アナドレン

今日もAnna Dorenに聞いてみよう ここは ”アナバ” かもしれない アナドルこ…

アナドレン

今日もAnna Dorenに聞いてみよう ここは ”アナバ” かもしれない アナドルことなかれ 毎日はアナドレナイ であふれている

最近の記事

かつて少女だったわたし

日曜日は早く起きないと決めている 時間を忘れるには時計の針を見ないこと 電車の時刻を見ないこと 長めの影とともに、美術館についた コンクリートの壁に モノトーンの配色 ハイセンスな建築に 革の靴のかかとが響く 遠い小さな町からやってきた 伝統的な模様 それらがなぜか現代のアートと出会ったとき 交互に背景を譲り合うように 壁に響く芸術家たちの声が共鳴し合う 時代と芸術家 そしてそれを愛した気品ある過去のブルジョワジー 「Toile de Jouy トワル・ド・ジ

    • あなたの街の瀬戸物屋さん

      「瀬戸物屋さん」 駅の近く 幼いこどもの行動範囲 何軒か商店が並ぶ一角に 瀬戸物屋さんはちゃんとあった 「お箸もう買い換えないとね。」 「お茶碗割っちゃってごめんね。新しいの買いに行こうか。」 そのような母との会話の度に あ、あの瀬戸物屋さんに行くんだな 新しい食器嬉しいな こどもの頃の うれしい気持ちを思い出す 瀬戸物屋さんに着くと それほど多くない品ぞろえの中から 「触ったらだめよ。」そう言われながら 自分の ”お気に入り" を見つけ出す 今よりもそんな

      • 「美しい」を求めるのは生きていく力

        非常事態や有事の時であっても いい香りのするアロマでマッサージを受けたい ボロボロの爪を綺麗にしたい 震災前の鏡の中の自分に会いたい そんな心の中に浮かぶ女性たちの声は 不謹慎だ。とか そんなの後回しだ。 と誰かが言うから なかなか声には出せずに 心の中でかき消されている という話を能登半島地震後 支援をずっと続けている団体の代表の方から聞いた 朝お化粧しながら、シミが目立たない日は気分がいいし 美容院で思ってた以上に似合う髪型になると まっすぐ家に帰りたく

        • もてなされる、という伝統芸能

          「お腹いっぱいで食べきらないわ」 「そしたら おむすびにしておきましょうか」 旅館の廊下で仲居さんと老夫婦の会話が聞こえてきた 先日、福井県のある旅館に宿泊した 高級宿という訳ではなかったけれど古くから温泉で栄えた土地にある 老舗の旅館 部屋に担当の60代後半くらいのベテランの仲居さんがつき、 お茶を淹れてくれたり、夕飯の支度をしてくれたり、 不自由なことは無いか聞いてくれたり 会話のテンポも心配るポイントも慣れていて心地いい 旅館の ”仲居さん”という職業も、日本の伝

        かつて少女だったわたし

          一瞬で オシャレ

          もういい加減、野暮ったくて ようやく、予約を入れて 美容院に行く 美から遠のくと心もどこか すさみ 美容院に当日行くまでは、 ちょっとオシャレもして行かないといけないし 「めんどくさいな」が頭をよぎる でも、髪質にあったカット 希望を叶えるカラーリング シャンプーのにおいと 頭皮のマッサージ 出来上がった鏡に映る自分を見て ほわっと すさんだ心がアップデートされる 一瞬で人を幸せにできる 美容師さんって 神業 だなと思う レストランの最後に出てくる sweets?

          一瞬で オシャレ

          「THE FIRST TAKE」(ザ・ファースト・テイク)を観て

          「THE FIRST TAKE」(ザ・ファースト・テイク)という 人気のミュージシャンが一発撮りのパフォーマンスをみせる 2019年スタートのYou Tubeチャンネルがある かなり 人気らしいが、全く知らなかったのと ”最近の人気のミュージシャン” という時点でもうちょっと違う世界の話のように感じ、 興味がなかった ところが、 「長渕剛のTHE FIRST TAKE がやばい」という情報を聞いて どうしても観たくなった 教えてくれた人の情報によると、 「歌がなかなか始

          「THE FIRST TAKE」(ザ・ファースト・テイク)を観て

          「AI」に任せてみた

          「頭の中のイメージをカタチにするのは難しい」 というフレーズで イメージの言葉を文字にしてキーボードで打っていくと、 それをAIがイラストに描いてくれるソフトがある 「フランス料理、コース、メイン、フォアグラ…」という調子で 文字を入力し、どんなフルコースのイラストをAIが描いてくれるか 試しにやってみた 楽しみに待っていると… わたしの頭の中のプレートには到底追いつけないような 美味しくなさそうな、お料理のイラストが出来上がった がっかり…したけれど いや、 人間

          「AI」に任せてみた

          大人のデニムは むずかし

          デニムはオシャレな人のもの デニムなんて、勇気いります! また いつもの考え癖が 邪魔をする 諦めさせるのは いつも ” わたし ”  ああ、 わたしの毎日 わたしのLIFE 数学よりも、簡単で 科学よりも、明快だ 受け入れた途端 受け入れられて 履いた瞬間 解けていく 「Have a nice day!」 「you too!!」

          大人のデニムは むずかし

          ”まくら”という名のブラウス

          17時だろうと 21時だろうと 深夜2時だろうと ベッドに入れば 一瞬で深い眠り こどものこととか 明日の朝のごはんとか 「涙の女王」のつづきとか やるべきことがどれだけあっても ベッドに入れば5秒もいらない 疲れすぎているからか お昼間たくさん寝ても、寝てない日と 変わらないくらい一瞬で眠れる 自分に合った ”まくら” が、あれば 睡眠の質は上がれども ない なら ない で 十分 眠れる お疲れ日々のお年頃 おやすみなさい

          ”まくら”という名のブラウス

          物語をかえてみたい

          片方からみると ”悪” でも もう片方からみると ”正義”だったり 正義の裏は、正義だったりして こども同士のいざこざでも 母たちの井戸端会議でも 話のストーリーを 悪いようにもっていくことも 楽しいようにもっていくことも 自身の強い意識次第でかわったりして それならば 物語をかえてみたい そう決めると 展開は早い

          物語をかえてみたい

          幸せにするプロの仕事

          題名も作者も覚えていない 本 を探す場合 ネットでの ”ニュアンス” 検索は試してはみたが 見つからない それでも諦められずに図書館にいき 「うさぎが主人公、キルト、引っ越す」この3つを 図書館のプロ ”ライブラリアン” の方に聞いてみた 最初に尋ねた方は、一応パソコンで検索してくれたけれど 「はて・・・な?」で終わった そこで終わるのが近頃のコミュニケーションでよくあるパターンな気もするけれど、がっくりしているわたしに 「○○さんならもしかして…」と 頼もしいことに別

          幸せにするプロの仕事

          とうとうCHANELが買えなくなった

          「CHANELは買えないから…」 と言っていたら とうとう 本当に買えない 値段になってしまった Instagramで吹雪の雪山だろうと、カフェだろうと 日常にお構いなしに持っているのは そりゃ 伊原葵さん だからだし、神崎恵さん だからだ それでもわたしが学生の頃(20年以上前)は見渡せば 大学のキャンパスはブランドのバッグだらけだった 各々どのように手に入れていたかの追及は野暮だけど とりあえず、親の力がなくても、おじさんの力?でも アルバイト代を数カ月分全額つぎ込ん

          とうとうCHANELが買えなくなった

          tiny desk CONCERTS

          言わずもがな tiny desk CONCERTSといえば 超一流な壮大アーティストが tinyなオフィスでLIVEをする あのヒットコンテンツで そのJAPANESE版がスタートし、初ゲストの アーティストが藤井風だった それはもう楽しみすぎて、寝てしまわないように タイマーもかけ、録画予約もして 久しぶりにリアルタイムで見れるように テレビ画面と向き合って開始に備えた 藤井風はデビューするもっともっと以前から 「世界に向けて」を意識しているだけあって 急遽オフォーを

          tiny desk CONCERTS

          ジャケ買い

          初めて買ったCDは 織田裕二さんの縦長のシングルCDで オレンジ色のシャツを着た織田裕二が 廃線?かどこかを背景に 切なそうな顔をしていた 当時、小学3年生だったわたしは この歌を全く聴いたこともなかったのに オレンジ色と 切なそうな織田裕二で 「ジャケ買い」した 最近の音楽購入マーケットは配信が主流だし もうイントロがあると売れないので イントロカットいきなりサビ が流行りだそうだ 「ジャケ買い」なんて言葉は ジャケットを買う方にしか 通じなくなるのかもしれない

          母はいそがし。

          こどもの頃 母と外食に行くと わたしよりも先に母の頼んだ食事が運ばれてくると 「先、お母さんのちょっと食べる?」と わたしの方に母のオーダー品とお箸がまわってきた 「うんっ」なんて言って 無邪気に母より先に母の食事を 自分のが運ばれてくるまで食べていたわたし 鍵っ子だったわたしは お母さんなんて、いつも仕事で居ないし もっと愛情くれよ と心の底で思ってひねくれぎみに育ったけれど そんな所々に 母の愛情はちゃんとあふれていたのだ 40歳も過ぎて 自分も親となり 娘

          母はいそがし。

          迷惑をかけてはいけませんか?

          家の近くに、人気の私立一貫校がある 幼稚園からみんなこぞって入園を希望するので 入園面接時にこどもが泣くと一瞬で ”不合格” とされる のは有名な話 その学校の前を通勤で毎日通るのだけど 校門の前に生徒にむけたメッセージが 巨大な黄色い看板に大きな黒い文字で書いてある 『人に迷惑をかけない』 こどもたちはこの看板を毎朝見ながら登校するのだな 息苦しくないだろうか… わたしは大人だけど朝この看板を見てしまうと 心の巾着袋がキュっと締められる 迷惑をかけられても 失

          迷惑をかけてはいけませんか?