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今後の日本に望むこと〜富士山を見ながら〜


「がん予防と共存、アンチエイジング」実現委員会発行


最近の中野 in アラバマ:
ご無沙汰しております。2020年1月3日、51歳になりました、中野伊知郎です。

日本での講演会開催の後、家族と富士山の見える宿に宿泊し、今後の故郷日本に対して様々な想いを馳せながら、これからのことを考えました。

不惑の歳?そんなことありません。積極的に毎日惑っております。そうでなくては、このままただ歳を取ってしまいます。

私たちが目指すのは、健全エイジングです。


私たちのミッション


私がこのメルマガを始めた理由、それは
「癌で苦しむ人や悲しむ人をなくしたい!!」です。

あなたは、こんな経験ありませんか?

☑主治医の先生の言ってることが、理解できない。
☑ものすごく忙しそうで聞きたいことがあるのに聞ける雰囲気ではない。
☑病気に対する心配が常にあり、日常生活に集中出来ない。
☑主治医を信用できず、診断に疑問を持つ。
☑がんになってしまったら家計どうなるの?
☑自分で調べても、専門用語ばかりで病気のことを理解できない。
☑がんとアンチエイジングが関係してるって聞いたけど、どういうこと?
☑私のアンチエイジング法、合ってるのかな?


私ごとですが、去年私の母親が膵臓がんを発症しました。
ステージ4、肺転移多発性。
自分の親ががんになったことで動揺しました。「自分はがんの専門家なのに…」

 そして更に、日本の「最先端」と呼ばれる医療現場でのケアの現状を知ることになり、ただただ驚きました。『これ、医療か?救われるべき人が次々置き去りになっている。医者達は忙しいせいにしている。』

 「日本の医療は世界一」と言われていますが、全然そうじゃありませんでした。
母は、日本で通常化学療法を試みましたが、主治医との間に信頼関係を全く構築できませんでした。その主治医を紹介してくれた、あるがんの「最先端施設長」に数十万単位でお礼を要求されました。それで母が助かるならと喜んで払いました。


でもダメでした。


 私は弟(シカゴで心臓外科医)と話し合い、わらをもすがる思いで、私が全幅の信頼を置く、がん研究の日本の第一人者の先生(慶應大学)に相談しました。すぐ対応していただき、状況は一気に好転しました。おそらく母(写真右)は、もはやこのがんで亡くなることはないだろうと私は観ております。

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しかし、たまたま遭遇した「日本一のがん専門病院」で「がん専門医」の元に通い続けていたら、そうではなかったと確信を持って言えます。既に亡くなっていたでしょう。
 最初、担当医に「膵臓がんって見つかった時ってこんなもんなんですよねえ」薄笑いとともに、こう言われたと母は寂しそうに言ってました。
全てを放り投げて一時帰国した私はいいました。「俺にまかせろ。必ず救うから」静かに抱きしめて、アラバマに帰りました。自分の不甲斐なさに涙が出ました、その時は。
 私の家族だけの問題じゃないですよね、これ。この現状、どうしたらいいのか?
私は医者として見過ごせませんでした。日本だからアメリカだからじゃないですよね。こっちにも「お前はなにを言ってんだ?」ってケースはあります。実はこれを書いている今日も外来でした。なので怒りを内包しつつ、これを書いています。


もっと救える人がいる。ものすごくたくさん。
 その想いから「がん予防と共存、アンチエイジング」を広める活動を始めました。正しい情報を知らないことでがんになる人を、救おうという活動です。実際に救えると思っています。

 がんで苦しむ人や悲しむ人(現在も将来も)を劇的に減らそう!!

それが、私達のミッションです。アメリカの中野と、日本のサポートチームで、あなたのがんを予防、適切治療へ誘導します。

そしてあなたはおそらく疑問に思っていることでしょう。
「で、がんとアンチエイジング、どう関連するの?」
 

 がんのリスクが年齢の上昇とともに上昇することはよく知られていますよね。私のラボでは、脳と免疫の加齢が、どのようにがんの発生と悪性化(治療の効果が低下する現象)に関わるか研究しています。まだ論文になっていませんが(2020年からです)、そのデータは驚くべきものでした。おいおいこのメルマガでも差し支えない範囲で紹介していきますね。

 つまり、

 『アンチエイジングをすることでがんになることを防ごう』

 『癌に対して強い体づくりをしよう』

 そういう趣旨で集まったグループです。よろしくお願いします。

 今後の日本では、このような考えが広まっていくことを望みます!


自己紹介


 改めまして、アラバマ大学脳外科医の中野伊知郎(なかのいちろう)です。
 アメリカで脳のがんの手術と、がんの治療開発とエイジングの研究をするラボを運営しています。

https://labs.uab.edu/ichiro/

 脳外科医として約25年(うち日本約8年)、脳科学者として約20年、現場に携わり、がんについて学び続けてきました。

趣味:靴磨き、包丁研ぎ、ワインと焼酎、魚貝、筋トレと独りラン、自分の体を使ったアンチエイジング研究、Jazz Meets Hip Hop、思索。

 双子(男の子と女の子)の父親。51歳。渡米して約18年。

 天敵:医局制度にしがみつく医師たち、爽やかな心ない医療系Twitter投稿


 私たちのゴール


緩やかな互助グループの形成です。
 『なにそれ?』ですよね。現在その道の超有名スペシャリストとチームを形成、癌に苦しむ患者や家族と、俺たちが信頼する医療従事者数百単位を直接つなぐツールを開発中です。同じものじゃないけど、似たようなのがアメリカにはあるんです。なぜ日本にないんだろうってずっと思っていました。
 化学療法のことで疑問を持ったら、腫瘍内科医に聞くのがベストです。

 手術の可能性については外科医に聞くべきです。

 不安を感じたら躊躇無く、セカンドオピニオンを受けるべきです。

「先生気分を害されるのでは?」なんて考える必要はありません。

「喜んですべての医療情報を提供します」

 それが本来の医者としての答えなはずです。

 なぜなら、医師に託すのはあなたの命だから。目の前にあなたよりフカフカの椅子にふんぞり返ってる「忙しい」医者の命じゃないんです。
 互助グループ、作ってます。時間ないことも察しています。いつでも、ご相談ください。

 乞うご期待ください。



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以下のサイトをご参照ください!(↓)




がんとアンチエイジングってどんな関係があるの?


あなたはおそらく疑問に思っているでしょう。

「で?がんとアンチエイジング、どう関係するの?」

 がんのリスクが年齢の上昇とともに上昇することはよく知られいますよね。私の研究室では、脳の免疫と加齢がどのようにがんの発生と悪性化(治療の効果が低下する現象)に関わるかを研究しています。まだ論文になっていませんが、そのデータは驚くべきものでした。おいおい、このメルマガでも差し支えない範囲で紹介していきますね。


質問コーナー


こちらのコーナーでは、がんに関する質問、アンチエイジングに関する質問、がん予防に関する質問、一般的な医学的知識に関する疑問などに答えていきます。


がん予防についての質問に答えようー備えあれば憂いなし


質問:HPVワクチン接種による、副作用の問題が繰り返しメディアで流れ、自分の子どもへのワクチン接種をためらってしまいますが、一方で他の国はワクチン接種率がかなり高いと聞きます。やはり接種した方が良いのでしょうか。


回答Buzzfeed News岩永直子氏の2017年12月の記事を引用しますと、厚生労働省はワクチンの安全性を検証する検討会で、ワクチン接種後の体調不良の多くは、心理的・社会的な要因が関連する心身反応(機能性身体障害)と結論づけられています。
 さらに、厚労研究班(祖父江班)が行った全国疫学調査で、ワクチンを打っていない人でも、接種後に体調不良を訴える女子と似た多様な症状が見られることが明らかにされてきています。
日本小児科学会や日本産科婦人科学会など17の関連学術学会は2016年4月に、積極的な接種を推奨する見解を発表しています。ワクチンの有効性は国内の研究でも徐々に明らかにされていっています。
 一方、ワクチン接種の機会が与えられないことが長引く中、子宮頸がんの発症リスクはワクチン導入前のレベルに戻っているという研究報告も出始めています。
WHOも2015年12月、「若い女性たちはワクチン接種によって予防しうるHPV関連のがんに対して無防備になっている。弱い科学的根拠に基づく政策決定は、安全かつ有効なワクチンを使用しないことにつながり、実害をもたらしうる」と日本を名指しで批判したことも事実です。2017年7月にも改めて「HPVワクチンと様々な症状との因果関係を示す根拠は今のところない」「HPVワクチンは極めて安全」という見解を公表しました。しかし、日本のマスコミはこれをほとんど報道しません。
実際に、国も積極的な接種勧奨を再開するかどうか判断を先送りしたままになっています。
 医師でジャーナリストの村中璃子さんは、「これだけ書いてきたのに、何も状況が変わっていないのを見ると無力だなと思います」と語り、「どんな判断材料があったら再開するのか、国が判断を示せないでいるのが一番の問題です。国は国民の命に責任を持たなくてはいけないはずです」と訴えています。

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また、メディアの責任についても、「被害を訴えている人の側から書くのが楽だし、売れるのでしょうが、真実は何であるのかという判断を放棄しています。サイエンスを一般にわかりやすく伝えるのはメディアの役割で、正しく伝えることがもっとも大切です」と批判されています。


 世界的に見ても、HPVワクチン接種は副作用を生じるよりも有益であると考えるべきだということかと思います。


アンチエイジングの質問


 アンチエイジングという言葉は適切ではないと感じています。エイジングは自然な現象ですが、その速度を調整することはできます。エイジングを適切にすることで、がんの予防もできるんです。
 アンチエイジングではなく、健全エイジングについてお伝えしていきますね。

  私の研究室のチームはエイジング、特に脳と免疫のエイジングがいかに病気の発生と進展に関わるかという観点から研究を進めています。エイジングは主に3つの要素で進んでいきます。

1)ひとつは肉体、つまり筋肉や脂肪をいかにつけるか(もしくはおとすか)や何を食べるかなど。

2)2つ目は精神、これは主にはストレスマネジメント。

3)そして最後が社会性、いかにコミュニティーに関わっていくかというファクターです。


ダウンタウンの松本人志に物申す!


質問1:
松本人志氏は、体を鍛え始めた途端顔が急に老化して顔の筋肉が垂れてきました。一部を鍛えることで、栄養が他の筋肉に行かなくなり、かえって鍛えてない部分の筋肉が老化し衰えるという説はありますか?

回答:
筋肉と脂肪との間には密接なシグナル応答があることが知られています。そしてさらには脳との間にも。その三者間を、現在も一部しかわかっていない分泌蛋白によって応答し、アンチエイジング遺伝子と言われるサーチュインが活性化されたり不活化されたりするということがわかっています。

 ある程度の高齢者になってきて急に密度の濃い筋トレをして、かつ脂肪を極端に落とすと、老化が進むことがわかってきています。松本氏の場合はそれが当てはまると思います。筋肉をつけることは、特に体幹部においては、とても大切なことですが、ある程度の脂肪を蓄えた体を保つことが非常に大切だと、彼を見ているとわかるかと思います。

 ちなみに体幹部の筋肉を鍛えるには、マシンではなく、複合運動が適しています。マシンの場合見た目が筋肉質になる(松本氏のように)ことはできますが、体幹の筋肉はつきにくいです。複合運動とは、バランスボールの上でクスワットをする、さらにいいのは、目を瞑ってやる、などいくつもの体の筋肉を総合的に使う運動です。もう一つ言うと、その際に呼吸を止めず深い呼吸を鼻から吸って口から出すようにするとよりいいです。わたしはパーソナルトレーナーにメニューを作ってもらい毎週双子と一緒にやっています。私たちの場合、ウエイトを持ってやるのですが、持つウエイトはわたしの方が重いのを持つのですが、メニューをこなしたのちの回復は14歳の双子の方が半分ぐらいの時間で回復します。これは筋肉の微小循環が老化しているために乳酸が局所から排泄されにくくなっているからだろうと考えています。自分の健全エイジングのプロトコールで、微小血管のエイジングだけがどうやったらリバースできるのかわからないのが現状です。

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 どなたか知っている方おられないかなあと思っています。


子供の知的能力って母親からのもの?


質問2:

子供の知的能力は、母親からの遺伝がほとんどだと聞きましたが、本当ですか?

回答
本当ではないです。

子供の知的能力は、遺伝によるものと環境によるものとによって決まります。両方がほぼ半分程度貢献するとされる報告もある一方で、後者の方が重要であるという報告もあります。

さて遺伝について。

核にある遺伝子情報は父親と母親両方から半分ずつ遺伝されます。ミトコンドリアにある遺伝子情報は母親からしかきませんが、それは割合として極めて小さい。かつ、最近の研究からミトコンドリア自体が細胞間を移動することがわかってきました。それはなにを意味するかというと、母親由来の情報がドミナントになっている細胞と逆のものとの間に、おそらくミトコンドリアのやりとりがあるのではないか、ということ。つまり、やはり子供の遺伝子情報はほぼ半分ずつ受け継がれると考えて間違いなさそうです。

これまでの遺伝によるミトコンドリアの受け継ぎの理論(↓)

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ミトコンドリアの役割;エネルギー産生

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こちらは家庭によって異なるでしょうが、一般的に言って母親の影響の方が圧倒的に大きいケースが大半ではないでしょうか。そうすると、環境因子がかなりを占める子供の知的能力の形成、母親の影響が極めて大きいとは言えそうです。ただそれは「遺伝」ではないでしょう。

ここで環境についてさらに。

長年幼児を教育してきたある方と話していてなるほどなあと思ったことがあります。それは「多様性の重要性」。つまり両親がそれぞれ異なる意見を持ち、異なるアドバイスを与えることが重要。それは子供に混乱を与えるケースもありますが、気を付けて丁寧にアプローチすれば、そして両親が仲良かったら(これは極めて重要)、子供は成長の過程で徐々に「様々な意見があっていいんだ」ということ、つまり多様性を学んでいくと。大切なことの一つには、片方が怒った時にもう一方も重ねて怒らない。それは子供を虐待しているのと同じことのようです。

さて。科学は日進月歩。昨日のコンセンサスが今日ひっくり返る、そんなことは珍しくありません。遺伝と環境についても、ミトコンドリアについても、明日わかる事実は今の理解を覆すかもしれない。なかなかエキサイティングですよね。


本当のメンタルの強さって?


質問3:
メンタルが弱い人の特徴は何でしょうか?

回答
メンタルが弱いと言うのは、フラジャイル(壊れやすい)なプライドと言い換えることができます。そんな人間は、public embarassment、つまり人の前で少しでも無様な状況に陥ることを極端に恐れます。常にかっこいい自分でありたい、常に魅力的な私でありたいという精神状態にある人のことです。

『無残に露わ。恥を晒しての人生一本道。あるときには、必要のない恥まで晒せ。ここまでではないけど、それはあり得るからで、恥を作ってでも(仮想恥)、晒せ。』

 私は、常に24時間365日、私の周りを静かに観るように心がけています(誰でもそうですよね)。元来他人には興味はないけれど、周りからの敵意やライバル心には敏感だと思います。アメリカの大学病院、特に脳外科というエゴの塊の集団の中で外国人一匹狼として生き延びるには、必要不可欠な要素だったので自然と身についたと思います。

 社会的立場が私よりはるかに高い人(そんな立場に立ちたいと一切思わないけど)にも、私よりもはるかに下の、多くの場合若い人にも、そんな「メンタルが弱い」つまり「フラジャイルなプライドを抱えた」人たちがたくさんいます。自分ではそうは思っていないケースも多い。「ぼくちゃん、いけてる」そう思っているのもたくさんいます。

そんな人々は、ルールのない場での異種格闘技戦を極端に嫌います。突然質問されることを嫌います。常に「ファン」が周りにいるように心を配ります。自分のタイトルに拘ります。システムの奴隷のようです。承認欲求の塊のようです。

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 私が自らに言っていることは、真摯に取り組むべきことに取り組むということです。『何十年もひたむきに。自らの病的フェノタイプに敏感であれ。常に恥を晒して自らを嗤え。自らを斬れ。とことんまで。』と。「そこまでしなくても」と近しい人に言われて初めて自分のチャレンジは始まると感じます。


チャットインタビュー(3回連載シリーズ1回目)

さてお待たせしました。私の母の手術をしてくださった、宮崎勝先生の登場です。

3回に分けてお話しします。まずは、そこに至った経緯から。

それは今年の初頭、まだ寒い済州島でした。

私は1日半のがんの学会で講演するため、飛行機を3度乗り継ぎその地に辿り着きました。そこで久しぶりに我が恩師に再会することができました。

宮崎 「エイズを人類がどうやって克服したか見れば、がんとどう付き合ったらいいかのヒントがわかるんですよね。」

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衝撃的でした。いつもこの先生には深い示唆を頂くことができます。『エイズ?全然ちがう種類の疾患だよな』そう思いました。

宮崎 「エイズに罹患したらまず全く異なる三つのメカニズムで徹底的にウイルスを叩く(ウイルスの増殖を防ぐ)。その上で維持療法(共存するための状態)に持っていく。しかしHIVはその人から消えるわけではないんです。しかし共存していける。エイズによって罹患患者がなくなることは、こうしてなくなった。がんでもそれでいいんです。」

『ああ、なんとなくわかる。悪性脳腫瘍でも現在のスタンダードな術後治療、後手後手の印象だよなあ。』そう思いながら聞いていました。

そして、次に先生がおっしゃったことに、私は言葉を失いました。
宮崎 「実は私は5年前にXXのがんだったんですよ。見つかったときには多発性の転移あって。これ誰にも言ってないので。」
「まず三つの化学療法を、これは臨床試験のものも含めて、それで徹底的にがんを叩いたんです(増殖する能力を弱めた)。」

『全く新しいプロトコールだ。でも、先生ならやれる。日本においてがん研究の最先端を走られる方だから。』と思いつつさらに聞き入りました。

宮崎 「そして、原発巣も転移も小さくなり、コントロールできているのが分かってから、原発巣を手術でとってもらったんです。」

『ステージ4への手術。がん治療を知らない連中なら、「トンデモ医療」と呼ぶかもしれない。だが、その方法でこの先生は生還された。』と心の中で思いました。

宮崎 「今も転移巣にはがんがあるし、おそらくもっともっとたくさんの私の臓器にはがん細胞があるでしょう。それはいいんです。維持療法、免疫を賦活化することで共存していけば...」

『これだ。』そう思いました。曇った空、済州島の吹く風は肌寒い海岸線を二人で歩いていた朝のことでした。

中野 「実は先生、私の母がステージ4の膵臓癌が先月見つかりまして。」
私は、そう切り出しました。

次号へ続く…



読み切り対談(Facetime編)


中島早苗(鍼灸師、写真中央) 鍼灸院開業

日本;ありあけ堂鍼灸治療院

インド; グルガオン / ダイヤパークホテル店
TEL: +91-124-4604677
住所:122001, 353-357, DLF City Mall Parking Rd, Maruti Housing Colony, Sector 29, Gurugram, Haryana 122002
E-mail: info@ariake-do.com

中島氏 Facebookアカウント

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対談シリーズ 中野伊知郎 VS 中島早苗

中野  今回は、中島早苗さんと対談をします。Facebookで繋がったインドで鍼灸院を開業されている方です。インドとFacetimeでお話をするという初の試みもやってみています。

中島  はい。よろしくお願いします。

中野  では中島さん、早速どんな活動というか鍼治療をなされているかお話いただけますか?

中島  インドのデリーで鍼灸治療院をやっています。基本的に患者さんは、9割型日本人を対象にやっているんですが、最近はインド人やその他の外国の方も治療を受けに来られるようになりました。

中野  どういう経緯でインドに行かれたのでしょうか?

中島  もともと、日本で鍼灸治療院(ありあけ堂鍼灸治療院)を15年ほど開業していたんですけれども、そろそろ海外にも行きたいなと思っていたところに、私の友人たちがチラホラ海外特にアジアで開業し始めて、それに私も興味があって海外で仕事を始めたいなと思ったのがきっかけです。それで、アジアを色々調べた時に、同業が散々色んなところに行っていたんですよね。後出しで行っても、あまりうまく行かないんじゃないかと考えた時に、単純に誰も開業していないところはどこかなって行き着いたのがインドだったというわけです。

中野  すごい。なるほど。顧客に関してですが、日本でやっていた時と違うところはありますか?

中島  圧倒的に違うのは、駐在員が多いのでその方達とか、運動している人も多いので外傷も多いですし、年齢層も若いです。日本だと高齢者の人が多いんですけれど、こちらは一番上が60歳くらいでしょうか。

中野  なるほど。鍼治療という観点からすると、年齢的に治療法が違うとかあるんですか?施行する点が違うとか、弱ってくるところが違うとかあるんでしょうか?

中島  年齢によって、ツボをとる場所が変わるとかそういうのはありません。ただ、こちらに住んでる日本人は若いので、そういう意味で若い人を対象にする治療が多いっていうのが、日本でやっていた時と違う点です。

中野  鍼治療ってなると、すぐに明日行こうって思えるくらいではなく、ハードルが高い感じがするんですが、これを読んでくれる人も同じように感じることであるとも思います。

中島  それは皆さんおっしゃいますね、それは。

中野  高齢になってくると弱ってくるところとか、鍼灸学的に言えることとかはありますか?

中島  問診は細かくやるようにしていますが、その上で、私たちが診察で大事にしていることは、舌(ベロ;舌診)と脈(脈診;両方の腕の脈を人差し指、中指、薬指の三本を使って診る)とお腹(腹診;腹部の緊張の状態、どこに圧痛や抵抗感があるかなどをみて判断をしていきます)を診て、この人はここが弱くなっているところということを判断して、それを補う(補)意味でツボを決めて治療を行います。それで、経絡を選んで治療を組み立てます。

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中野  それ、面白い!具体的にベロのどこを診るんですか?

中島  ベロを単純に全体的に見て、例えばベロが白くてベロに歯形が付いてたりすると、身体にむくみがあるとか、ベロがただ大きくなっているだけだと身体に余分な水分が溜まっていると判断したり、ベロが赤々として細くなっていると、身体に余分な熱があると判断します。

中野  身体に余分な熱があるってことは、身体に何か悪いものがあるってことですか?

中島  そうですね。身体に熱がこもっているってことは、気が上にいくって考えます。余分な熱を取ってあげないと、実際に熱が出てくる人もいるだろうし、身体に熱があることでだるさを感じるようになります。あとは、頭が痛かったりとかストレスから来るものもあるでしょうし。

中野  それは例えば、がんに関わることってあるんですかね?

中島  がんに関わるっていうのは、一番気になるのは低体温の人です。身体が”冷え”の状態にある人です。臓器で言うと腎臓系が弱い人はがんになりやすいと東洋医学では言われています。

中野  え?腎臓が弱いと他の臓器でもがんになりやすいってことですか?

中島  というか、”冷え”があるからがんになりやすいという考え方です。

中野  ”冷え”があるってどうやって同定するんですか?ベロが冷たいってことですか?

中島  やっぱりベロを見たりして判断します。白くて、むくんでて、歯形(歯痕)がついているベロを見たら冷え性だなって判断してます。

中野  それに対して対応策ってあるんですか?生活の中で。

中島  生活の中では、基本的には身体を冷やさないようにするってことです。一番は、腰とお腹周りをあっためてもらうってことです。うちの治療院には「小豆玉」っていって、大きなお手玉みたいなものをたくさん作っているんですけど、それを電子レンジでチンしてお腹の上に当てたり、腰に当てたりして温めたりしています。鍼灸の置いては、鍼とお灸で経絡を刺激して治療していきますね。

中野  そのお手玉(小豆玉)っていうのは、1日の中でどれくらいの時間やったらいいっていうのはありますか?それともずーっとやったらいいんでしょうか?

中島  5分とか10分とかただ置いとくだけで違います。

中野  おーそうですか。お腹とか腰の具体的にどこに置いたらいいかとかありますか?

中島  お腹だったらヘソの周りで、腰だったら腎臓のところに置きます。

中野  腎臓って後腹膜だから、身体の後ろの方だから腰のちょっと上あたりですかね。

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中島  東洋医学的に言うと腎臓が弱いと身体が冷える(腎虚と言う)ことになり、女性だったら婦人科疾患になりやすいとか、男性だったら生殖器が弱るという考え方をします。

中野  あ〜、それ大事ですね〜男性にとっては。

中島  要は、私たち東洋医学の考えの基本は、自然に逆らわないってことなんです。自然に逆らうと病気になるっていう考え方をします。例えば、現代は東京なんかだと色んなものが発達していて便利になっていますが、車に乗ってばっかりだと身体も弱って腰痛になったりとか、首が痛くなったりとかしますよね。

中野  私もあります。

中島  昔はそういうのがなかった。みんなよく歩いて、身体を鍛えていたから良かったんでしょうけど、現代はですね〜。

中野  ん〜、なるほど。日常できることということで、先ほど「小豆玉」っていうのがあったと思うんですけど、中島さんのところで鍼治療を受けるにあたって、さらにこんなことができるよっていうものがありますか?

中島  鍼治療っていうことも大事ではありますが、患者様が自分で身体を健康にしたいっていう気持ちがないと鍼だけではどうにもならないんですよね。結局、食事も運動も大事だし、睡眠もきちんととれる環境を作ってもらわないと、鍼とお灸だけではどうにもならないんです。

中野  なるほど、睡眠というとなんか工夫できることってありますか?

中島  私たちがよくやるのは、交感神経を緩めて睡眠を促すツボもあるんで、それを刺激してまずは寝てもらう。そうすると、寝れたっていうことがわかって皆さん続けて来ていただいてたりしますね。

中野  それって、自分でできるマッサージというか工夫ってありますでしょうか?

中島  ツボ押しって方法があります。

中野  何か1つ具体的なものを教えてもらえませんか?

中島  手首の際から指3~4本分くらい下の部分の”内関”ってツボがちょっと痛いんですが、これが睡眠を促すツボになります。

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中野  これって左右両方やったほうがいいんですか?何秒くらい押せばいいんですか?

中島  指で5秒間くらい押して、それを10回くらい繰り返していくと、交感神経を緩めることができるようになります。両方やってください。

中野  実際に眠くなるんですか?

中島  交感神経を緩めて、眠りやすい状態に導くものです。

中野  これ、すごいプラクティカル(実践できる)な情報だな。僕もまたやってみます。なかなか寝れないんで。

中島  ネットとかにも出てると思います。色んなツボが紹介されていて面白いですよ。

中野  詳しい内容は、中島さんの鍼灸院のサイトがありますので、そちらをメルマガで紹介させてもらいます。(https://www.ariake-do.com

中島  日本でも治療院やってます。千歳烏山っていう京葉線の沿線でやってます。

中野  最後に、私はインド系のアメリカ人を雇用したことがありますが、インドのことはよく知らないのでインドの生活についてちょっとだけ教えていただけませんか?

中島  インドに来られたらわかると思いますが、多分強烈だと思いますね。私、海外に住んだの初めてだったんで、海外がこんなもんなのかどうか分からないんですけど、何しろ今は大気汚染がすごいひどいんですよ。全然日本ではニュースにならないんですけど、以前は中国が酷かったと思いますが、PM2.5が酷くて1000以上の数値が報道されていました。今は200くらいですけど、相当空気が悪いんで、このままいると絶対に肺が悪くなるなって感じです。喘息の方も多い印象です。

中野  じゃあ、そろそろ日本に帰って日本で仕事しようかなって感じですか?

中島  そうですね、一旦帰って、次はどこの国で仕事してみようかなって考えてます。一回出て、ハコを作ってみないと日本人の鍼灸師が海外に出れないんですよね。働く場所がないと、日本人は働けないです。なので、うちの会社ではとりあえず海外に出てみて、ハコを増やしてみようという活動をしています。

中野  わかりました。ありがとうございました。西洋医学だけでなく、色んな考え方をして健康体を保つっていうことが大事なんだなということが伝わりました。

中島  ありがとうございました。



最近の医科学の論文からのピックアップ(今回は休載)


今回は中野先生の帰国や仕事の都合より休載し、不定期の連載内容となりますが、認知症についてのコラムを寄稿したいと思います。

note第1号で中野先生と対談した濵﨑清利です。脳外科医です。


◆濵﨑清利のコラム No.1 :認知症の歴史


アルツハイマー 病(アルツハイマー 型認知症)

アルツハイマー 病(今はアルツハイマー 型認知症と呼ぶことが多い)について、その歴史からお話しします。

アルツハイマー 病が世に報告されたのは1906年です。

アウグステ・データー(写真)という56歳の女性が嫉妬妄想を発症し、

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ドイツのアロイス・アルツハイマー 博士(写真)が1901から5年の診療を重ねた上で報告されている。

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 アウグステ・データーの写真を、よくご覧頂きたいです。56歳に見えるでしょうか。20世紀初頭とはいえ、50代の女性ならまだ綺麗に着飾ったりし、女性であることを意識している頃であったはずです。しかし、外見上は実年齢より10歳以上老けているように見えます。これから伺えることは、見た目の老化は内面(内臓)の老化を反映するとは言えないでしょうか。アルツハイマー 病が報告された時代には、このような疾患が指摘されることは稀であったため、希少疾患として報告されただけなのです。


 アロイス・アルツハイマー博士が克明に記録したアルツハイマー病という疾患概念は、1910年のクレペリンの著述になる精神医学の教科書で大きく取り上げられ、現在もアルツハイマー病、アルツハイマー型認知症などの疾患名として確立されています。しかし、現在に至るまでその原因は明確には定義されておらず、治療も特効薬なく110年が経過しています。

 現在、全世界には4680万人くらいの認知症患者が存在し、2050年頃には1億3200万人くらいになる見込みとの国際アルツハイマー協会などのご報告が公表されています。
 さらにこの協会の調査では現在世界の60歳以上の人口は9億人にいると言われており、今後30年間で富裕国から貧困国まで合わせると70%から240パーセントくらいまでの認知症患者が増加する傾向とこの協会は報告しています。

 このように認知症は現在では世界で取り組む難病の1つなっています。そのような世界の認知症の状況と日本での状況の違いを見て見ましょう。「認知症は誰にでも発症する難病です」

世界から認知症大国と呼ばれる日本

 日本の認知症患者数は 2016年度時点で、厚生労働省の調査報告によると、全国で462万人と推定されていて 2026年には 700万人を超えると予測されています日本は世界の中でも、認知症大国であると言われ、他の国の認知症患者の数と比べてみても圧倒的な患者数になっています。

世界主要国の認知症の患者数

・イギリス 70万人
・フランス 85万人
・オランダ人 25万人
・日本は2016年 462何万人で軽度の認知症まで加えると約800万人位の患者数と 驚異的な患者数になります。 なぜ日本はこのように認知症患者の多い国なのか。

今後のコラムでは、そのことについて述べていこうと思います。

皆さんの感想をお待ちしています。



中野の最新アンチエイジングプロトコール300 から一部紹介


# 精神
今だけを生きる(今日と昨日以外なし、もしかしたら明日もあるかも)ー 今日は死ぬのにいい日だ: Today is a good day to die(アメリカンインディアンの古きことわざ)
できるだけたくさんの種類のことを毎日する。自分を偽らない。相手によって態度を変えない。自分を嗤う。いつもいっぱい笑う。常に楽天的に自らを鼓舞する。全ての事象に感謝する。一切のプライドを捨て去る。
「目を開けろ、息を止めるな、現場を歩け」


#睡眠
全ての電気を消してiPhoneを絶対見ない。無音。ベッドに入った瞬間から目を閉じて決して開かない。目が覚めても絶対目を開けない。思い浮かぶ考えにその日の示唆を学ぶ。
眠い時に寝る。おきたい時に起きる。目覚まし時計は使わない(可能なら)。


睡眠瞑想:体の知覚に意識を集中する、さまよう注意をまたゆっくりと元の場所に戻す、落ち着いたら浮かぶ「考え」「気分」を観察 ー 客観化する。


起床時瞑想:1日に5分、あぐらをかいて膝の上に、手のひらを上に向けて目をつむって、鼻でいっぱい空気をすいこんで、できるだけゆっくり口からお腹を空っぽにする意識で長い呼吸をする。(その時、頭を空っぽにするイメージで)まず腹を引っ込めつつ口をしぼめ糸のように息を吐く、30秒、次に吸う、舌を上顎につけて(気功と同じ方法)。


#顔
マッサージ。目を半分、残りを半分。モニョモニョマシンで。耳の前に流す(リンパの流れ)。首の前と後ろもマシンで。朝夕2回。顔のアイシング1日2回、目を中心に。


# シャワー
シャワーでは熱湯で十分に暖まったのち、最後に必ず全身に水を浴びる。
テストステロンクリーム睾丸にシャワーの後。


#はみがき
1日3回各5分。全て違う歯ブラシと歯磨き粉。歯ブラシは、硬く小さいので歯茎を、柔らかく先端が尖ったので細部を、最後にシャワー時に指で歯茎とはの接点を確認しながら3つの唾液腺を刺激する。イソジンうがいする。


#手洗い
1日3回以上


年末の第一回合同講演会の一場面の紹介(スタッフから)


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2019年12月26日、27日の両日、六本木ヒルズにて我々の初めての講演会が開かれました。


今回の講演の内容は、医学的なエビデンスがあるものから、個々の経験から話されるもの、科学的エビデンスにより今後証明が期待できそうなもの、様々なご講演を各専門家より頂きました。皆様の健康増進の役に立てれば幸いです。


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写真のように、たくさんの方に参加して頂き、貴重なご意見をたくさん頂きました。皆様からのご意見やご要望は、我々の活動継続のための激励にも成りましたし、我々が反省し前を向くためのご意見もたくさん頂きました。この場を借りて厚く御礼を申し上げます。


今後も、定期的にこのような会を開催し、今回よりももっと参加しやすい、そして有益な情報を発信できる場にしていきたいと思います。


これからも、どうぞ宜しくお願い申し上げます(スタッフ一同)。



個別サービスについて


がんは、ステージやどこにできたかで進行や症状が違います。個人差もあります。ですので、ここでお伝えできるのはほんの少しの情報かもしれません。でも私はなるべく個別にも相談に乗り、あなたのお力になりたいと思っています。メールでの相談は無料ですので、お気軽にご連絡くださいね。
我々のグループは緩やかな互助組織を目指しています。中野を始め、メンバーとその周囲には医師が多くおります。がんに関連して医師を紹介してほしいといった要望にもできる範囲で対応しようと考えています。
ただ我々の時間にも限りがあり、あまりたくさん依頼を受けても対応できなくなりますので、紹介に関しては、一件につき5000円頂戴したく存じます。(相談は無料ですが、実際の紹介は手数料がかかります。)意図をご理解いただき、御了承ください。



YouTubeビデオ情報


 



知っておいてください


 私たちのチームは、がんと健全エイジングに取り組む、あらゆる試みを排除しません。医療系Twitter投稿者達は言うことでしょう。「あれはなんちゃって医療だ!」「これはとんでも医療だ!」お黙りなさい。昔、民間で行われていたことが実際エビデンスになり、治療になることもある、そう思います。しかし一方で、エビデンスのないものを、あたかもエビデンスがあるかのように宣伝する一部の行為に加担することはできません。「私にはこのxxxが効いたんです。でもあなたに効くかはわからない。あなたが試すかはあなたが決めてね。」それならありでしょう。エビデンスありきではないからです。我々は、医療系Twitter投稿者ではありませんから。エビデンス原理主義ではないんです。そこの線引き、とても大切でと思っています。難しいことですけど、わかって欲しいです。分からないことがあれば、喜んで何度でも説明します。医療系Twitter投稿者をこの愛する祖国から守るためなら、何度でも闘っていきます。



次回講演会(4月半ば予定)へのお誘い


まだ全て未定の次回講演会ですが、どなたでもご参加できます。

詳細は、今後のメルマガで公開していきます。
ご不明な点ございましたら、こちらまでご連絡ください。

05053735205(矢野)
05053601423(沼澤)

LINE公式アカウントもあります。

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質問を受け付けております


がんやエイジングについてのご相談、質問はお気軽にメールください。


cancerantiaging@gmail.com



編集後記(スタッフから)


脳神経外科医の濵﨑清利です。

今回、このグループ初めての講演会を開催することができました。不慣れなメンバーのため、行き届かないことが多かったことを一同で反省しております。この場を借りてお詫び申し上げます。私は登壇が2日目でしたので、1日しか参加もお手伝いもできませんでしたが、10名ほどの少ないスタッフでなんとかやり切れたとは思います。しかし、反省点が多すぎたのも事実です。必ず、次回以降の課題として取り組み、改善させていきます。また、私個人としては、とても意味のある発表になったと感じました。講演の後に、たくさんの方から「良かった。もっと聞きたかった。」とお言葉を頂きました。感激致しました。講演の続きや、詳しい内容の講演は、別の場所や今回のようなコラムの中で、有益な情報として継続的に紹介して行きたいと思います。

 私の理念である、「全ての人の幸せの為に仕事をする」を継続していこうと思います。脳科学的アンチエイジングを用いて(笑)。このメルマガを読んでくださる皆様、講演会に出席して頂いた皆様、今後とも宜しくお願いたします。



さーて、来週以降のメルマガネタは?


中野のアンチエイジングプロトコール、チャット対談、最新論文からなど、次回も豊富な話題で発行していこうと思います。


これからもよろしくお願いしますね!(中野)

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