【学研まんが】天然ガス開発のひみつ オススメ度：★★★(1〜5)
テーマ
いま話題の天然ガスです。LNGってなんだっけ、って方はぜひ読んでみてほしいです。タイトル通りガス田開発の話をメインにしつつ、火力発電や液化石油ガスも。
実用性
知識としてはおもしろいです。プラントや処理施設を実際に見てみたくなっちゃいますね。まだSDGsという単語が生まれる前の2013年刊行の本ですが、石油や石炭よりも環境に優しいことは説明されています。SDGsのひみつ⑦で紹介されているGTCCがここにも登場。
ストーリー
登場キャラクターは、主人公、異星人と、その従者ロボットのみ。家族も友だちも先生も出てきません。工場見学っぽいこともしますが、後述の超科学で勝手に見学してます。
特に冒頭、本筋と関係ない異星人とのコミュニケーションにページを割きすぎな感はあります。
ファンタジー
異星人が超科学でやりたい放題です。
・自律型ロボット
・自動翻訳(標準モードと友だちモードあり)
・周りから見えなくなる特殊な電磁波
・所在地探査用の電波発信装置
・お人好し地球人の検索電波
・想像映写装置
・時間調整装置(周りの時間を遅くする)
・ロケットに変形(空中だけでなく、地中5000mもOK)
・時空旅行装置
・海中・空中移動用の空気球
彼らの母星は星全体でひとつの国家だから争いがない、と説明されています。太陽光等での発電だけではまかないきれなくなり、地球に調査しに来たとのこと。仮に彼らの星で天然ガスや石油が見つかったら、それが争いの火種になるのでは、と心配してしまう薄汚れた地球人です私は。
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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。