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#ツイッターファイル 第17弾!国務省の内部組織"GEC"が世論形成に向けて暗躍していた

はい!翻訳記事なんです(´・ω・`)
今回取り扱いますのは、3月3日に投稿されました

Twitter Filesの第17弾となります!



え?どういう事?

そうですよね、何でお前(餡子熊おう)がTwitter Filesの記事を書いてるんだ!とね。
皆様のお気持ちはよ〜く分かります💦
Qリプさんじゃ無くてごめんな!

今回おいらが記事の作成をさせて頂きましたのは、Qリプさんが巡礼の旅の為ネットに触れられない期間が発生している事が、一つ理由としてあります😊
それもあって、今回「おう!ワイに作らせえや!(要約)」と名乗りを挙げました👍


Twitter Filesって何よ

このTwitter Filesは、イーロン・マスクさんがTwitterを大人買いしてからTwitterの内部資料を幾人かのジャーナリストの方々に提供、各々方がその闇深い案件の数々を公開しているというシリーズものとなります。

シリーズのこれまでのまとめとしては、Qリプさんがおまとめになられていますマガジンがございます。
このマガジンはフォロー&各種SNSへの拡散をおいらとしては推奨しております!


今回のお題

今回は"GEC"という国務省関連…と思いきや、国務省の"内部組織"という扱いの組織が、そのテーマとなります。
独自にTwitterの多数のアカウントを調査して、それらにレッテルを貼り付けてTwitterチームに投げ付けて処理を要請してたり、"ロシアが様々なやり方でネットの論調を操作している!"と決め付けて様々なやり方でその方針を世間に植え付けようとしていたとの事です😱😱

それから、同じ様な動きを見せる"ニューナレッジ"という組織も多く取り上げられています。

以前にQリプさんが翻訳なさっていた記事にあります"ハミルトン68"というプロパガンダ用の架空の存在についても、このGECとの繋がりがうっすらとある様で…!?

今回の記事はなるべくQリプさんの記事のスタイルと近い様にはしているつもりですが、違和感とかは勿論ある筈。
その辺りは勘弁して下さい🙏
画像の文章についてはツイート部分の文章でその内容がカバー出来ますので、内容をサクッと把握したい場合はツイート部分のみお読み下さいませ!

という訳で、拙いと思いますが翻訳していきますぞ〜!👍



はじめに:

Twitter Files #17
ニューナレッジ、グローバル・エンゲージメント・センター、及び国家が支援するブラックリスト


2021年6月8日、アトランティック・カウンシルのデジタル・フォレンジック・リサーチ・ラボ(DFRラボ)のアナリストが次の様にツイッターに書き込みました。

「こんにちは、皆さん。添付されているのは...私たちの研究者が不正な行動をとっていると思われる約4万のツイッターアカウントと...そしてより広範なヒンズー教のナショナリズムです。」

From: アンディ・カーヴィン
件名 Re: ツイッター+DFRラボ
Date: 2021年6月18日11時08分51秒(米国東部標準時)
宛先 グラハム・ブルッキー
Cc: ニック・ピクルス <npickles@twitter.com>、ヨエル・ロス <yoel@twitter.com>

こんにちは、皆さん。

BJPやヒンドゥー教ナショナリズムを支持するために不正な行動をとっていると思われる約4万件のツイッターアカウントのスプレッドシートを添付しています。

(※"BJP"=インド人民党、もしくはバラティヤ・ジャナタ党の事です。)


DFRラボは、この約4万件のアカウントはインドのバラティヤ・ジャナタ党(BJP)の"有給職員またはボランティアの可能性がある"のではないかと疑っている様です。

しかし、そのリストは普通のアメリカ人ばかりで、その多くはインドとは何の関係もなく、インドの政治について何の手がかりも持っていませんでした。

スプレッドシートに記載されていた"疑わしいアカウントの一例。
この様な形で約4万件ものアカウントが記載されていた様です。

※このツイートにありますGoogleスプレッドシートのリンクは、現在閲覧が出来ない様です。


「私はヒンドゥー教徒とは何の関係もないよ…。ただ単に、ここCT(コネチカット州)のレーガン共和党員なんだ。」と"ボビー・ヘイルストーン"は答えました。

「ヒンズー教の民族主義者?この国から出たこともありません。NJ(ニュージャージー州)は言うまでもなく。」と"Lady_DI816"は言いました。

「この人たちは正気じゃないでしょ!」と言ったのは"クリスタ・ウッズ"。


Twitterもこれに同意し、多くのアカウントが活動を続けている理由の1つとなっています。「ありがとう、アンディ」と、(※Twitterの)Trust and Safetyの責任者のヨエル・ロスは答えました。「私はこれらのアカウントをいくつかチェックしましたが、事実上すべて実在の人物であるようです。」

(2021年6月18日12時40分)
ヨエル・ロス
Re: ツイッター+DFRラボ
To: アンディ・カーヴィン
Cc: グラハム・ブルッキー、ニック・ピクルス、ヨエル・ロス

ありがとう、アンディ。
受け取りました。この件につきまして、もう少し詳しく議論するのを楽しみにしています。
私はこれらのアカウントをいくつか確認しましたが、ほぼすべて実在の人物であるようです。


DFRラボは米国政府、特にグローバル・エンゲージメント・センター(GEC)から資金提供を受けています。

ディレクターのグラハム・ブルッキーは、DFRラボがアメリカ人を追跡するために税金を使うことを否定し、GECの助成金は「もっぱら国際的な焦点」であると述べています。


しかし、DFRのリストに掲載されたアメリカ人は、メアリセル・アーバニクの様に、その焦点が"国際的なものだけ"であることに納得していません。

カストロ政権下のキューバから移住してきたアーバニクは、「これは非アメリカ的です」と語ります。「言論の自由を信じない場所でこんなことをしています」

JerseyGirl 🇺🇸❤️✝️ Conservative
@UrbanikMarysel
(※メアリセル・アーバニクのアカウント)

主、家族、アメリカを愛し、キリスト教保守派、DJTサポーター、MAGAを信じ、恩赦は無く、壁を築き、医療を改善します。#MAGA
(※DJT=ドナルド・J・トランプ氏)


国務省の"中の"省庁間グループ

グローバル・エンゲージメント・センター(GEC)は通常、国務省の組織として記載されています。
しかし、(※実際には)そうではありません。
オバマ大統領の最後の年に設立されたGECは、国務省の"中の"省庁間グループであり、その最初のパートナーにはFBI、DHS、NSA、CIA、DARPA、特殊作戦軍(SOCOM)、その他の機関が含まれています。

※DHS=国土安全保障省、NSA=国家安全保障局、DARPA=国防高等研究計画局の事。


GECの使命は、"外国の偽情報を認識し、理解し、暴露し、対抗すること"です。

表面的には、米国情報局(USIA)が何十年にもわたって果たしてきた任務と同じですが、問題がひとつあります。
先のUSIAは外国の"偽情報"に焦点を当てました。

一方、GECの焦点はより広範囲に及んでいます。

第1項。
グローバル・エンゲージメント・センターの設立。
国務長官(長官)は、イラクとレバントのイスラム国(ISIL)、アルカイダ、及びその他の暴力的過激派を含む国際テロ組織のメッセージに対抗し、海外での影響力を低下させるために、外国の聴衆に向けた政府全体のコミュニケーション活動の調整、統合、同調を主導するグローバル・エンゲージメントセンター(センター)を、この命令の第3項に定める特定の責任を持って設立する。
センターの事務局長は、グローバル・エンゲージメント・コミュニケーション担当特使及び調整官 (調整官) とし、調整官は、広報外交担当国務次官を通じて長官に報告する。


「国内の偽情報コンプレックスの温床になっている」 と元情報筋は言います。「冷戦時代から他国でやってきたことを、自国に持ち帰ることにしたクソ野郎がいた。」


GECはUSIAのように、調査とより公的なアプローチで"偽情報"の暴露と回答に集中すれば、論争を避けることができたかもしれません。
その代わりに、下請け業者の秘密リストに資金を提供し、陰湿で愚かなブラックリストの新形態を開拓することに貢献したのです。


ここでGECはTwitterに対して、Signalを使用したコミュニケーションや #IraniansDebateWithBiden というハッシュタグをツイートしたなどの理由で、499のアカウントを"外国"の偽情報として審査するよう求めています。

文中では"Signal"とありますが、画像の方では"テレグラム"の利用に触れている事が窺えます。


GECがTwitterに伝えた5500人の名前は、「国家が支援する協調的操作」に従事する「中国の...アカウント」だと思われます。中国以外の人物を探すのに約10秒くらいかかります。

上記リンクより。
GECによってリストアップされたアカウントの一部。


GECの"中国人"リストには、複数の欧米政府のアカウントと、海外に拠点を置く少なくとも3人のCNN職員が含まれていました。
Twitterのパトリック・コンロンは「アンダーソンの親友とまではいかないが、CNNの資産といえばそうだろう」と評しました。

また、Trust and Safetyの責任者であるヨエル・ロスは、「まったくのでたらめだ」と付け加えました。

ヨエル・ロス
つまり @CNN ですか?

パトリック・コンロン
この @jenniCNN はCNNのデジタル・フィーチャー・エディターの仕事用アカウントです。
また、CNNとセルビアTVニュースの特派員である @IkaFerrerGotic もいます。
そして、 @Sophia Yan はCNNの中国特派員ですね。
必ずしもアンダーソンの親友というわけではありませんが、CNNの資産と言えるかもしれません。

ヨエル・ロス
なんてこった

ヨエル・ロス
本当に本当に、重要なことを強調します
-まったくのでたらめだ


GECが推し進める、"ロシアの偽情報とプロパガンダのエコシステムの支柱"

GECはTwitterに有益な情報をいくつか提供しましたが、ほとんどはそうではありませんでした。
根本的な問題は、広く流布された 2020 年のレポートである"ロシアの偽情報とプロパガンダの柱"に例証されています。

米国国務省
GEC スペシャルリポート
ロシアの偽情報とプロパガンダのエコシステムの支柱

※GECによる、"米国が新型コロナウイルスを作成した"という件が、ロシアのプロパガンダだという題目での説明画像の一例。


このGECの報告書は矛盾していました。
一方では、"戦略文化財団"のような特定のアウトレットがロシア外務省と提携し、真の"プロキシサイト "になるという根拠を提示しました。

プロキシサイトプロフィール
戦略文化財団

"クリミアの事実は認識されるべきである。そしてクリミアもそうあるべき

ブライアン・クロウリー 2020年4月14日"
(※調査対象とされた記事のタイトルの様です)

まとめ

戦略文化財団はロシアで登録されたオンラインジャーナルで、ロシアの対外情報局(SVR)が監督し、ロシア外務省と密接に連携しています。
このジャーナルは、ロシアの偽情報やプロパガンダを拡散するリンクされたウェブサイト群の中で中心的な役割を担っています。
その中心的な戦術の1つは、欧米の非主流派の思想家や陰謀論者の著者を集め、彼らに幅広いプラットフォームを与え、ジャーナルのロシアの起源を不明瞭にすることです。
この戦術により、このサイトはターゲットとする欧米人の中で有機的な声を上げているように見えるのです。


同じ報告書は、はるかに怠惰な考えを進めています。
国家権力者とともに、"独自の勢いを生み出す"グループもまた、プロパガンダの"エコシステム"の一部とみなすべきだというのです。
GECは、独立性は"真実を見極めようとする人々を混乱させる"ものであってはならない、と述べています。

序章
ロシアの偽情報・プロパガンダのエコシステムを理解する

米国国務省のグローバル・エンゲージメント・センター(GEC)は、米国政府の偽情報・プロパガンダ対策専門センターとして、これらの手口を利用する悪意ある行為者の脅威を明らかにし、対抗することを使命としています。
この分野では、ロシアが引き続き主要な脅威となっています。
米国国務省は省庁間および世界のパートナーと協力してこの課題に取り組んでおり、GECは取り組みの調整と世界的な対応をリードする上で重要な役割を果たしています。
この取り組みの中心はロシアの戦術を明らかにすることで、パートナーや同盟国の政府・市民社会組織・学術機関・報道機関・国際的な一般市民が自らさらなる分析を行い、それによって偽情報やプロパガンダに対する集団の回復力を高めることができるようにすることです。

この目標に沿い、本レポートは公開された報告をもとに、ロシアの偽情報とプロパガンダのエコシステムの概要を提供するものとなります。
ロシアの偽情報とプロパガンダの生態系とは、ロシアが偽のシナリオを作成し増幅するために使用する公式・プロキシ・無属性のコミュニケーションチャンネルとプラットフォームの集合体です。
本レポートはまた、クレムリン寄りの偽情報とプロパガンダを拡散させる代理人の声を活用するロシアの戦術に特に注目しています。
広範なエコシステムの中でこのような役割を担っているアウトレットのプロファイルが含まれており、それらが広範なエコシステムの中で他の要素との重要な結合組織としてどのように機能しているかを説明しています。

GECは、この分野でロシアがもたらす脅威を文脈化する方法として、"エコシステム"の概念を開発しました。
さまざまな脅威のベクトルを監視し、対策を講じるための政策や手順を開発するための分析ツールを開発するためには、共通の理解が必要です。
本報告書は、情報操作の脅威に対する認識を高め、情報操作に対抗するための国家・組織・個人間の国際的な対話を促進することを目的とするものであり、今後もこの取り組みを継続していきます。

ロシアが培い続けている、偽情報とプロパガンダのエコシステムに無抵抗ではありません。
政府・市民社会・学術界・報道機関・民間企業、そしてこうした戦術を許さない世界中の市民からなる、盛んな偽情報対策コミュニティが背中を押しています。
この報告書は、こうした共同作業への貢献として国務省が提供するものとなります。

このエコシステム・アプローチは、民主主義制度の価値を疑い、米国とその同盟国やパートナーの国際的信用と国際的結束を弱めるというロシアの一般的な目的を強化するためにも適しています。
このエコシステムのいくつかの要素は、クレムリンからの具体的な命令を毎回待つのではなく自ら勢いを生み出すので、明確な政策目標や進展する状況に対応することができ、その後ロシアが認識している敵対国に総じて軽蔑を浴びせるという現状に軸足を戻すことができます。

ロシアの偽情報とプロパガンダのエコシステムの支柱

(※左端から翻訳しています。)
公式政府通信
・クレムリンまたは省庁の声明
・ロシアのソーシャルメディア公式投稿
・ロシア政府関係者の発言・引用

国費によるグローバルメッセージの発信
・国費で運営される海外向けメディア
・国費で運営される国内向けメディア
・外資系・ロシア国営のメディア
・国際的なロシア社会文化施設

プロキシソースの育成
・グローバルに展開するロシア系アウトレット
・現地語専用アウトレット
・ロシア語シナリオの普及に一役買っている
・ロシア語シナリオの知られざる拡散者
・外国国家の物語増幅

ソーシャルメディアの兵器化
・国内での会話に潜入
・機関への信頼を損ねる常設キャンペーン
・抗議や市民の不和の増幅

サイバーで実現する偽情報
・ハック&リリース
・サイトのキャプチャ
・クローンサイト
・偽造品
・公式な情報源や客観的なメディアを混乱させる

(※下部は"ロシアとの繋がり"を左端から可視⇔あいまい⇔否定的…恐らく不可視としています)


"エコシステム"は、新しい概念ではありません。
セイラムの時代から私たちは"連想による罪悪感"を抱いてきました。

あるTwitterの幹部は「"ロシア関連のニュースソースをリツイートすれば、ロシアとつながったことになる"というのは、健全な研究手法として必ずしも共感できるものではありません」と述べました。

いつもながら、どんな情報でもシェアしていただけるとありがたいです。
"ロシアに関連するニュースソースをリツイートすれば、ロシアに関連することになる"という彼らの方法論は、健全な研究アプローチとして必ずしも共鳴するものではありません。


他国間の問題をロシアと繋げようとする働き

GECはTwitterに、"エコシステム"の概念を取り入れた一連のトピックに関するレポートを送りました。

フランスに関するレポートでは「黄色いベスト運動のメンバーがロシアと連携していると考えている」と、Twitterのアーロン・ロデリクスは表現しています。

2019年12月26日
フランス抗議デモのソーシャルメディアコンテンツ分析

文書の要約:本レポートは、2019年12月に行われたフランスでの抗議活動に関連するソーシャルメディア上のクロスプラットフォームの会話の分析を紹介するものです。
ほとんどの投稿がフランス語であったことから、2018年11月と12月にフランスのパリで発生した抗議デモの1周年と重なったこのキャンペーンでは、国内の聴衆が焦点となったことがうかがえます。
反マクロンの物語を増幅させることで、クレムリンはフランス政府の信用を失墜させ、フランス社会の分裂を深めようと、不信感をまき散らし続けています。
英語のコンテンツは、フランスの状況を不安定なものとして描き、現在の制度への不信感をうかがわせました。

レポート
信頼出来るパートナーの分析では、2019年11月18日から30日間、フランスでの抗議行動に言及した528のロシア関連アカウントからの10,183件の投稿が調査されました。
これらのアカウントは、ハッシュタグ#GiletsJaunes、"greve"、"#acte_"、"retraites "を使用していました。
これら528のアカウントのうち、1日に1回以上投稿したのは36のみで、平均して観察された投稿の80%を生み出していました。

ほとんどの投稿はフランス語でしたが、英語とイタリア語も含まれていました。
フランス語のコンテンツは一般的に行動を促し、マクロン政権に反対する感情を含んでいました。
フランス語以外の内容は一般的にフランス人以外の欧米の人々に、マクロンやフランス警察・フランス政府に対してより広く反対するよう説得することを目的としていました。

影響力のある上位のアカウントをさらに分析したところ、ほとんどのコンテンツがフランス語で制作されていることが判明しました。
これは、この影響力キャンペーンが主にフランス国内の聴衆に焦点を当てたものであることを示しています。
トップインフルエンサーのコンテンツは反マクロンであり、スプートニクなどのクレムリン系メディアやロシアのプーチン大統領によるコンテンツの再投稿が含まれていました。

【※画像下部のリストは"影響力のある上位アカウント"として扱われたアカウントのデータ。ここでは省略します。】

国内向けコンテンツについて
ツイートの内容には反マクロン感情が含まれており、読者に反政権デモに参加するよう促していました。
同様の戦術は2018年12月にもクレムリンが用いており、ハッシュタグ"#giletsjaunes"(フランス語で"反マクロン"を意味する)を用いて反マクロンの抗議行動に参加するよう呼びかけていました。

新型コロナの報告:
ロシアに関連するTwitterアカウントは、フランスに不和をもたらし続ける


文書の要約:ロシアに関連するアカウントは、フランスの視聴者をターゲットにしたコンテンツを増幅し続け、新型コロナの流行に乗じてフランス政府への信頼を失墜させています。
例えば3月26日から29日にかけて、これら(※画像下部にリスト化)のアカウントは、フランス政府が医薬品である(※ヒドロキシ)クロロキンの検査を許可していないことを批判しています。
私たちは過去にも、ロシアとつながりのあるツイッターハンドルが、争点となる問題を利用して、国民の政府への信頼を損なうようなメッセージを強化する、同様の行動を目撃しています。
さらに、中国とロシアの取り組みを称賛し、EUの信用を失墜させるという一貫した取り組みが行われているようです。

レポート
2019年12月26日に公開したレポート"フランスの抗議活動・ソーシャルメディアコンテンツ分析"で紹介した10個のTwitterアカウントを分析しました。
以下の表は、2020年3月1日から29日の間に投稿された新型コロナに関連するメッセージに焦点を当てた、今回の分析対象となったTwitterアカウントの一覧です。

【※画像の表が、そのリストとなります。ここでは省略します。】

ダニエル・ピロット
前回のレポートでは、投稿量でトップのパブリッシャーでした。
しかし、このアカウントは停止または削除されたようです。

ロシアとリンクしたフランス
スパムの停止を数回行いましたが、いずれも疑わしいものではありませんでした。
スプートニク・フランスを削除するつもりはありません。
大量のツイートはbotとは言えませんし、"bot"であることはTOS違反でもありません。

フランスの抗議行動
前回のレポートとほぼ同じ内容ですが、今回のレポートでは、イエローベスト運動への参加がロシアとの関係であるとしています。

ロシアと連携したイタリア
フランスと同じで、スパムメールがいくつかありました。
こちらは最初のレポートと比較して、フラグを立てたアカウントに違反が多くありました。

ロシア、中国、イタリアにリンク
何よりもエンターテイメント性が高いです。
親中だけでなく、イタリアで中国に反対するものも、ロシアの戦略の一環と同一視しています。


GECの中国に関するレポートは、「何よりもエンターテイメント性が高い」とロデリクスは言います。
「中国寄りのものだけでなく、イタリアで中国に反対するものも、ロシアの戦略の一部と同一視している」

オンラインメディア分析:
ロシアと連携した拡散者がイタリアのツイッターで親中派の物語を促進する

文書の要約:ロシアに関連するアカウントは、中国外交部(MFA)や中国政府系メディアである環球時報
のリツイートを含む、親中国的な物語を促進するコンテンツをイタリアのオーディエンスに増幅させました。
しかし中国に関する報道は肯定的なものばかりではなく、批判的なものも存在しました。
これはロシアのプロパガンダや偽情報に対するアプローチと一致します。
つまり、さまざまな矛盾した物語を宣伝することで混乱を広げ、政府やメディアに対する不信感を募らせるのです。
さらに、新型コロナ対策における米国、EU、NATOの取り組みを貶めるような会話もありました。

レポート
ソーシャルメディア分析
イタリアのTwitterの会話の中で、ロシア国家が運営し、ロシアと連携した拡散者として特定された18のTwitterアカウントから発信されたツイートを分析しました。
2020年3月1日から3月30日の間で、これらのアカウントからの総投稿量は65,600件で、その内約25%(16,600件)が新型コロナに関連する投稿でした。

【※グラフ部分は省略します。】

※この画像については先に同一のものがあります。
その為、ここでは省略します。


Twitterのスタッフはプロ意識を持っていました。
彼らは、外国の偽情報と断言する前に、少なくとも一度は目を通す傾向がありました。
そのため、GECにとっては手強い相手でした。

(※しかしGECにとっては)幸いなことに、より簡単なターゲットがいます。
それはニュースメディアです。


GECのゲーム:警戒心を煽るレポートを作成し、ジャーナリズムの群れの中で足の遅い動物たちに送り、記者たちがTwitterのドアを叩いて、なぜこの"エコシステム"が消滅しないのかを要求するのを待つのです。

Twitterのメールには、このような問い合わせに対する不満がにじんでいます。
"UGGG!(※「ぐあああ!」的なうめき)"の一文があります。

転送されたメッセージ
送信者:セルツ、アマンダ、(黒塗り)
日時:2020年5月18日 (月) 午前11時52分
件名:GECアカウント
宛先: (黒塗り)

どうも、ケイティ。

いい週末を過ごされたことと思います!

GECのツイッターアカウントの件で、アカウントが削除されたかどうかを確認したいのですが、可能でしょうか?

ありがとうございました。

アマンダより

アマンダ・セルツ 
ファクトチェック/誤報リポーター
AP通信社

From:イアン・プランケット
件名 Re: 特権と機密 - ワシントン・ポストのレポート
日付 2020年3月1日 12時40分18秒
宛先:ケイティ・ロスボロー
Cc: ヨエル・ロス、ステイシア・カーディル、カルロス・モージェ、ケビン・カーン、ニック・ピクルス 、トレントン・ケネディ
(※黒塗り部分は省略)

皆さん、こんにちは。

州からの情報を確認するために、ここでチェックインしていますか?

今晩はCNNの取材がありました。
週末に新たな焦点が当てられ、明日にはこの件に関する報道が一通りなされるものと思われます。

ありがとうございました。

イアン

トニー・ロム
やあ、ヨエルさん、お元気ですか。
特に週末に申し訳ないのですが、この午前中にチャットする時間はありますか?

要するにGECの報告書、あるいは少なくともそのバージョンを持っていて、あなたの考えを聞きたいと思ったのです。
(黒塗り)は、従来の電話とSignalでの私の番号です。
ありがとうございます。

件名: Re: 特権と機密 - ワシントン・ポストのレポート
日付: 2020年2月29日12時47分30秒
宛先: カルロス・モンジェ 
Cc: イアン・プランケット、ステイシア・カーディル、ケビン・カーン、ニック・ピクルス、トレントン・ケネディ、ヨエル・ロス

+ Nick for visはトニーも手を差し伸べたからです。

2020年2月29日、土曜日午後12時58分
ケイティ・ロスボロー の書き込み:
うぐぐぐっ!ヨエルさん、ありがとうございます。
あなたが快適であれば無視することを感謝します。
私はすでに彼にCNNでのあなたのコメントを指摘しました。
2020年2月29日の土曜日午後12時36分
カルロス・モンジェの書き込み:
こそこそと。


Twitterは、南米におけるロシアの"偽情報"についてのGECの警告に同意しませんでしたが、これは因果関係を混同しているように思われます。

「彼らが言いたいのは、"モスクワと連携したシナリオに賛同するアカウントが急増した"=モスクワがコントロールしたということだと思う。」と、ロデリクスは述べています。

2020 年 1 月 20 日午前 10 時 30 分
アーロン・ロデリクス
Re: ニューヨーク・タイムズ:南米で抗議デモが急増、ロシア人もTwitterで荒らしをしていたことが米国で判明
宛先:ケビン・カラ
Cc:サイト・インテグリティ、ケイティ・ロスボロー、イアン・プランケット、カルロス・モンジェ、リサ・ローマン

こんにちは、ケビン。

これはSSFチームと共有された可能性はありますが、彼らは今日は休みです。
私たちと共有されたという点で、私は"ノー"に傾いています。
これは、Twitterのデータを論理的にに判断する能力を持たない経験豊富な政治記者に投下されたものです。

RTやスプートニクを拡散するアカウント以上にロシアと連携しているとみなす基準はありません。
そして、エクアドルとベネズエラのアカウントがこれら2つのメディアアカウントをリツイートする波を見ました。
大規模な抗議活動の最中にも、この2つのアカウントを増幅させているクラスターを一掃しました。


これらのアカウントはいずれも、現地の政治関係者/運動(マドゥロなど)に沿った政治的な物語を進めており、それが拡散される理由であって、ロシアのボットネットがこれらのアカウントを拡散しているから必要だというわけではありません。
つまり、モスクワと連携したアカウント、つまりモスクワがコントロールするアカウントに賛同するアカウントが急増した、ということだと思うのです。

私は以前、国務省でこのような分析を行う訓練をしていましたが、最も良い時期には初歩的なものでした。
この政権で国務省全体が大きく入れ替わり、激変し、現在直面している危機を考慮すると、研究方法は証拠に基づいているというよりも、イデオロギーに沿ったものになっているのかもしれません。

ハードデータ、ピアレビューされた研究、あるいは一般に公開されたデータなどなしに、彼らが行っている主張を押し返すことを勧めるために...。
誰でも根拠のない申し立てをすることができ、彼らがロシア人とされる人物を公表すれば、本物の研究者から笑いものにされる可能性があります。
この記事で紹介されている2つのアカウントは、いずれも活動的ではなく、何年もツイートしていない(ただし、著者によるとツイートを削除したと記載されている)ので、彼らの主張を裏付けるデータがなければ、私は彼らの分析に対して非常に懐疑的です。

乾杯 
アーロン


民主主義確保同盟(ASD)、ハミルトン68とGEC

民主主義確保同盟(ASD)のブレット・シェーファーが、フレンケルの記事の中で引用されていることに注目したロスは、「ASDは昔の手口に戻ったようだ」と述べました。

2020 年 1 月 20 日午後 10 時 35 分
ヨエル・ロス
Re: ニューヨーク・タイムズ:南米で抗議デモが急増、ロシア人もTwitterで荒らしをしていたことが米国で判明
宛先: アーロン・ロデリクス、ニック・ピクルス
Cc: カルロス・モンジェ、イアン・プランケット、その他4名

アーロンの発言に強く同意します。
ロシアがラテンアメリカで影響力のある活動を展開していることは確かです…。
主にスペイン語のRTを通してですが、このRTアカウントは世界で最も高いエンゲージメントを持っています。
より劇的な主張を裏付ける証拠がなければ、私たちがここでやりたいことはあまりないと思います。

とはいえ、ニックにこのことを警告しました。
新しいハミルトンのメリットにもかかわらず、ASDは彼らの古い手口に戻っているように思えます。
----------
【米国ジャーマン・マーシャル基金が主導する"民主主義確保同盟(ASD)"の偽情報・メディア専門家であるブレット・シェーファー氏は、ベネズエラで偽情報を拡散する一部のツイッターアカウントは、インターネット・リサーチ・エージェンシーにつながる可能性があると指摘している。
インターネット・リサーチ・エージェンシーは、ウラジーミル・V・プーチン大統領の支持者が運営しており、2016年の米大統領選に干渉したと非難されているロシアのトロール工場だ。】


ロスが言及していたのは、ASDがハミルトン68を作ったという事実で、これもTwitter Files #15で詳述した連想による有罪のスキームです。
ハミルトンの"ダッシュボード"は、"ロシアの影響活動"にリンクしたアカウントを追跡すると主張していましたが、そのリストの大部分はアメリカ人で構成されていました。

※ハミルトン68については、こちらの記事をご覧下さい。


ハミルトン68ダッシュボードの制作者であるJ.M.ベルガーは、ダッシュボード公開直前の2017年6月までGECに在籍していました。
ハミルトンは、このリストが"3年以上の観察の成果 "だと主張しています。

ベルガーは、GECのためにハミルトンを手がけたことを"明確に"否定しています。

2023年2月9日 9:58 PM
J.M.ベルガー
Re: Twitter Filesの記者マット・タイビより
To: マシュー・タイビ (※マット・タイビの事か)

私の記憶を確認するために記録を確認しましたが、時系列を訂正する必要があります。
私は1月ではなく、2017年6月まで契約社員としてGECで働きました。

ハミルトン・ダッシュボードに関する私の仕事がGECの指示によるものだという事、もしくはGECと何らかの調整を行ったという事を明確に否定する事を改めて強調しておきます。
このプロジェクトのいかなる時点でも、GECはいかなる意見も関与もしていません。


ハミルトン68のダッシュボードは、デジタル錬金術を駆使して、次々にアメリカ人と"外国"の偽情報を結びつける見出しの流れを作り出しました。

GECや多くの"偽情報"研究所が記者に提供する"エコシステム"レポートは、その多くが同じものの微妙なバージョンに過ぎません。


2017年半ばの重要な社内Q&Aで、ロスはTwitterの公開データを使って"ロシアの指紋"を検出することが可能かどうか尋ねられました。
「推論することはできる」としながらも、「要するに、ノーです」と彼は答えました。

-私たちの公開APIを通じて、Twitterのアカウントにある潜在的なロシアの指紋を正確に特定することは技術的に可能なのでしょうか?

要するに、ノーです。
あるアカウントがロシア人だと思うかどうかについては、公開データに基づいて推論することができますが。
GoogleのFirehoseからのアクセスは、学者を含む多くの人よりも広いのですが、彼らが利用できる実際のデータという点では深くはないでしょう。
Twitterで何かを特定し、それがGoogleの何かを指していると判断する最も可能性の高い方法は、ツイートからのリンクデータを使用することです(そして、それらがDoubleclickを通じて宣伝されたか、Google Newsに影響を与えたか、そのようなものを確認します)。


したがってTwitterは"外国からの干渉"マニアの最初の日から、GECも含めてメディアゾーンには政治的または経済的な理由でサイバー脅威をでっち上げる悪意を持つ人が溢れていることを知っていました。


「GECは、外部の学者やTwitterでも再現できない未検証の告発によって脅威を積極的に誇張することで、予算を倍増させました。」とロデリクスは記しています。

GECは、外部の学者やツイッターでも再現できない未検証の告発によって脅威を積極的に誇張することで予算を倍増させてきました。
そのため、アカウントや広範な偽情報に関する声明を出す際に、最大限の信頼性を持って活動していません。
イランとの戦争に反対するジャーナリストを政権の手先として攻撃する団体に、150万ドルを提供したその実績を考慮しましょう。
https://talkingpointsmemo.com/muckraker/state-department-support-iran-war-social-media-attack は、イラン対策キャンペーンが米国政府の政策に反対する米国のジャーナリストを意図的に標的にしたときの、彼らの正確さを指摘しています。

※画像にある記事の、自動翻訳版となります。


ニューナレッジ

上院情報特別委員会(SSCI)が"疑わしい"FacebookやTwitterの初期アカウントの"専門家"評価を依頼した、NSAの元職員が在籍するスキャンダルまみれの会社、ニューナレッジ(NK)も同様です。

(※左側から翻訳しています。)
IRAの背景
IRAは2013年半ばにロシアのサンクトペテルブルクで活動を開始しました。
集中管理されたオフィス環境で洗練されたマーケティング会社のように運営されたIRAは、1000人以上を雇用して訓練し、最初はウクライナとロシアの市民、そして2016年の米国選挙のかなり前には米国人をターゲットに、24時間体制で影響力作戦に従事させました。
その規模は、Facebookでは1億2600万人、Instagramでは少なくとも2000万人、Twitterでは140万人にリーチし、1,000以上のビデオを…(※途中までを引用している様です。)

ニューナレッジ
インターネット調査会社の戦術と手法

ロシアの影響力はFacebookだけで1億2600万人に達した


ジョナサン・モーガンやレネー・ディレスタのようなニューナレッジとその記者が崇拝する"偽情報"の達人が、不可能と思われる分析的飛躍をしているのを見たとき、Twitterは何かがおかしいと感じました。


POLITICOがSSCIに提出したニューナレッジの報告書を引用し、"分裂の種をまくための徹底的な努力"と呼ぶものの証拠として挙げた後、Twitterはさらに踏み込んできました。
ニューナレッジは、「Twitterの公開APIを使えば比較的簡単に見つけることができる」とする5つのロシア人アカウントと思われるものを指摘しました。

ロスは嘲笑しました。

"ロシアが分裂の種をまき、トランプを支援するために大々的な活動を行ったことを示す報告書"というタイトルの記事。

スパムコンテンツです。
同じbotネットからのbotはまだ活動しているようで、TwitterのパブリックAPIで比較的簡単に見つけることができます。
例えば以下のアカウントは、提供されたデータにあるbotと似たパターンを持っています。

【※5つのアカウントを、その状態と共に引用しています。"dormant=休眠状態、active=活動中。】

今のところこれらのbotは何も悪意のあることをしていませんが、将来的に悪意のある用途に再利用することが可能です。


ロスは、5つのアカウントのうち2つは「インドネシアの小さなコンテンツファーム…単なる商業スパムです。(停止したいが、ニューナレッジの報道が正しいと思わせて火に油を注ぐようなことはしたくない。)Beccaのアカウントはアメリカ人で、怪しいものではありません。」と述べました。

2018年12月17日午前7時38分
ヨエル・ロスの書き込み:
見るべきものはありません。
非アクティブな(※2つの)アカウントはスパムの可能性がありますが、陰湿なものはありません。
フィットネスとタトゥーのアカウントは、インドネシアの小さなコンテンツファームで、単なる商業スパムです。(停止したいのですが、ニューナレッジの報告が正しいと思わせて火に油を注ぐようなことはしたくありません)
Beccaのアカウントはアメリカ人であり、全く疑わしい点はございません。


Twitterのニック・ピクルス:「ニュー・ナレッジの売り込みは...IRAがコントロールしていると判断したアカウントを選び、より大きなマクロ分析を紡ぎ出す..."カバナー/ウォークウェイ/キャラバンについてツイートする2000のロシアアカウント"についての話【は】しばしばニューナレッジからのメディア活動に基づいていた」

2018年12月17日午前10時43分
ニック・ピクルス
Re: 上院情報特別委員会(SSCI)アドバイザリーグループの報告書流出について
宛先: ヨエル・ロス
Cc: カルロス・モンジェ、コリン・クロウェル、デル・ハーヴェイ、イアン・プランケット、その他5名

ヨエルさんには迅速な対応をしていただき、感謝しています。

誰もが広く認識できるように、これはニューナレッジの売り込みの核心となっています。
IRAのコントロール下にあると判断したアカウントを選び、その活動をマクロに分析するのです。
そのため、"カバナー/ウォークウェイ/キャラバンについてツイートしている2000のロシア人アカウント"という記事を見たとき、それはしばしばニューナレッジのメディア活動に基づいていました。


ハミルトン68のようにGECとニューナレッジは、(※内容に)欠陥があったり完全に間違ったニュース記事をメディアにバラ撒きました。
さらに問題なのは、両者ともアメリカ人が税金を払って、こうした操作の対象になっていることです。

"ロシアのボットは#WalkAwayを使って中間選挙で民主党に傷をつけようとしている"というタイトルの、CNNの記事。
"ブレット・カバノーへの支持は、ロシアのプロパガンダ担当者の間で特に高いようです"というタイトルの、ファスト・カンパニーの記事。


特にひどいのは、ロシアの干渉に関する上院へのニューナレッジの報告書が、アラバマ州の選挙にロシアが影響を与えたと偽る企てが発覚する数日前に流出し、どのメディアも撤回を出さなかったことです。
上院情報特別委員会(SSCI)のスタッフもコメントを出していません。


GECの偽情報研究の欺瞞

海外のサイバー脅威は存在し、それを検知する高度な方法もあります。
しかしGECとその下請け企業はそれらを使わず、真の悪者を有機的な意見で一括りにするようなジャンクサイエンスを展開しています。


"偽情報研究"はほとんどが詐欺となっており、専門家ではないGECの元スタッフが"毛玉"チャートと呼ぶもので記者を魅了しています。
このチャートは通常、中国の外交官2人をフォローしたり、イランの"FREE PALESTINE(パレスチナに自由を)"のミームを共有したりといった、馬鹿げたものを測定しています。

毛玉チャートの一例。

From: ニーマ・グリアーニ<nguliani@twitter.com>
件名: Fwd: GECイランチームからの内容
日付: 2021年10月21日1時46分40秒
宛先: ニック・ピクルス <ppickles@twitter.com>、サイト・インテグリティ <integrity@twitter.com>

こんにちは、チーム。

国務省のGECが提供した、ハメネイのアカウントに関連する追加情報にフラグを立てたいと思いました。
彼らがフラグを立てた情報の中には、すでに削除されたツイートもあるようです。
あなたはこれらのツイートや問題をすでに知っていると思いますが、国務省からのこの追加情報が役に立つかもしれないので、伝えておきます。

"FREE PALESTINE(パレスチナに自由を)"のイメージ画像(一例)。

ステイシアさん、こんにちは。

この度、GECが特定したツイッターアカウントのデータファイルを添付いたしますので、情報共有のためにご利用ください。

この5,500のアカウントは、無機質な行動をとり、報告書で特定した36の中国外交官のツイッターアカウントのうち2つ以上をフォローしているものです。
これらのアカウントは、これらの外交官アカウントを2つ以上フォローしており、その大部分が新しく作成されたものであることから、疑わしいと判断しています。

これはあなたの状況認識のために共有されるものであり、行動を要求されるものではありません。

私たちは、あなたが特使に関連する連絡を伝えるために待機しています。
また、あなたが報告書やデータについて議論するために追加の電話を要求した場合、準備が整っています。

また、受信の確認もよろしくお願いします。

以上、よろしくお願いします。

サム

サマルディン・スチュワート
シニアテクニカルアドバイザー|グローバル・エンゲージメント・センター(SEC)


ワシントンエグザミナーとゲイブ・カミンスキーは、GECが資金提供する英国のNGOを紹介し、メディアを"リスク"によってアルゴリズム的に採点することを明らかにしました。

ニューヨークタイムズがより多くの広告収入を得るために、デイリーワイヤーをランクダウンさせることは、どのように"外国"の偽情報に対抗する事なんですか?

"ディスインフォメーション・インク:保守系ニュースを秘密裏にブラックリスト化するために資金を集めている団体を紹介する"というタイトルの、ワシントンエグザミナーの記事。


監察総監室(IG)の報告書によると、GECは当初9,870万ドルの支払い義務があり、そのうち約8,000万ドルは国防総省からのものでした。
少なくとも39の異なる組織に寄付をしたと報告されており、その名前は編集されています。

なぜ、このリストが秘密なんですか?

監察総監室
アメリカ合衆国国務省

(U) グローバル・エンゲージメント・センター(GEC)の連邦支援賞の管理およびモニタリングに関する監査

GECの連邦支援賞についての監査資料。


Twitterの広報担当者であるイアン・プランケットは、数年前に「誤報はそれ以前の【暴力的過激主義への対抗、またはCVE】と同様に、家内工業になりつつある」と書いています。

誤報は、テロ対策の任務を国内のターゲット向けに作り替えたものです。

イアン・プランケット
Re: ニューヨークタイムズからのプレスリリース
To: エミリー・ホーン
Cc: ニック・ピクルス、カルロス・モンジェ、ローレン・カルバートソン

CVEがそうであったように、誤報の研究は家内制手工業になりつつあります。

私たち自身の問題について、私たち自身のリーダーシップを指摘することが最も適切であると思われます。


GECの資金調達のための再承認が今年投票にかけられます。
せめて、ブラックリストに載せるためにお金を払うのはやめませんか?


TwitterFilesは第三者が作成したものであるため、資料が漏れている可能性があります。
マイケル・シェレンベルガーとRacket.Newsのチームに感謝します。
今月中にもっと詳しくお伝えします。


余談

注:出版直前、DFRラボのグラハム・ブルッキーから、4万人のインド人の名前について明らかにするための手紙が届きました。
「元研究員からの情報は、その結果に自信が持てなかったため、掲載しませんでした。」

2月28日 (火) 午前9時19分
グラハム・ブルッキー
To: マット・タイビ

こんにちは、マットさん。

私たちは、独立した研究機関として仕事をする中で、初期の調査結果や不完全な調査結果を徹底的に検証しています。
今回、元研究者が発表したものを掲載しなかったのは、その調査結果に確信が持てなかったからです。
今回、このプラットフォームの最高の専門家と最初の調査結果を共有することで、私たちが懸念していた調査結果を確認することができたのです。

ありがとうございました。

グラハム


私はブルッキーに、この自信のなさをその調査に基づく記事がまだネット上で訂正されずに公開されている、ロイター通信の記者に明らかにしたかと尋ねました。
(※ブルッキーからの)返事はありません。

グラハムさん、

私の理解が正しければ、あなたはTwitterに4万人の名前のリストを送ったものの、そのあなたはご自身の調査結果に自信がなく、彼らが行動を起こさなかったことに安堵していたのですか?

このリストに基づいて記事を書いたロイターの記者に、このことを話したことはありますか?
https://www.reuters.com/article/facebook-accounts-india-idINKCN1RD1R2

マット

※画像にある記事の、自動翻訳版となります。


これらや他の#TwitterFilesの話題について、シェレンベルガーと私は3月9日(木)午前10時から下院で証言する予定です。
招待してくれたジム・ジョーダン議員と下院司法委員会共和党に謙虚な気持ちで感謝しています。


重ねてお詫び申し上げます:"インド人名リスト"はこちらです。

※このリンクはDropboxアプリを利用している方向けのものの様です。
マット・タイビ氏がシェアしていたリンクはエラーが出るとの事で、有志によってリンクが修正されたものがシェアされています。
今回はそちらを貼り付けております。



終わり

お疲れ様です!
いやはや、画像の文章も含めると相当な規模の記事になりました💦
「これをあの速度で投稿なさるQリプさんは超人か!?」と思いましたね、はい😅💦

さてさて、Twitter側はかなり今回取り上げられていたGECなどに対して警戒していた事が窺えます。
Twitter Filesの初期シリーズではヨエル・ロスなどのチームが前向きに検閲を推進していた…と思わせるスレッドが目立ちましたが、そのTwitterチームよりもメッチャ面倒臭い存在が次々と晒されているのが一つポイントですよね。
今回は国務省の内部機関ってな所がまた…ww

今後のシリーズについてですが、Qリプさんが巡礼中に更なるTwitter Filesが投下された場合は、ひとまずおいらが担当させて頂きたく思います😊
#それ誰にも言ってないぞ


・普段の活動

おいらは普段、このまとめ記事の編集を担当される方々に混じって活動させて頂いております😊

そのまとめ記事はWe The Media(WTM)と言いまして、テレグラムというSNSに展開されている市民ジャーナリズムなメディアとなります😆✨✨
メディアに寄稿される方や元軍人な方など、様々なアメリカの"愛国者"達がひと味違うニュースを取り上げたり見解を投稿していっております😊

そのメディアを自動翻訳しているのが、ふたつ目のリンクWe The Media日本語訳(WTMjp)チャンネルとなります😁

ここから下は、その普段の記事でもテンプレ的に貼り付けております宣伝部分となります🙏
編集を担当なさって下さる方を募集中ですので、宜しければご一報を!🙏


・ゆる募集など

WTMまとめ記事の作成をしても良いよ!と仰る方を、随時募集中でございます😊✨✨
ご連絡はWTMjpのまとめメンバーの内、しろのさん、破壊天使さん、Qリプトラベラーさん(と、おいら)の記事のコメント欄、もしくはTwitterなどのDMで受け付けさせて頂きます。

定期的に…でなくても、例えばひと月に1回〜2回とかでも大丈夫ですぞ!
記事が作れるかなぁ?と心配なそこの貴方も、記事を作っています方々によるサポートとか出来ますので、思っているより敷居は低いのです🥴✨✨

それから、特にチーム的な取り組みとかでは無くともWTMjpの投稿で気になったり気に入ったものがございましたら、どんどん記事にしたりSNSなどで取り上げてみて下さいませ!😆✨✨
おいらがそういう賑わいを見たい!というのがその理由だったりしますが、一味違う投稿の数々は勉強になりますし、気が向きましたらご一考下さいませ🥴✨✨


・告知ィィィィッ!!!

日本国内から"一味違ったメディア的なコンテンツ"を作ってみよう!とテレグラムに産み出されたのが"わしらがメディアじゃ"!
現在のメンバーとしましては初期のメンバーの

の4名+1羽に加えて…

という陣容でお送りさせて頂きます!

メンバーについては、折を見て少しずつ増員・募集などもあると思われます。
もしご参加頂ける方がいらっしゃいます場合は、是非とも"当初のメンバー"の記事のコメント欄や、Twitterのアカウントまでお訪ね下さいませ!
まだまだ産まれたてなチャンネルですが、宜しくお願いします🙏

それでは、またね〜!👋👋


※タグ付け用に置いてます💦
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