恐れ

恐れ
恐れているものは何だろう。
人、仕事、モノ、動物、幽霊、妖怪、宇宙人。
恐れとは何だろう。
それは過去の経験から来ているものか。
失敗したから怒られるのでは。悪いことをして怒られるのではないか。
私たちが過去に経験したものを再び繰り返さないためのメッセージなのかもしれない。

しかし、過去と同じ出来事が再びそのまま訪れるということは99％ないだろう。
恐れとは、過去の経験したものに対する不安でもあり、これから起こりうる不確かな現象に対する不安でもあるのではないか。

恐れ、恐いという感情は私たちには切っても切り離せられないものだと思う。
恐れがなければ、道路の真ん中を歩くのだろう。信号の色が赤だろうが青だろうが気にせず、歩くのだろう。
そうしたら命はいくつあっても足りないだろう。
恐れは私たちが生きていくためには必要なものでもある。

しかし、時として、不必要な恐れを抱くこともある。

25年以上も生きると、さすがに死が待っている恐れというのは分かる。
それでは、”死”以外の恐れの先には、何が待ち受けているのか。

恐れに飛び込んだ先に、待ち受けるものは何か。
意外と、大したことない真実が待っているかもしれない。

不必要な恐れから抜け出して、飛び込んでみよう。