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今年の畑の総括 タンニン鉄液使ってどうだったのかを振り返ってみる

はじめに

 ・根張りがよくなって、野菜が大きくしっかりと育つ
 ・葉や果実のハリ、色ツヤがよくなる
 ・野菜の構造がしっかりするので腐りにくく日持ちがする
 ・野菜の渋みエグミがなくなり、本来の甘みや旨みが出て食味がよくなる

 以前にも書きましたが、タンニン鉄液は様々な実証実験によって、すでに上のような効果が報告されています。お茶と使い捨てカイロの中身だけで手軽に作れますので、私もいろんな作物に施しては日々その効果のすごさにおののいていたのですが、今回は、そんなタンニン鉄を施してやってきた今年の畑の総括をしておきたいと思います。 

1.ニンニクはめっちゃジャンボ!でした

 昨年9月に私が植えたのはホームセンターで買ってきた「国産ホワイト」の種ニンニクだったのですが、時々タンニン鉄液を施して育てたニンニクは大きな球は直径が7~8㎝ほどもあって、これはもはやジャンボニンニク級でした。(^^;)

10個ずつ編んでガーリックブレイドにして乾燥保存しました。

2.葉物野菜はモリモリ大きくなりました

 春にはサニーレタスとキャベツの混植もやってみました。ホームセンターで買ってきた苗を50㎝間隔でマルチを張った畝に植えつけてみたのですが、タンニン鉄液を2週間に一回ほどやっていたらすごく元気に育ちました。この後どんどん大きくなって、密植栽培になっちゃいましたけど。w

今見返すと葉の色つやが美しい!健康にスクスクと育ってます。

3.オクラでっかすぎる問題

 「あー、オクラを収穫し忘れて大きくしちゃったのね。よくあるー。」
って思うでしょ?それが違うんですよね。なぜだか今年のうちの畑のオクラは全部このサイズ感。花が落ちて実ができる最初の段階、つまりいきなりからどれもこれも全部でっかいんです。

あれ?これはモンキーバナナかな?

 とりあえずその巨大さが伝わるように手のひらに乗せてみましたけど、3本乗せたらしっかりはみ出ますし、何より私の指と比べるまでもなく、とにかく笑っちゃうほど太いんです。w
 ところで、これってどうやって食べたらいいんでしょうねっていうか、そもそも食べられるんでしょうか?とりあえず普通にゆでたらどうや?と思ってやってみましたけど、予想通り固くて全く無理でした。あー失敗です。タンニン鉄液のおかげで鉄のように固いオクラができちゃった。w

4.サツマイモの試し掘り からのwww

 今年植えたサツマイモはシルクスイート。タンニン鉄液のせいか夏の間やけに蔓の元気がよかったので、「蔓ボケ」を心配しましたけれど、植え付けから130日を超えた9月 22日に試し掘りをしようと取りあえずマルチをめくって掘ってみたらこんな感じでした。

おー、この株は数もあるけど一個ずつが丸々としていて大きいですね。

 もう一株掘ってみたらこんなのが出てきました。私の手と比べるとその大きさがわかりますが、こんなにパンパンに腫れてるシルクスイートを私は見たことありません。これじゃたぶん焼き芋はできませんね。この時は試し掘りのつもりだったのですが、これを見て急遽収穫作業に突入しました。w

なんじゃこりゃ。砲丸投げの玉かな?www

5.秋ジャガの収穫してみたらすごかった

 これは先日記事にした通りです。もうね。あんなにデッカイジャガイモは初めて見ましたよ。うれしかったなあ。(^^)

超高畝栽培とタンニン鉄液のコラボで、ものすごく大きなイモがたくさん採れました。
それにしても、このサイズ感はどう考えてもちょっとおかしい。(^^;)

6.実は蕪と大根もすごく巨大でした

 今が旬の冬野菜では特に蕪と大根にタンニン鉄液の驚きの成果が出ました。ちなみに画像はありませんが白菜もずっしり重くて巨大、水菜もワサワサした大株に育ってます。(^^;)

そもそもそんなに大きくなる種類ではないのに直径20㎝越えの大蕪。
こちらは先日収穫した大根です。長さを測ってみたらまさかの55㎝。直径は10㎝もありました。

7.総括

 如何でしたでしょうか?これ以外にもきゅうり、ナス、トマト、ピーマンシシトウなどの夏野菜、インゲン豆やスナップエンドウ、セロリ、アスパラ、ニラなどなどいろんな野菜を栽培しましたが、いずれもすごくしっかりと育ちました。(^^)

 それにしても、一体どんな世話をしたらこうなったのでしょうか?これらすべての野菜に共通することは次の3点のみです。

・土質改善のために自家製堆肥をたくさん入れたこと
・肥料をほとんど施していないこと
・植物が若い頃にタンニン鉄液を時々与えたこと

 私は土質改善のために、年に一回くらい気まぐれにバーク堆肥や牛ふん堆肥、蛎殻石灰を畑に入れますが、最もたくさん施しているのは自家製の雑草堆肥と籾殻堆肥です。化成肥料はもちろん、有機肥料も含めて作物の成長のための三要素が多く含有されているいわゆる「肥料」と呼ばれるものはほぼ使っていません。
 以前、ばあちゃんが昔使ってた古い有機肥料を倉庫で見つけてパラパラと撒いてみたり、元肥にしてみたりしたことはありますが、効き目がわからんので今は使ってません。ほら、ちょっと前に動物にかじられたアレです。w  あ、ジャガイモには同じく古いイモ専用有機肥料を芽かきの時に一畝だけチョロッと入れましたっけ。後の畝は追肥するの忘れてそのまま思いっきり土寄せしてしまったのでした。www
 こうして考えると、タンニン鉄液の本当のすごさは、何といっても肥料をほとんど施さずに、ものすごく大きくてしっかりした野菜が作れるところなんだろうなと思います。肥料高騰の昨今ですからこれはまさに朗報。(^^)

 でもね。じゃあ肥料は与えなくても、毎日まじめにタンニン鉄液を与え続けてたんじゃないの?と思われるかもしれませんが、実はそうじゃないんですよね。
 種まきをして本葉が数枚出てきた頃、または苗を植え付けてしっかり根付いたのが確認できた頃に一度たっぷり与えて、その後は1~2週間に一度くらいの間隔で2~3回くらい。ずっと忘れてたのを思い出して「ああ、そういえば最近やってないな。」と思うと、作っておいたタンニン鉄液を4倍くらいに薄めて、ジョウロで水やりみたいにものすごく適当にやってただけなんですよね。ちなみに植物がまだ若いときだけで、植物が大きく育ってからは全く与えていません。

うーん。こうして振り返ってみると何ちゅうエエ加減さ。www


というわけで、来年もまたタンニン鉄液でがんばりますかね。
あ?これをがんばってると?どの口が言う?

あはは、すみませんね。(^^;)


そんなタンニン鉄液のつくり方はこちら。面白いからあなたもぜひ!
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