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【図解】出版スタイルの変化

Kindleなどの電子書籍の発展によって、本を出版しやすい時代になったと言われる。今までの出版と、Kindleで自力出版する場合のプロセスを図にしてみた。
※出版の経験も知識もないのできっと正確ではないです、ご了承ください。

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プロセスとして異なるのは、電子書籍の場合は印刷の工程がなく、発行部数を予想して在庫を抱えるリスクがない。これが出版のハードルを下げた大きな要因だと考えた。

また、今まで出版のプロと共同でやっていた構想や編集のプロセスをひとりきりでやるところも大きな違い。文章の伝わりやすさや矛盾点のチェックは、編集者の専門的な経験値が求められる作業のように感じる。彼らは読書目線・客観的な意見を遠慮なく言ってくれる存在でもあるだろう。

もちろん全てひとりでやることには、自由度が高いという強力なメリットがある。自分のペースで進められる・編集者の横槍が入らない・売上を独占できる、など。自力で交渉する必要はあるが、身近な人に読んでもらって意見を求める等でカバーすることはできそう。

文章でまとめると、Kindle出版は下記のとおり。
メリット:在庫を抱えるリスクがない。自由度が高く、ハードルが低い。
デメリット:著者以外の客観的な意見が乏しくなりがち。執筆だけでなく全工程をすべて自力でやる必要がある。

ハードルが下がったのは間違いないが、ハードルを蹴り倒そうが無視しようが完走(=出版)はできちゃう、とも見える。

自著出版を目指すnoterさんは結構多いらしいが、真剣に考えてアウトプットしているなら、noteでもブログでも紙媒体でも電子書籍でも、目的は達成できるのでは。

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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。