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家族サービスはもういらない

ゴールデンウイークですね。
皆さんは、どうお過ごしですか?

私は昨日、新宿に行きましたが、
人、人、人、、
「コロナ前はこうだったよね。」と思い出しました。

今朝テレビをつけたら、渋滞情報をやっていました。
小さな子どもがいる家庭では、GWに「何かしないと」
ですよね?

今日は「GW事情」で感じたことを書いてみたいと思います。


とりあえずどこかへ出かける


実家へ帰るのに、
「渋滞に巻き込まれ、〇時間もかかった」というレポート。

都内からの「近場」スポットの紹介では、
アスレチックやキャンプや潮干狩りなど。

よく動物園なんかで、物心もつかない小さな子どもを
連れてきている人がいますよね?

子どもはまだ何にもわかっちゃいない(笑)
そんな小さな子をわざわざ連れ出して!
と非難する人がいますが。

子どもって、家にいても一人でじっとしていられない。
親も家で子どもの相手を一日中しているのは、本当に大変です。
それなら子どもも自分も楽しめるところに、
「出かける」ほうがいいのです。


休めないとき


テレビでインタビューに応じた男性は、
「朝早く起きて、(車を)運転して、(BBQを)焼いて、後片付けして。帰りも運転して。
休みは無いですよ。」と。

男性も女性も、子育て期は働き盛り
あっちもこっちも忙しい。
自分の時間なんて少しもない!
少しくらい休ませてくれ!
そう思いますよね。

そして、夫婦で「どっちが楽をしているか」
の争いになったりします。

でもね、これも一時なんですよ。

子どもが中学に上がる手前くらいから
子ども同士で出かけることが多くなり、
親は休みの日に「子どもの予定」を考えなくてよくなってきます

中学に上がると部活なんかも増え、
さらに休みを親と一緒に過ごさなくなります
高校になると、もはやお出かけに
「親が子どもに付き合ってもらう」感じ。

あんなに大変だったのに(笑)


いまはむかし


私は、正式に離婚したのは娘が4歳のころでしたが、
家庭内別居は1歳のころからでした。
生活上も精神上も完全に「ワンオペ育児」で大変でした。

このころの話です。

休みの日も朝4時に起きて、娘が起きる前に
掃除や一週間分の食事の作り置きなんかをしていました。

娘が起きてからは「どうせ家事もできない」ので、
「一緒に出かけてしまったほうが楽!」だったから。

平日は、家に着くなりの「おなか減った」との時間競争。
その間にも娘は「ママあそぼ」と言いました。
「お仕事(家事)終わったらね」と私。
「お仕事終わったらあそんでね」と娘。

終始寂しい思いをさせていたと思います。
朝は朝で、「早く!早く!」の連発でした。

育児はどれだけやっても完璧なんてないけれど、
「罪悪感との戦い」でもあったのでした。

それも、いまはむかし。。

新宿には、娘が私の誕生日祝いをしてくれるということで、
食事に行きました。

「してもらう」側になった私。
ありがとう!うれしいっっ!!
ご褒美ですね(笑)!


子どもが家を出るとき


先日友人が、「今度下の娘が家を出ることになったのよ。」と。

友人は、夫が単身赴任中で、
社会人の二人の娘と三人暮らしです。

上の子はとても活発なタイプで、
下の子はおとなしく堅実なタイプです。
上の子は一度家を出たけれど、転職を機に家に戻りました。

「上の子はどうせいつも家にいないし、
いつまた家を出るかわからないけれど、
下の子はずっと家にいる子だった。」
「このまま、おそらく結婚して、
もう一緒に住むことは無いんだなと思うと寂しくて。。」

人が成長して自分で行動し始め「戻らない」ことは良いこと。

でも
「もう二度と一緒に住むことはない。」
寂しいですよね。
二人で涙ぐみました。

親はみんな、この道を通るんですね。
「みんなが通るから、辛くない」ということはないのです。


変化していくこと


ライフステージに合わせて、
心も変化できるようにしていきたいですね。

「頼りにされなくなった」のは、
「役割を果たした」ということ。

その時は無我夢中で、過ぎれば後悔ばかり。
子育てってそういうものではないでしょうか。

後悔しても悔やんでも時間は戻らない
いつまでも「頼りにされる」のも、違います

ランで都内を走っていたら、
和菓子屋さんから一口ようかんを頬張りながら出てきた、
白髪の男性がいました。

「長距離サイクリング」の栄養補給だったとのこと。
自慢の愛車を見せてくれました。
いくつもの海外のサイクリング大会に出た「相棒」とのこと。
「76歳なんですよ。」
と、日に焼けた素敵な笑顔でした。

別の場所では、話題のカフェにおしゃれをした50代女子3人組。
また別の日には、一人ビールと豪華ランチを楽しむ60代くらいの男性。

誰かとでも、一人でも楽しめる休日。
そんな心の余裕を持てる、
「本当の大人」になれるといいな。
そう思った、GWのひとときでした。

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