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別世界が広がる家で。

こんにちは!
人見知り、意気地なし、お金なしのたにです。

僕は、函館には去年の4月、3年生になるタイミングで学部のキャンパス移行と共に移住してきました。その年は学校と家を行き来するだけになっていました。しかし、今年休学するとなって、時間が出来てから少しずつ函館の魅力に気づき始めました。

僕のテーマは、在住の身として旅するように暮らすこと
そしてその旅では、お金をかけずに旅する事
この二つを主軸として活動していこうと考えています!

旅する様に暮らす、マイクロツーリズムのようなものでしょうか?
聞くだけでワクワクするし、なんだか素敵ですよね。
でも自分自身、それがどういうものかは全く掴めずにいます。
みなさんもここを自分で明確に掴めている人は少ないんじゃないでしょうか?

なのでこの函館の旧市街地のローカルな情報を発信する活動で、自分がその感覚を少しでも掴み、皆さんに少しでも伝えられたらなと思います。

さて、話は変わり、以前写真を撮りに弁天町を歩いていた時、何やら色鮮やかな写真が大量に張り巡らされた部屋がある建物を見つけました。

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以前にも見かけたことはありましたが、なんの店か分からず、入れずじまいでいました。
今回は勇気を出して入ってみることに。
大きなガラス張りの扉を開けるとそこには、いく千もの笑顔が光に照らされていました。

写真に写ってるのは海外の人達。大半が子供たちでした。

しばらくすると奥から家主の方が出てきました。
ヤマダケンタロさんという方で、フォトグラファーではなく、普段は別のお仕事をしているそうです。主にアジアの国に立ち寄り、色んな写真をとっているんだとか....

この建物は明治40年築の蔵をリノベーションした場所で2階は自宅になっているそうです。
spAce ICHIGoICHIeはフリースペースとしても貸し出しているらしく、相談すれば使うことができるとの事。
また、この場所は様々な人を繋ぐ、また感性を刺激する場になればという願いが込められているそうです。

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壁にある写真は笑顔のものが多いので、どうやったらそんなに笑顔を引き出せるのか聞いたところ、自分から笑顔を引き出すことなく、あっちが自然に笑顔になってくれるそうです。
けんたろさん自身は人見知りだそうで、自分からグイグイコミュニティーに入って行くことはしないそう。むしろ人見知りだからこそ、受け入れられてもらえたのかもしれない。そう仰っていました。
確かにお話しているときも、ずっとここにいることを許してくれているような、そんな安心感がありました。

人見知りだからこそ、逆に構えられることなく、変な壁をつくられない

ひとつの輪に溶け込むにはコミュニケーションスキルが高くないといけないと思っていた自分にとっては目からウロコ。
今まで、人と仲良くなるためにどこかで無理してた部分があったと思います。相手を伺って、タイミングよく都合の良い事を言わないと!
でもそれって結局全部表面上の物になってしまっているんですよね。

そんなに頑張らなくてもいいんだ、人見知りは人見知りで武器にもなるんだ。そう考えると自分の弱いと思っていたところが肯定された気になりました。

最後にこの空間にいて思ったことは、
ここは、「別世界」を味わわせてくれるという事。
それは写真をみて海外を感じることができること、リノベーションされた蔵の雰囲気が何とも言えない居心地の良さを作ってくれていること、そして何より、ケンタロさんの安心感に触れること。それぞれが組み合わさってここを特別なものに昇華しているんだと感じました。

本来、蔵は家財を置いておく役割があります。使われなくなった蔵がリノベーションされ、こうしていまたくさんの宝物にあふれているのはなんだか素敵ですね。

みなさんもお近くを通った際は是非、この「別世界」を味わってください。

次はここでまた他の素敵な方達と出会えたらいいな、と思うたにでした。

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また、水曜日と土曜日の週2回更新するので是非覗きに来てください!

SMALL TOWN HOSTEL Hakodate
私たちが情報を発信する函館旧市街(西部地区)の中心地で、ローカルの案内役を務める宿泊施設”スモールタウンホステル”のご予約はこちらから
https://bit.ly/3kR3Vwo



⭐︎お店情報⭐︎
spAce ICHIGoICHIe
インスタグラム@space151e
open 14:00前後〜20:00くらいまで、不定休
またヤマダケンタロさんの各国を巡った写真集も販売してました!


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