Anna.

コーダとして生まれ手話で育った。聴覚障害の世界と聴者の世界との狭間。コーダだからこそ感…

Anna.

コーダとして生まれ手話で育った。聴覚障害の世界と聴者の世界との狭間。コーダだからこそ感じたこと。自分が感じてきたこと。思うことをありのままにマイペースに。人見知りですがどうぞよろしくお願いします。

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  • CODAにまつわるエトセトラ

    noteの皆さんとCODAが融合したらもっと世界が広がるかもしれない。 #coda #コーダ #note

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「Watashiは変われましたか」を書き終えて #創作大賞2024 #エッセイ部門

はじめに 私はコーダ(CODA)として生まれ育ち、聴覚障害者の両親と聴者の世界との狭間で生きてきました。文化の違いに悩まされながらも、コーダだからこそ感じ、活かすことができると感じています。今回は母からの話や私の経験をほんの少しのスパイスとして入れたファンタジー小説に挑戦してみました。物語のスパイスはあくまで私自身の経験からであることを理解いただければと思っています。物語はフィクションです。ここでは、その背景や経験についてお話しします。 文化の狭間で 聴覚障害者の両親と

    • 子供からのプレゼン方式

      手話、日本語、英語の中で感じた私流の子育てについてきままにまとめていこうと思う。 子供が「バレエを習いたい」って言い出したとき、正直、どうしようか迷った。バレエってお金がかかるし、発表会のたびにまとまったお金も必要になる。可愛い我が子には「いいよ」って言ってあげたいけど、現実はそう簡単じゃない。 あれもやりたい、これもやりたいって興味がたくさんあるのは嬉しいけど、全部「いいよ」って言うわけにもいかない。そこで、なんで習いたいのか、どれだけやりたいのか、自分の言葉でたくさん

      • 本業が忙しいときは脳内混乱してまとまらない そんなときは無理しない もうこんな時間 おやすみなさい

        • ありがとうございます

          2週間とちょっと195「スキ」に感激 コーダの世界をしってもらえるきっかけになってくれたら嬉しい #創作大賞2024 #CODA #コーダ 

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        「Watashiは変われましたか」を書き終えて #創作大賞2024 #エッセイ部門

        • 子供からのプレゼン方式

        • 本業が忙しいときは脳内混乱してまとまらない そんなときは無理しない もうこんな時間 おやすみなさい

        • ありがとうございます

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        • CODAにまつわるエトセトラ
          35本

        記事

          手話、日本語、そして英語の狭間で

          私コーダの生活 コーダも育った環境はそれぞれ異なる。手話の環境もあれば日本語の環境もある。今回は私コーダとしての話をしたいと思う。私の人生にはもう一つの言語が存在する。手話、日本語、そして英語という三つの異なる言語に囲まれて育った。家庭では手話、学校では日本語、そして祖母の家では英語が飛び交っていた。この環境は珍しい方だと思う。同時に私にとって豊かな経験をもたらしてくれた。友人にこの話をすると、「面白い環境だね」とよく言われ、「なかなかない環境だからもっと話したほうがいいよ

          手話、日本語、そして英語の狭間で

          どっちも私、そんな自分を好きになること

          日常の中で、私たちはさまざまな側面を持っている。仕事での自分、家族と過ごす自分、一人でいる時の自分。どれもが本当の私であり、それぞれが大切な一部。でも、時にはその多様な自分に戸惑い、自分自身を見失いそうになることもある。そんな「どっちも私」というさまざまな側面を持つ自分をどう受け入れ、好きになることができたかについて話してみたい。 私には、日本語で話す時の自分と手話で話す時の自分がいる。日本語を使う時の私は、言葉を駆使して表現し、感情を込めて話すことが得意だ。話す相手とのア

          どっちも私、そんな自分を好きになること

          素直に嬉しい ありがとうございます✨ そして今夜はおやすみなさい💤

          素直に嬉しい ありがとうございます✨ そして今夜はおやすみなさい💤

          毎日投稿しようと意気込んだけど仕事に追われるとなかなかできない。毎日投稿されている方を尊敬です。「スキ」「フォロー」本当にありがとうございます。元気もらっています。マイペースに投稿するので、これからもよろしくお願いします。

          毎日投稿しようと意気込んだけど仕事に追われるとなかなかできない。毎日投稿されている方を尊敬です。「スキ」「フォロー」本当にありがとうございます。元気もらっています。マイペースに投稿するので、これからもよろしくお願いします。

          #この夏やりたいこと

          この夏やりたいこと 毎年、夏が来るたびに楽しみと共に計画を立てるのが私の恒例行事です。今年の夏も、やりたいことがたくさんあります。普段は忙しい日常に追われがちですが、夏の特別な時間を活かして、いくつかの夢を実現したいと思っています。 自然と触れ合う まず、この夏は自然の中で過ごす時間をもっと増やしたいです。普段は都市での生活が中心ですが、緑豊かな場所でリラックスすることで、心身ともにリフレッシュできると思います。ハイキングやキャンプ、湖でのカヤックなど、自然と触れ合うア

          #この夏やりたいこと

          ビックリの週末

          昨日今日と出掛けていて、帰宅してからnoteを開いて驚いています。始めたばかりのnoteで立ち止まって目を通してくれて、本当にありがとうございます。創作大賞2024のために始めたnote 昨日今日と「スキ」と「フォロワー」の数が増えていて、素直にnoteの世界を通して皆さんと繋がれていることを喜んでいます。 ファンタジー小説を創作大賞2024という一つの目標で書き上げました。色々なことを書き溜めてきたけど、一つの物語として完成したのは初めてです。もちろん、まだまだ拙い部分

          ビックリの週末

          #育児日記

          夏の思い出と汗疹対策 夏が来るたびに、我が家では毎年新しい思い出が増えていきます。子どもたちと過ごす時間は、本当にかけがえのないものです。とはいえ、夏には楽しいことばかりではなく、暑さや汗疹といった問題もあります。ここでは、そんな日常の一部を育児日記として記録してみたいと思います。 朝のスタート 朝早く起きると、まずは子どもたちと一緒に涼しい時間を楽しみます。朝の散歩は、まだ日差しが柔らかく、風も心地よいので、私たちのお気に入りの時間です。公園での遊びや、自転車に乗るの

          #育児日記

          #紫外線対策

          紫外線対策と私の日常 毎朝、目が覚めるとまずカーテンを開けて、外に広がる青空を眺めるのが私のルーティンです。朝の光を浴びると一日の始まりを感じて、気持ちがシャキッとします。でも、あの美しい太陽の光には見えない危険が潜んでいるんです。それが紫外線。 紫外線は肌に悪影響を与えるので、日常的に対策をすることが大切です。特に私のような敏感肌の持ち主にとっては、しっかりとしたケアが必要です。ここでは、私の日常の紫外線対策についてシェアしたいと思います。 朝のルーティン 私の朝は

          #紫外線対策

          #この夏ほしいもの

          この夏ほしいもの 私は普段、あまり物を買わないタイプです。実用的で必要なものしか手に入れない性格なので、衝動買いをすることはほとんどありません。昨年の夏も、日傘を買うかどうか迷い続けているうちに、夏が終わりそうになってしまいました。でも、その姿を見かねた友人が、誕生日に日傘をプレゼントしてくれたんです。彼女は呆れながらも、優しく微笑んでいました。 今年も暑さが厳しく、ハンディ型の扇風機がほしいなと思いつつ、まだ迷っています。便利そうだし、外出時に役立ちそうですが、なかなか

          #この夏ほしいもの

          #猛暑の過ごし方

          猛暑の過ごし方と私の日常 毎年、夏が来るたびに「今年の暑さは過去最高」と言われることが多くなってきました。特に近年の猛暑は、私たちの生活に大きな影響を及ぼしています。実は、私は夏生まれなので暑さには強い方ですが、さすがに最近の猛暑は厳しいものがあります。そこで、私の日常で実践している猛暑の過ごし方を紹介したいと思います。 朝夕の涼しい時間を活用 夏の朝夕は比較的涼しいので、この時間帯を有効に使うようにしています。例えば、朝や夕方の涼しい時間帯に散歩をしたり、買い物を済ま

          #猛暑の過ごし方

          「Watashiは変われましたか」最終話

          気がつくと、いつの間にか懐かしい思い出の品々のある不思議な場所へ戻っていた。はじめに訪れた安心できる不思議な場所だ。 スマホの光に導かれながら、私は過去を見つめ直す旅をしたのだ。幼少期の私が母と過ごした思い出、沙羅と杏奈との未来の絆、それら全てがこの光の中で繋がっていた。過去に戻ることは自分が望んだこと。スマホの不思議な力を借りながら後悔を幸せに変えることができた。もしもう一度沙羅に会えるなら「変わることができたか」と聞いてみたい気もする。でももう戻ることはできない。 静

          「Watashiは変われましたか」最終話

          「Watashiは変われましたか」第17話

          次のシーンを選択すると、見覚えのある光景が現れた。私が沙羅とビデオ電話を切った後のシーンだった。 暗闇が広がり、冷たい風が肌を刺すような感覚があった。画面が明るくなると、見慣れたキッチンが現れた。私は沙羅とビデオ電話をしていた。会話が終わり、電話を切った後、お茶をいれようとカップを取り出す瞬間、突然胸が苦しくなった。胸の奥に鋭い痛みが走り、息を吸うのも辛くなる。 「あれ?」と思う間もなく、体がぐらつき、カップを持ったまま膝から崩れ落ちた。カップが手から滑り落ち、床に落ちて

          「Watashiは変われましたか」第17話