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人生後半のQOLにどこまでお金をかけるか問題

歯医者通いが続いています。。
通い始めて、もう1年になります。
ようやく終わりが見えてきました(-_-;)

また、先日こちらの本を読みました。
(実際は、オーディブルで聞きました)

歯医者通いと、堀江貴文さんの本で感じたことを書いてみたいと思います。


歯の移植


私の奥歯(6歳臼歯)は、生えてすぐに虫歯になり、
4本ともに治療をし、かぶせものをした状態でした。

歯は「生え始め」が柔らかく、最も虫歯になりやすいそうです。
人の一番大事な「6歳臼歯」。
その名の通り6歳で生えますから、
当時本人は、その重要性を知りません。
「歯は親の責任」と言われるゆえんです。

うち1本が痛み、ネットで調べ、
「根幹治療専門」の歯医者さんへ行きました。

一年かけて複数の歯を治療しました。
痛んでいた1本は、治療の甲斐なく、抜歯することになりました。
歯が割れてしまっていると、根の治療をしてもまた菌が内部に入り込み、ダメなんだそうです。

抜歯後の選択肢は、インプラントかブリッジ。
「あ、親知らずがありますね。」

私の親知らずは4本ともに、頭が出ていない状態で「埋まって」いました。

歯の移植というのがあるんですよ。聞いてみてはどうですか。」

紹介された専門医で、「移植」をしました。
親知らずを1本抜いて、抜いた奥歯の場所へ埋めるんです。
こんなことができるなんて!
すごっ

調べてみたら、紹介された専門医以外にも、
「歯の移植」をしているクリニックはありました。
皆さん、知っていました?


金を使うならカラダに使え


医療の発達は、私たちの想像を超え、どんどん進んでいるんですよね。

堀江貴文さんの本「金を使うならカラダに使え」

堀江貴文さんは、2016年に医師、研究者、クリエイターなどとともに
一般社団法人予防医療普及協会という組織をつくり、
予防医療や健康に関する発信を積極的に行っているそうです。

きっかけはこのようです。

医療関係者への取材を行う中で
医師にはよく知られていることが、非常に重要なことにもかかわらず、一般には全く知られていない例があることを知ったからだ。

目次(抜粋)
【第1章 老いゆくカラダを阻止する。】
健診:健康診断に時間と金を投資せよ。

・がんも鬱も「運動」が予防策になる
・日本人の健康寿命は70代という現実
・“”運動が身体にいい”を裏づける「マイオカイン」
・ミトコンドリアの治療薬が健康長寿も叶える。
・エクソソームが血管から老化を防ぐ。

【第2章 「老いの不便」は解決できる。】
眼:裸眼で見えると世界が変わる。

・いびきは動脈硬化・糖尿病・肥満にもつながるサイン。
・微笑みの障害・難聴は認知症や鬱を進行させる。
・自分で歯を磨けていると思う方が間違っている。
・延び続ける寿命に歯は対応していない。
・働き、闘い続けるにはテストステロンが必要だ。

【第3章 無駄死にしない知識を持て。】
脳:人間の最後の病・認知症に立ち向かえ。

・日常をアクティブに過ごすことが最大の予防策
・感覚器の機能低下を見過ごすな
・助かる大腸がんで年間5万人が死んでいる。
・肺炎のワクチン接種率が低い日本。
・在宅ワークも影響!? 意外と知らない嚥下障害
・嚥下と筋力の関係

一部を紹介したいと思います。


老眼がなくなる?


「老眼」について、このように書かれていました。

最新技術で老眼鏡無き人生を手に入れる

ICL=眼内コンタクトレンズの遠近両用版
近視、乱視、遠視、そして老眼まで矯正できる。
遠近両用よりも進化した、遠方から近方まで焦点が合う多焦点レンズも広がり始めているそうだ。
1m先の遠方と本やスマホを見る30㎝先の近方の2焦点、遠近両用だとパソコン使用時の60~70㎝先が見えづらいんです。そこで遠方だけでなく中間から近方まで焦点が合う多焦点のICLが出てきました。
白内障用の多焦点レンズは30年以上前からあって、今では30種類以上研究開発されているという。多くは遠近中3焦点。最先端のレンズは、ほとんどの距離にピントが合う5焦点のもの。

ネットで調べてみると、「5焦点レンズ」を入れられる眼科クリニックが出てきます。
すごいですね。


「耳の聴こえ」も


聴覚は30代から衰えはじめ65歳以上になると半数近くが難聴者という現実。

しかし、日本では補聴器の使用率、満足度ともに低いそうです。

補聴器の利用が望ましい難聴者の14%しか使っていない。
そして、補聴器使用者に対し日本と海外で実施した調査では、日本の満足度が際立って低い
2018年の調査によると、イギリス、フランス、ドイツは74から82%の満足度なのに、日本はわずか38%

その理由について、書かれています。

眼鏡と同じようにつけさえすれば聞こえるだろうと耳鼻咽喉科を受診せずに気軽に購入してしまうのも大きな原因だと思います。
補聴器で快適に聞こえるようになるためには、その人に合った調整や訓練リハビリテーションが必要ですが、そういう正確な情報が無いままに販売されているのが現状です。

補聴器も進化しているようです。

補聴器は、1990年以降デジタル化が進んで、小型化しました。
マイクロフォンから入力された音響信号が電気信号に変換され、それを加工、増幅して再び音響信号として出力。出力された音響信号が中耳伝音系を経て内耳に到達するというのが、補聴器の仕組みです。
さらにマルチチャンネル化によって、その方の聴力に応じた詳細な調節が可能で、聞き取りたい方向以外の音をカットする指向性の向上と、ノイズ抑制機能も進歩しています。

きちんとした「選び方」が大事なようです。

個々の症状やニーズに対応できるほど機能が進化しているからこそ、選び方と調整が重要なのだろう。

聴力の低下を感じる人に対して、耳の状態を診察し、聴力検査を行い、難聴の種類を診断する「補聴器相談医」がいることも知っておきたい。
「補聴器相談医」は日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会専門医から、学会理事長が認定する資格。
日本の耳鼻咽喉科医は1万人超。その半数は補聴器相談医の資格も持っている。


人生後半のQOLに、どこまでお金をかけるのか


医療の発達による超長寿命化
なかなか死なない時代」に、
一方で目や耳、歯、筋肉や骨はそこまで「もたない」現実があります。

私の歯ひとつとっても、
根幹治療、移植、インプラント。。
先進医療は「保険適用外」が多く、どこまでお金をかけるのか、悩みますよね。

しかし、著書ではこのように書かれています。

老化とはいろいろな認知機能が低下してくること。
様々な知覚の機能が低下することで、脳に対する情報のインプットの解像度が落ち、刺激が減少して、脳が老化していく。
だから老化防止のためには、「視覚」膨大な情報を得ているはすごく大事。

「聴覚」についても。

聴覚は物音を聞くだけではありません。
言葉を聞いたなら脳に伝え、言葉を理解して返事をするというコミュニケーションに関わっています。
理解する段階で嬉しいとか悲しいという情動反応が起きるなど、聴覚は複雑な精神活動に影響しているのです。

QOLをあげることは、老化防止、認知症予防に大事ということですね。

技術の発達で選択肢は増えています。
そして、私たちの「これから」想像以上に長い

情報をきちんと得て、判断していく。
大事かもしれませんね。


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