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四ツ葉荘 プロローグ 秋葉の引っ越し

私は神田秋葉(かんだ あきは)。訳あって、四ツ葉荘で暮らすことになった。

四ツ葉荘は、プラティナム財閥が運営するシェアハウスで、主に若者に貸し出しているようだ。
私は詳しいこと知らないんだけどね。

四ツ葉荘の建物は山間部に存在しており、途中からは歩いて行かないといけない。
着替えなどを持っていくのも一苦労だ。

何とか建物に着いた。
私は管理人室に連絡した。
ほどなくして、管理人室に案内された。

「ごきげんよう。あなたが新しい子ね」
「は、はい…」
「私は白金みなと(しろかね みなと)。此処の管理人をしているわ。あなたのことを確認するから、自己紹介してくださる?」
「はい……!神田秋葉といいます。学生です」
「OK、神田秋葉さんね。本人確認は以上よ。さて、ここでのルールを教えていくわね」
「ルール…ですか」
「ええ。1つ、お互いを尊重しあって生活すること。1つ、規則正しい生活を心がけること。1つ、犯罪者にならないこと。1つ、困ったときは助け合うこと」
「はい。分かりました」
「何か気になることはある?」
「えっと……大丈夫です」
「そう。お部屋に案内するわ。ついてきて」

そう言うと、管理人さんは私を部屋に案内する。

「ここよ。『新緑』。あなたはここで生活してね」
「分かりました。ありがとうございます。管理人さん」
「『みなと』と呼んでくださる?実を言うと私、肩書で呼ばれるの、好きじゃないのよ。」
「分かりました。みなとさん」
「今夜は歓迎会を開くわ。時間になったら呼びに行くわね」
「はい!楽しみです!」



自室「新緑の間」に案内され、着替えやお気に入りのものを整理していく。
荷物を整理した後、私はベッドに飛び込んだ。


自室に西日が差し込んでくる。結構寝ていたらしい。

そろそろ歓迎会かな。



続く

おわりに

本日は初のシリーズものを書いてみましたわ!
中の人の世界観が多くの方々に伝われば幸いですわ!
第1話は歓迎会と他の住人が登場しますわよ!

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