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折れた箒


謎のストレスに駆られている。

そう言う時はいつも決まって両肩の付け根から力が抜けて、両肘の感覚がなくなり、最後には両腕がだらんと下がる。

どうしてもやりたくないことや、一緒にいたくない人たちと一緒にいるのは、ある意味で自分を偽っていることで、それはそれは多大なストレスがのしかかっている事と候。

可哀想、自分の思ったことをきちんと伝えることの出来ない弱い人間。いつか逃げようと機会を伺うのも、囚われているのは自分自身。弱虫な自分からは逃げも隠れも出来ないことに早く気づきたまえよ。


人生で、唯一の幸せを感じる瞬間は、自分の中で素晴らしい文章が書けた時、ただそれだけのために、今日も生きることを選択している。


人生は選択。

生きるか死ぬか、それを毎日選択して人間は歩いていく、千里の道をひたすらに、歩いていく。道があまりにも長すぎるせいで、いつしか、自分の意志で歩いているのかどうなのか判別がつかなくなっていく。もしかして何か大きなものに支配され、操られているのではないのかという不安に駆られ自我を見失う愚かな若者達よ。あまりにも自分がちっぽけで何の力も無い無力な存在であることに悩まされ、実は自分が何者でもないと言う事実が唯一の救いであることに気づくこともない。


何かを表現すると言うことはすなわち模倣と破壊の最中に居続けると言うことだ。我々の夢が、かつて見たあの景色から出来るように、無から有は生まれない。この世界は四捨五入したら一つ。馬鹿野郎。路地裏でくたばっちまえ鼠講。


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