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寿命200年も現実に?そのとき私たちはどう生きる?

先日こちらのテレビ番組を見ました。

新番組 超ハードコア教養バラエティー『カズレーザーと学ぶ。』
初回SPのテーマは“不老不死”

※最新話のみ無料視聴(11/1まで)できます。

科学や医療の技術は、私たちの想像をはるかに超え
進んでいるようです。
「不老不死」が、もはや夢ではない時代が来るかもしれません。


寿命が200年に?


『寿命200年越えも!?遺伝子技術は神の領域へ!』
遺伝子検査ベンチャー ジーンクエスト代表 生命科学者 高橋祥子

遺伝子研究がすさまじい進歩を遂げていて、人類の寿命を延ばすという。

遺伝子のON/OFFが発動されることで、
体質が変わったり病気が発症したりする。
『エピジェネティクス』=遺伝子の配列は変わらず、
遺伝子のON/OFFをする仕組み
長寿の鍵を握る遺伝子の配列に応用することで、
若返りもできるのではと言われている。

「細胞のリプログラミング」という技術について。
iPS細胞の山中伸弥教授が発見した4つの遺伝子『山中因子』は、
発現させると『エピジェネティクス』がリセットされ、
元通りの細胞に若返るということが分かっている。

・研究の進んだ背景
人間一人当たりの全遺伝子の解析コスト
2001年は100億円だったのが、2015年は7万円にまで下がっている。
IT革命、コンピューターの性能が劇的に向上したことにより、
新しい発見が加速度的に増えている。
・研究の体制
今年、世界的な資産家たちからの3500億円の資金調達で
アンチエイジング研究企業AltosLobsが誕生した。
京都大学の山中伸也教弥教授も参加している。

「細胞をリセット」する技術が、現実化しつつある。
そうなると、「年齢という概念が無くなる」

老化研究の権威
ケンブリッジ大学オーブリー・デ・グレイ博士の言葉
「老化を止める薬や技術は、今後20年で完成する可能性が高い。」


ポータブル型人工心臓や、脳と機械をつなぐ技術


『ここまで来た!人間機械化 デジタル不死とは?』
東京大学先端科学技術研究センター 教授 稲見昌彦

『人間拡張工学』の進歩で、現在はポータブル型人工心臓
脳と機械をつなぐ『ブレインテック』が注目されている。

アメリカの男性が「ポータブル心臓」をリュックで背負い、
バスケットボールをしていました。
この時はドナーが見つかるまでのつなぎということで、
555日間、無事に日常生活を過ごせたとのことでした。

また、機械が脳を読み取り、
手足などを自在に動かすことが可能になってきているとのこと。

代替臓器や四肢など「部品交換」が可能になりつつある、
ということでした。

がんが克服される時代へ


『2035年人類はがん克服?超長寿時代が到来!』
医療未来学研究者 医師・医学博士 奥真也

1990年代から、手術と放射線、昔の意味の抗がん剤の組み合わせで
がんはある程度直せるようになってきた。
今は、抗がん剤といっても昔の抗がん剤とは全く違ってきている

2000年から、画期的な薬『分子標的薬』が出てきた。
昔の抗がん剤はガン細胞と一緒に正常細胞も壊してしまい、
患者が体力で負けていた。
『分子標的薬』=ガン細胞特有のタンパク質や遺伝子を標的に、
ピンポイントでガン細胞を攻撃。

ガン細胞は、がん細胞を攻撃しないようにと免疫細胞をだます特徴がある。
『免疫チェックポイント阻害剤』=だまされていた免疫細胞を
だまされないでと変化させる

新たな治療法として、
『光免疫療法』=光をあててガン細胞だけを高い確率で狙い撃ちする。
光免疫療法ではいずれもがんの縮小がみられ、
完全にがんが消滅した事例も。
老化は、老化細胞が溜まることで起こる。
光免疫療法を、老化細胞を壊すことにも応用できるのでは。

2035年は、もうすぐですよね。
がんを克服できる時代
すぐそこまで来ているのかもしれません。

このような「補足」もありました。

かなり役者(治療法)がそろってきた。
今既にがんは、我々が持っているイメージよりも、
治ったり制御してがんとともに生きることができやすくなっている。
私たちはそういったことを知らずに、イメージのギャップがある。
普通の病院でできる標準的な治療治るがんが増えている


寿命が200年になったら?


科学や医療の技術は、コンピューターの進化も背景にあり、
この20年間爆発的な進歩を遂げたようです。
寿命は、今までのような毎年わずかずつではなく、
今後は爆発的に延びるかもしれません。

私たちが80代になる30年後には、
人生100年といわず
人生200年になっているのかもしれませんね。

昔55歳の定年時に、「老後は20年」と思ったら
実際は40年あったというのと同じように、
90歳までと思っていたら、200歳まで人生があった
ということはありえます。

その時、私たちはどう思うのでしょうか?

42.195キロのマラソン大会に出たはずが、
途中で「100キロになりました。」
といわれるようなものですね。

体は問題ないとしたら、やはり問題は「心」ですよね。
どう考え、どう生きるのでしょうか?

また、人生200年の時代になったら、
人生観が全く変わってきますよね。

200年もの人生で、自分が何をするのか。
200年もの命を与えられたら、その命をどう生かすのか。

その時こそ、真価が問われるのかもしれませんね。

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