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「見る」より「やる」方が好きなこと。「やる」より「見る」方が好きなこと。

どうも。
仕事に飽きるとすぐnoteを開いてしまうannです。


私は小学生の頃から物語を書いて遊ぶのが趣味だった。
中学生にもなれば好きなアイドルができた事から夢小説に興味をもった。
だいたい文章を書くのが好きな人ってのは読書好きが大半の中、私は読書に興味のない人間。
そのせいか、夢小説ですら人の物語を読んでいられなかった。

好きな言葉使いや好きな文章の雰囲気ってあると思うけど
それにあてはまるものってのがなかなかみつからなくて。
きっと探し方も悪かったのかもしれない。
でも、本も最初の1ページで読めるか読めないかが決まってしまう。

読める本って言うのは、最初の1ページからまるでその世界に叩き込まれたかのように没入してしまう。
普段は読書なんかしないのに、時間を忘れて読んでしまう。
「ダレン・シャン」や「ハリー・ポッター」「獣の奏者」がそれだった。
頭の中に映像が浮かんできて、主人公の目線で場面が見えたりドローンで空中撮影しているかのように俯瞰で見えてたり…
とにかく世界に入り込んでしまうのだ。

きっともっと色々な本を手にすれば、そう言った世界をたくさん体験できるんだと思うが、いかんせん気分が本に向かないことが多くてなかなか探すことができないでいる。

ライターとしてはたくさんの本を読んで、たくさんの表現力を吸収しないといけないのだけど、世界に入りこんでしまうと文字ではなく脳内で映像化しちゃうから文章のインプットが難しい。

興味のない文章だと、ただ文字が並んでいるようにしか見えなく言葉として入ってこない。ビジネス本とかとくにそう。
どちらかと言うと、映像で吸収する方が得意なようだ。

さて、話は夢小説へと戻りましょう。
ヒロインの名前を自分に変え、好きなアイドルとラブラブな妄想ストーリーが楽しめる、まーなんて楽しい夢小説。
思春期真っ只中のann少女は色々なサイトを巡り夢小説を読みだした。
が、そこで始まる文字の陳列。物語に入りこめない問題。

そもそも私こんな女じゃないし。
この人こんなこと言わんやろ。

そう頭のなかで突っ込みを入れながら読んでいるうちにひとつの結論に至った。

『読みたいストーリーがなさすぎる』

そこでann少女は閃いた。
まるで平成のマリーンアントワネットかのように

『読みたい話が無ければ書けばいいじゃない!』

と。
こうして、ann少女は夢小説の執筆にハマるのであった。(完)

実は不登校だったこともあり、昼夜問わず小説を書き殴った。
次から次へと溢れてくる想像が止められない。
どこのサイトよりも数は多く、またどこのサイトよりも登場人物のリアルを追求した。

当時の私は人生のピークだったのでは?と言うくらい、創作意欲に溢れ
いつのまにカリスマ的な存在になっていた。(自分で言うな)
もしこの中に同年代で、同じアイドルが好きで、夢小説を読み漁っていた人がいたなら身バレしそう。

そのくらい夢中になっていたことだ。
そう、これがタイトルにもあるように「見る」より「やる」方が好きなことのひとつ。

文章を読むより、書く方が好き。

スポーツもそう。
ワールドカップで盛り上がっているが、私はまったく興味がない。
野球もサッカーも見ているとやりたくなってしまうから。
これも「見る」より「やる」方が好きなこと。

じゃあ逆に「やる」より「見る」方が好きなことってなんだろう?

って考えた時に辿りついたのが、自分が苦手とする分野だ。
苦手と言っても嫌いなわけではなく、下手なほう。

例えばゲーム。
昔からテレビゲームをしてこなかったので、すごく下手。
RPGに関してはレベル上げとかめんどくさい上にどうしたら強くなるとか仕組みが理解不能である。
ファイナルファンタジーをやっていた時も、装備を変えること知らず
初期装備のまま中盤まですすんでいたことがあるくらい。

強い敵に出くわし、「全然勝てないんだけど!」って兄に泣きついたら「お前よくこの装備でここまできたな」と言われたくらいの腕前だ。

でも、ゲームをやっている兄の画面を見るのは好きだった。
自分で考えなくてもするすると物語が進んでいくし、強くなるから。

今ではゲーム実況という素晴らしいものがあるおかげで
声の良い人やら面白い人まで、様々なゲームを見ることができるありがてー時代だ。このゲーム実況なら、余裕で10時間とかみていられる。

私にとってこれが「やる」より「見る」方が好きなことだ。

無意識に判別してたけど、これって私にとって自信があることと無いことだよなーと改めて思う。
だから見ていて「やりたい!」と衝動にかられ、やってみると全然できなくて挫折することもあれば、”意外とできるかも”とか”頑張って上手くなりたい”とか思うこともある。

飽き症な自分は嫌いだし、自信のない自分も嫌いだけど
好奇心旺盛な自分は好きところかもしれない。


でもやっぱり、ライターとしては読書は大切だと思うので
こんな私でも読めるようなオススメの本があれば
是非コメントで教えてください!笑
(好きな作家はJ・K・ローリングと上橋菜穂子さんです。)


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