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歳をとればとるほど切実な問題:歯の話

皆さんは、虫歯はありますか?

私たちの年代は、私たちが小さな頃、
親に「虫歯予防」の重要性が浸透していませんでしたよね。

私は、乳歯は全部「味噌っ歯(わからない人もいますよね 笑)」でした。
親が「どうせ生え変わるんだから良いんだ」
と言っていたのを覚えています。

乳歯の虫歯が、永久歯の歯並びや虫歯に影響するという話は、
自分が大人になってから知りました。
とき、すでに遅し。。

「歯」こそ、「知っていれば」ということが多い気がします。


歯の知識は、「子どもが生まれる前」から必要


子どもを妊娠すると、行政から「母親学級」の案内がありましたよね。
あれ、すごくいい制度ですよね。

私が、娘が生まれる前に「母親学級」に行って
「本当に良かった」と思ったこと。

赤ちゃんが生まれて「母乳やミルクだけ」から
徐々に、麦茶やリンゴジュースなどを飲むようになります。

この時期に関して、母親学級で教わったこと。
「お風呂の後に“糖分のある飲み物”を飲ませてはいけません」

歯が生えるか生えないかの時期に、
寝しなに糖分の入った飲み物を飲ませると、
生え始めの柔らかい歯があっという間に虫歯になります、と。

私が実家に帰省した時に聞いた話ですが、
近所の人がまさにこれだったとのこと。

お風呂上りに「ポカリスエット」を飲ませ、
まだ言葉のしゃべれない1歳の子が、
どこかを「痛がって」病院に行ったところ、
歯茎の奥にある生えたばかりの歯が虫歯だったそうです。

出るか出ないかの奥まった歯。
まだ1歳の赤ちゃん。
治療はどのようにするんでしょうね。
知らないって恐ろしいですよね。

また、赤ちゃんにはもともと虫歯菌はなく「移るもの」という話も、
ずいぶん大人になってから聞きました。

先日妊娠している女性と話す機会がありましたが、
今は赤ちゃんに「(口に)キス」してはダメ
と教えられているそうです。

私たちの親世代は、親が咀嚼したものを
子どもに与えたりしていましたよね(笑)。
とんでもないですね!


生え変わると同時に虫歯になった


私は永久歯が生えそろった頃には、
全体の半分くらい虫歯になっていました。
実家の隣が歯医者さんで、よく通ったのを覚えています。

そんなに早い時期「つめもの」や「かぶせもの」をした状態から、
70年や80年「歯をもたせないといけない」
その切実さが、当時は全然わかっていませんでした。

歯って、生えはじめがやわらかく、虫歯になりやすい。
それからはどんどんエナメル質が固くなり、虫歯になりにくくなる。

時間を巻き戻したいですね。


40代での歯科矯正


私は、歯の矯正を40代のときにやりました。
こちらで書きました。

「歯にかかる“圧”を分散し、重なりをなくし掃除しやすくする。
歯間を風通しの良い状態にし、衛生を保つ。
歯科矯正には、そんな“歯を長持ち”させる意味がある。」
という説明を聞いて、やることにしました。

しかし、もちろん完璧ではありません。

今回、2~3年前に詰め直したはずの奥歯が痛んだのです。


さて、治療は、、


矯正は矯正専門の歯科へ行っています。
通常の点検や虫歯については、家の近所の一般歯科へ行っています。

その歯医者さん、
いつも空いていて、ものすごく「ちゃっちゃ」とやってくれて、
早くていいんですけどね (笑)。

でも、気遣いが足りないのか、せっかちなのか、、
何だかいつも落ち着かない感じなのです。
この歯を治療したのもそこだし、あんまり信用できないかも。

「近いから」とか「すぐできる」とかじゃなくて、
ちゃんと調べたほうが良いかも。。

すると「根幹治療」に特化している歯医者さんというのがあるんですね。
知っていました?


根幹治療とは


根管治療とは歯の根管の中にある「虫歯に感染した歯の神経」「細菌」「過去に詰めた古い充填材」等を除去していく歯科の治療法です。

https://www.higuchi-shika.com/dental/endodontics/

今までも行っていた虫歯の治療ですが、
マイクロスコープなどを使っての「精度の高い」治療に特化した歯科があるのです。

可能な限り「歯を抜かない」ために。
抜歯を勧められたケースでも残せる可能性があるようです。

比較的家の近くにあった「根幹治療」に特化した歯医者さんで、話を聞きました。

歯の根の治療は、根幹に薬を入れ、細菌を発生させないようにするのだけれど、
一般的にうまくいく割合3~4割程度とのこと。
そして、詰め物やかぶせものの精度が悪いと、
すきまから細菌が入り、虫歯が進むそうです。

精度の高い治療には、特別な精密機器等が必要。
また、つめものやかぶせものは隙間のない精度の高いものになる。
すると、一部「保険適用外」になるという話でした。


若いときはひとごとだった


「保険適用外」と聞いて、「なーんだ」と思いましたか?
でも、将来「入れ歯」になった自分を思い浮かべてください(笑)

これもね、、

自分がまだ若いときには、祖父母や親が「入れ歯」になっても
「歳とったらそんなもんでしょ」
と思っていましたよね?

今はインプラントとかもあるし、、
とも言いますが。

以前ある女性(まだ50代でした)は奥歯を全てインプラントにし、
ン百万掛かった、と言っていました。
そんなにお金あります?
私は、無い。

インプラントだから
「固いものが食べられない」
ナッツや煎餅が食べられない、と言っていました。

その時は、私も漠然と聞いていましたが、、

私は「固いもの」が大好きなんです。
ナッツが食べられないなんて、考えられません。
そのうち形のない「やわらかい」ものしか食べられなくなるかも、とか
ぞっとします。。
これは「わがまま」でしょうか?

やっぱり、自分の身は自分で守る!
自分の自由は自分で確保する!

今のうちですね。。
なんとしてでも、私の枯れ枝のような奥歯をもたせたい!!
やりますやります、根幹治療!

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