【未知に負けるな】 「私たちが怖がっているのは〇〇のせい」
【未知の出来事】
みなさんが怖いと感じるものは何だろう.
多くの人が、『未知の出来事』に恐怖を感じるのではないか.
未知の学校、未知の教室、
未知の環境、未知の仕事、
未知の投資話、未知の出会い
つまり、自分が今まで聞いたことのない世界、新しい世界、先がわからない世界、いわゆる「未知の世界・出来事」に恐怖を感じることが多い.
恐怖を感じる仕組み
■原因は〇〇の仕業
早速、みなさんの気になっているであろう答えをお伝えしようと思う.
未知の出来事に恐怖を感じる原因は、
「自分自身の脳の仕業」である.
人間も動物の一種であるため、脳が備わっている.
この脳は、生存するためにフル回転で仕事をこなす.
例えば、冬の雪山で遭難した時、、、
私たちの脳は、「暖の確保」や「食事の確保」「長時間生きるための術」を脳で考え、指示を出す.その指示は身体中に回らされている神経を通して、それぞれの組織へ伝えられる.
寒さで震えて体温を上げようとしたり、
ポケットに手を入れて暖を取ろうとしたり、、、
普段、意識することはないと思うが、
私たちの脳はこのようにして、生存するための本能が備わっている.
■未知の恐怖と脳
「未知の出来事」というのも、脳は恐怖を抱く.
今まで経験したことがないことは、不安でたまらない.
今まで経験したことがないことは、恐怖を感じる.
脳は、安心を求めたがる.
つまり、未知の出来事やものごとは、
進んで取り入れようとはしない傾向にある.
私たちの人生において、生死を分けるような、重大な出来事はそうそう多くはない.
それなのに、脳は、未知の物事に出会うと、
その新しいことや不安なことを「しないための理由」を探し始める.
■変わらないことが楽
みなさんは、引っ越しや転職をしたことがあるだろうか.
私はどちらもある.もしかしたら、したことがある人は多いかもしれない.
例えば、転職を例にあげよう.
転職したことがある人はわかると思うが、
転職したことがない人にとっては、「転職するメリットがわからない」「転職するまで嫌ではない」など、考える人もいるかもしれない.
ただ、中には、現在の仕事に不満を抱きつつも、「変わらないことを選択している人」もいるかもしれない。
実は、人は「変わらない」方が楽なのである.
変わらない方が、脳は余計なことを考えないで済むので、楽である.
「仕事は嫌だけど、別の場所でうまくいかなかったら嫌だし、、、だったら、今のままの方が、いいのかもしれない.」
「そうだ、今は繁忙期で忙しいし、きっと大変だと感じているのも、そのせいだろう.」など、
ずる賢い脳は瞬時に
「転職することを避ける(変わらない)理由」を作り出す.
それをあたかも、自分の考えだと思うように仕向け、
自分の感情と行動を納得させようとしてくる.
私たちの脳は、恐怖を感じさせない、恐怖に近づかないように支配されていることは、頭の片隅に置いておくといいかもしれない.
■コンフォートゾーンの外へ出よう
私たちが自分のスキルや手の内で作業に取り組める、安心のエリアのことを、コンフォートゾーンという.
一方で、自分が今まで通用しない、未知のエリアのことをラーニングゾーンという.そのラーニングゾーンの外を、パニックゾーンという.
コンフォートゾーンにいれば、成長することは難しい.
ラーニングゾーンにいることで、成長し、世界を広げることができる.
すなわち、私たちは、コンフォートゾーンの外に出ることにより、成長することができるのである.
おわりに
自分自身の脳に騙されてはいけない.
生きている以上は、未知のものと出会うことがある.
それは恐怖を感じることもあるだろう.
しかし、何度も言うが、それは、「脳の仕業」である.
「未知のものを避けよう!」と脳が働いているだけである.
ぜひ、このままでは終われない!という方は、
コンフォートゾーンを出てみて欲しい.
そこに待ち受けているのは、未知の世界.
そして、未知の世界から広がる新しい、素敵な世界であると私は考える.
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