【学研まんが】舞台照明のひみつ オススメ度:★★★★★(1〜5)
テーマ
特化してます。
舞台照明を作る人たちのみならず、
設置する人や使う人も取り上げられ、
舞台業界全体の紹介も含まれています。
実用性
知識として。
シーンごとに立体感や厳しさなどを表現するため、
複数方向からの光を細かく調節しているのは驚き。
そんな意図があったとは知りませんでした。
でも、それを感じさせないようにするのが
プロの仕事なんだろうなー。
ストーリー
舞台照明に興味を持ったことで、
照明の妖精・イルミからひみつを
教えてもらうことになった主人公たち。
男の子主人公のおじさんが松村電機社員で、
川越工場へ見学に。
その後、女の子主人公の姉の演劇で
小道具にトラブルが発生するも、
照明の当て方を工夫して乗り切ります。
なかなかドラマチックな展開。
男の子主人公は「こわし屋ショウ」との異名を持ち、
メガネキャラ&虫メガネを愛用する「二重メガネ」ですが、
この絵師さんのキャラとしてはフツーに真人間でした。
ファンタジー
照明の妖精イルミ(舞台照明専門)が案内役。
舞台照明に興味を持った人には視認できる存在で、
松村電機の人とはみんな知り合いです。
主人公たちのコピーを作って身代わりをさせる、
タイムスリップ、主人公たちを着替えさせる
などの能力を使います。
ちなみに、コピーのクオリティは絶妙に微妙。
なお、多彩な能力を持ちつつも、
その能力は教育のためにしか使っておらず、
照明の開発や舞台での使い方については
イルミは手出ししていません。
身の周りのトラブル程度なら
魔法でなんとかしてくれちゃう
『海のひみつ』のウミネコとは対照的です。
一行知識
能の舞台は、太陽の具合で面の表情が
変わらないように、北向きに作られる。
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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。