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あなたの脳はあと40年もちますか?

最近物忘れ、ひどくないですか?
いま50代で、あと40年?もしかしたら50年?
身体もさることながら、脳がもつかしら?
私も不安です(笑)
「これから何が必要か?」書いてみたいと思います。


「記憶」とは


先日こちらの番組を見ました。

超ハードコア教養バラエティー『カズレーザーと学ぶ。』
※2/21放送分
記憶の正体…忘れたくない思い出残すコツ▽認知症の記憶呼び戻す

今回のテーマは『記憶』!
なぜ人は思い出せたり忘れたりするのか?
最新研究により記憶に関する新事実が続々と明らかに!
謎に満ちた記憶の正体に迫る!

以前、同番組のテーマ「不老不死」の際に書いた記事はこちら


記憶の容量


人間の記憶は、およそ140億個の神経細胞1万個ほどのシナプスでそれぞれつながって形成されているものである。
数値にすると、少なく見積もっておよそ17.5 テラバイトほど。
これは、ざっと地上波テレビ番組を録画するとおよそ143日分に換算される。

そのままだと、半年ほどで容量が一杯になる。
そのため、脳の中で記憶に残すものとそうでないもの
「取捨選択」が行われているとのことです。

長期記憶への置き換え


(いろいろなことがらは)視覚、聴覚などを通じて、脳の海馬という場所に短期記憶として蓄えられる
この短期記憶は数分〜数日で消えてしまう
これが俗に“記憶”として扱われる「長期記憶」に置き換えられるには、
大脳皮質の方に移し替えられる必要があるといわれている。

長期記憶には主に以下の3種類がある。
1、経験や出来事など個人の思い出の「エピソード記憶」
2、自転車の乗り方など体で覚えた「手続き記憶」
3、言葉の意味、数式などの「意味記憶」

この中でも「意味記憶」は覚えづらく、印象に残った思い出や出来事などストーリーのある「エピソード記憶」は残りやすいという。


記憶の選択


人間は、記憶を選別し必要なものだけを長期記憶に保存し直す“記憶の固定化”を、睡眠中に行っている
自分や子孫が生き残るのに必要なものが優先されるとされている。
その基準として、喜怒哀楽(感情)が大きく動いたものを重要と脳は判断している。

「記憶の選択」のメカニズム

感情が揺さぶられることで脳の辺縁系と呼ばれる部分が活性化される。
うれしい情報だとドーパミンが分泌され神経細胞が活性する。
感情がどれくらい動くかによって記憶の重み付けがなされている。

神経細胞は、強い刺激が来ると神経伝達物をたくさん出すため、これが続くとシナプスが大きくなったりする
そうなると、通常の弱い刺激でもたくさんの伝達物質を出す
これが記憶とか学習のメカニズムであり、「長期増強」と呼ばれている現象である。

感情が揺さぶられることが、記憶を増強する、ということですね。


生き残った記憶が性格や人格を形成する


蓄積された記憶“マインドセット”と呼ぶ。
今までの経験、記憶をしてきたことで、脳の中に仮想世界のようなものが作られる。
一人一人違うマインドセットが、諸々の判断基準や反応につながり、
人格や性格につながっていく。


脳はネガティブなことほど記憶しやすい


同じ感情でも「怖い」感情の方が記憶に残りやすい。
自分や子孫が生き残るのに必要なものが優先されるため。

脳は良いことよりも、ネガティブなことを記憶しやすいことは、
以前にも紹介しました。

私たちはライオンから走って逃げなくても良いが、今もその本能は抜けていない


脳の活性化


では、脳を活性化させるにはどうすれば良いのでしょう?
このようなことが有効とのことでした。

・刺激
・ルーティーンを変える
・会話(ペットでも良い)
・新たな環境

脳にとって、「変化」は良いことも悪いことも「ストレス」であり、
「慣れた」状態一番心地よいことは、以前書きました。

しかしそれでは、人の記憶力は衰え、脳が退化するということですね。

変化を避け「安定したい」自分にムチ打ち、
新しいことをしたり
人と関わったり
どこかに出かけたり

すると、「脳を活性化」することになる、ということですね。

50代からのリセット&リスタートにつながりましたねー(笑)
「新しいことをする」適応力を高めること。
そして、脳を活性化する!

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