- 運営しているクリエイター
2023年5月の記事一覧
生き物はうっかり一人勝ちを目指しがち
生物個体や生物種は一人勝ちを目指す。だが、現実に一人勝ちを実現出来た生物個体や生物種はいない(だからこそ、今、多くの生物個体や生物種が存在している)。そもそも、或る生物個体や生物種の一人勝ちが実現するとき、生命現象そのものが滅びる。
ということを「知らない」ので、生物は無邪気に一人勝ちを目指し続け、それを繁栄と錯覚する。生物の文脈では、絶対的繁栄は自滅の別名。
特に、中途半端に高度化した知性現
ノストラダムス的なものが好かれる理由
大災害の予言とか人類滅亡の予言が好まれるのは、「予言が示すその日その時まではとりあえず何も起きない」と思えて、安心できるから。
裏を返せば、本当は今この瞬間にも大災害や人類滅亡が起こり得ることを、人間はみんな「知っている」ということ。
だからウソでも何でも「今は何も起きない」「あと30年は大丈夫」と云って欲しいし、云ってもらうと飛びつく。
ドーブツにはこの手の「性癖」はない。
誰かもう、チューリング博士の墓前に報告した?
人間の文章や発言も、所詮は、どこかのタイミングで聞いたり読んだりしたものの〔「口真似」とそのアレンジ〕に過ぎない。その点で、囲碁将棋の「指し手」と何も変わらない。どちらも「状況に最適と思われるもの選ぶ」という意味では同じことをしている。
ChatGPTが人間よりも素早く「整った文・良い文・わかりやすい文」を「書ける」のは、AlphaGo(囲碁用AI)が普通の人間よりも素早く「良い指し手」を「思い
『LASTMAN』第3話を観て、また「人間の終わり」について考えた
福山雅治と大泉洋の「ぴったんこカンカン」なイメージに釣られて『LAST MAN』を初回から観ているけど、第三話のモチーフが「不倫がバレるより、殺人罪で捕まったほうがマシ」だったので、そんなバカな!と思って、前から考えていたことを、また考えた。
(注:以下、『LAST MAN』とは全く関係ない話ですよ)
「人間の終わり」がどういうものかを既に知ってしまった我々は、人間(地球人類)が歩いている道の
例えば「スプーン曲げ」を「科学的」に説明する最も安上がりな方法
例えば、「スプーン曲げ」(超能力)を「科学的」に説明する、最も安上がりな方法は、〔この世界が実は『マトリックス』だから〕と言ってしまうこと。『マトリックス』というのは、昔の映画の『マトリックス』のこと。要するに、現実世界だと思っているこの世界は、実はコンピュータが構築した仮想現実で、そこで起きる「超能力現象」や「超常現象」は、全て、プログラム上のエラーの類という「説明」。
この説明が「科学的」な