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全て平等で大切な命

私が小学校中学年だった頃の時の記憶。

学校の敷地内にある小さな森の中で猫を虐待している姿を目撃したという情報が入った。

不審者がいるから注意してください、迎えに来れる親御は送迎をするように、教師も登下校中に見張るという事態になった。

そして私はその恐ろしい事件を聞いた時、その猫は無事なのだろうか、今生きているのだろうか。

目撃された時、目撃した人は猫を助けようとしたのだろうか。

そのことで頭がいっぱいになった。

もちろん、子供が誘拐されないように、何か事件に巻き込まれないようにというのもとても重要だが、

それと同じくらい、動物も同じ重さの命がある。

猫が犠牲になるのは許せないし、
もちろんそもそもそんな事件が起こらないことを願うが、人間が代わりに被害に遭わなくてよかった、人間が助かったから、自分たちだけが無事であれば、とは思えない。

そしてその時期に、学校で飼っている動物やカエルをいじめたり、悪質な虐待をする不審者の情報が頻繁に入ってきて、私はとても怖かった。

すごく心が沈んで痛かった。

そして怒りの感情が強く湧き出てきた。
許せない。言葉も話せず人間よりも小さくて力も弱い、そんな相手に暴力を振るうなんて、

それに対処する方法はないのだろうか。
なぜこんなことになってしまうのか。

子供ながらに真剣に考えていた。

そんな怖い事や、辛いことは私にとって簡単にトラウマになるから、鮮明に覚えてる悲しい記憶はたくさんある。もちろん幸せな事もたくさん覚えている。

でも怖いことは、トラウマとして強く染みつきやすい。
今でもたまにその事を思い出しては、そんなことが起こらないよう、あたたかい世界を作るための努力をすることが、今の自分にできることだと思う。

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