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昨日は本当に辛かった。
何故か不意に子どもの事で想いがこみ上げて来てかなり沈んでしまった。
これがうつ状態というものなのだろう。

堪らない。

今まで容易に手を繋いだり、抱き締めたりしていたのに。
写メや動画でしか見ることが出来ない。
辛すぎるっ。

両親からはお前がおらずとも、子は育つと一刀両断され、暗に諦めて別の道に進めといわれている。
ただそれは孫だからある意味ドライになれるのであって、私からしたらどこまでも子どもなのだからそんなに簡単ではない。

そのような事を病院のベッドで横になって考えていると、
まるでベッドが水面のように感じ、私自身が水面から下の方に沈んでいく感覚を感じる。

心の病い…
そんな軽いものではない。
恐らく一生物の心の傷だと思う。

そして、身体は非常に素直だ。
頭痛や味覚もだが身体が小さく萎縮する感覚、
また連日の心労で身体がとにかく鉛のように重たい。
そして何より食事が喉をなかなか通ってくれない。

そんな中にあって病院というのはある種の隔絶された世界で、
1か月以上も入院していると病棟の患者同士が顔見知りになり、コミュニケーションを取り始める。
そして、気づけばちょっとしたコミュニティが生まれ何となく互いにちょっとづつ支え合う。
私も気づけばそのコミュニティに支えられている。

恐らく、退院後は実家に戻ってしまうとはいえこのような人との交わりは激減するだろう。
また今まで大切にして来たものを全て失っている状態なのだから私はどうなるだろか予想出来ない。

仕事も現在は失っているので、帰るところは本当に実家の1室である。

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