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図書館本が私をためす?

図書館で本を借りることが多いのですが、新刊だったり、何かで話題になったりすると、たちまち予約数10名越えになっていて、お一人2週間丸っと借りれば私のところに回ってくるのは半年後。

長いなと思いつつ、図書館にあるのなら待とうと予約。

SNSで発信している方の記事を読んで、「うぅぅぅ、早く読みたいよぉ」とヤキモキしながら手元に届くのをまつのだけど、1ヶ月、2ヶ月と待ち侘び、半年、「ご予約の本が、、、」とメッセージが届く頃には、予約してたっけ?となっている不思議。

「あ、、そうか予約してたんだった」と少し他人事化している時がある。図書館で確保していただいている以上、受け取りに行きパラパラとページをめくる。
そして思うのは、「あれ今じゃない。」
あんなにも、読みたくて読みたくて震えたのもの関わらず。
そんな時はいつも思う、「本好きと言いつつ私って薄情なやつだな」と。

あの情熱はどこへやってしまったのだ、あんなにも必死に予約したじゃないか?と。

目の前にようやく現れた書籍は、年に一度しか会えない織姫のごとく、私の気持ちを試しにきたのかと思ってやまない、そんな日だった。


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