【図解】仕事でカンニングしたって怒られない
先日、職場のミーティングで聞いたフレーズです。仕事でヒューマンエラーを避けるためには、立ち止まって調べたり人に聞いたりしよう、という文脈で使われていました。いい表現だと思ったので、図解で深掘りしてみました。
学生時代、カンニングをするなという制約のもとで私たちは過ごします。学校や資格の試験の場において求められるのは、知識・技術が備わっていることです。試験でカンニングを許可したらそれを測ることができなくなるので、カンニング禁止は当然の制約ですね。
一方、仕事の場面においては、カンニング上等です。記憶に頼ったり不明点を自己判断したりするのはNG。カンニングした情報が正しそうかの見極めは必要ですが、参考になる情報を集めることは積極的に行うべきです。
カンニングをポジティブに言い換えると、自分の外にある知識を取り込んで活用する行為だと言えます。調べたり人に聞いたりして自分の知識領域を一時的に広げることで、困難な課題に取り組むことができます。いま話題のChatGPTだって、自身の力で理解したり考えたりしているというより、大量のデータを外から集めてそれっぽい文章を作っているに過ぎません。ネットワークが遮断されて、外のデータにアクセスできなくなったら、ただの置物になるはず。
特に新社会人の方向けに、学生マインドから社会人マインドに切り替えてもらうために、「仕事でカンニングしたって怒られない」を喧伝していきたいと思います。
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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。