読書まとめミニ『どうぶつのかおならべてみた!』
『どうぶつのかおならべてみた!(やってみた!ずかん)』
文/高岡 昌江
絵/かしわら あきお
監修/今泉 忠明
概要
娘のために図書館で借りた本ですが、大人もハマりました。同じ動物でも個体によって顔が違うし、似ている顔だけど別の動物もいる、ということを大判の写真で紹介してくれます。
文章を読んでも勉強になりますが、写真だけでもおもしろく、娘は気に入っていました。メスライオンの顔写真が並ぶ中、一匹だけネコを入れるのはステキすぎます、卑怯です(Amazonでサンプルが見られます)。
まじめに学びになったことを3点紹介します。
① ゴリラとチンパンジー:頭の形
ゴリラは頭が盛り上がっている。木の皮・枝などの硬いものを食べ、噛む筋肉が発達しているため。
チンパンジーは頭が平たい。草や木の実や虫など、やわらかいものを食べているから。
※多くのクマが縦長の顔をしているのに対して、パンダが丸顔なのは、噛む筋肉が発達しているため。
② アジアゾウとアフリカゾウ:耳の大きさ
※耳には、身体の熱を放出する働きがある。
アジアゾウは耳が小さい。日陰の多い森の中で暮らしているため、体温が上がりすぎない。
アフリカゾウは耳が大きい。アフリカの開けた草原で暮らしており、熱を放出しやすくするため耳が大きくなった。
③ アザラシとアシカ:あしの使い方
アザラシは前あしで舵を取り、後ろあしで水をかく。魚に近く、陸上よりも水中の暮らしに向いている。水中で1時間くらい息を止められる。
アシカは前あしで水をかき、後ろあしで舵を取る。後ろあしの可動域が広く、アザラシよりも陸上で歩きやすい。水中で息を止められるのは5分くらい。
いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。