
「こんなもん、要らない」
とも言ってはいけません。
善意に対して、感謝する。
「礼儀」ですよね。

でも、、

気に入らないものでも、ありがたく飾ったり使ったりしなきゃダメ?
見かけばっかりの高い、まずいご飯でも
「美味しいね」って言わなきゃダメ?

ある意味、同調圧力(笑)

私がこの歳になっても付き合いが続いているのは、
「正直に」言える相手です。
プライベートで「同調圧力」はキツイですからね。

「イマイチだね」を言える人は、楽しい時も「本当に楽しい」と分かる。
そんな人が周りにいてくれることに、感謝したいと思います。

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