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筍大作戦 再び www 米ぬか使わずにあく抜きしてみた

 先日、山家に住む親戚から大量なる筍をいただいて、いろいろやった記事を書いたばかりだというのに、実はまたまた我家に大量の筍がやってきました。前回の筍がようやくなくなったというタイミングで。w

 さて、前回は水煮にした状態で頂いたのですが、今回は息子が知り合いに誘われて筍堀りに行って掘って来たものです。
  本数は数えてないけどたぶん40本近く。流石にそんなには食べられないので、クルマから降ろした大量なる筍を目の前にして二人で「これどうしたらエエんや?」と思案しているところへ、たまたま通りかかったものすごく不運なオッサンに無理やりおすそ分けしたり、メッチャ遠慮するご近所さんに配ったりして、本数をほぼ半分に減らしました。こちらとしては必死だったんだけど、今考えるとすごく迷惑だったでしょうね。w

 さて、みなさんご存じのように、筍は掘った瞬間から時間がたつにつれてあくとエグ味がどんどん増していきますので、できるだけ早くあく抜きをするが吉。というわけで、二人であく抜きにかかりだしたのですが、何しろ量がありましたので結構な作業でした。w

 ところで、筍のあく抜きには昔から米ぬかを使うのが定番。でもね。最近ネット上には米ぬかを使わない方法もたくさん出回っていますので、今回はそれらを参考にしてやってみたいと思います。

先ずは筍の先端を斜めに切る。相変わらずの造形美に見とれてる場合じゃありません。
先端部分は深く、根元に行くにつれて浅く縦に包丁を入れて、とにかく皮をむくのです。
皮ごとゆでてもいいんだけど鍋に入んないので。筍って食べられない部分の方が多いんですね。
鍋に入るようにカットして、今回は米ぬかは使わずに水だけであく抜きをしてみます。
落し蓋をして30~60分ほど弱火で加熱沸騰。柔らかくなったらそのまま冷めるまで放置して、
きれいな水にさらしてあく抜きの完成です。でも、これでちゃんと抜けてるんだろうか?
一つ切って食べてみましたら、とてもいい感じであくが抜けていました。(^^)

 大きさにもよるけど、30分水で煮るだけでほぼあく抜きはできますね。
 これまでの苦労は何だったんでしょ?www

 さて、この筍でなに作ろうかな?ということでやってみたのがこちら。

先ずは定番の筍と鶏の釜めし。
肉じゃがに筍を入れてみた。これ、ふつうにうまい。(^^)
焼き物は筍とタラのバターソテー。
ほりべえさんが作っておられたのを参考に筍クリームスパ。ドロドロになったけどおいしい。w
こっちは息子2号の作った筍カルボナーラ。黒コショウ振りすぎ。w
同じく息子2号作の筍入り野菜炒め。
息子3号作の筍山盛りチンジャオロース。筍もっと細かく短冊に切れよ。w
そして、吸い物は筍とワカメでシンプルに。

 はい、ごちそうさま。
 筍は当分いいや。(^^)



 今回は米ぬかを使わない方法であく抜きをやってみましたが、実は保存もちょっと違う方法でやってみました。
 水煮した筍の保存は、煮出した水と一緒に筍をジップロックに入れて冷蔵するのが一般的でしょうか。ただ、この方法で時々水を替えながら冷蔵しても長くて一週間くらいしか持ちません。また、冷凍する方法もあるのですが、筍がカスカスになったという失敗も聞きます。また、今回の我が家のように大量の筍が到来したときに冷蔵庫を占領されるのも困ったことです。
 そこで今回ちょっと思いついてやってみたのが、「水煮した筍の水を毎朝新しい水に替えて煮沸し、鍋に蓋をして放置。そのまま常温保存する。」という方法です。この方法で1週間ほどやってみましたが、腐ることもなく大量の筍を最後まで美味しく頂くことができました。(^^)
 


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