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家族面談 2

梅雨の合間で晴れた日だった。
今週土日に退院前の外泊を試みるために、家族面談が本日行われた。
と言っても来たのは母のみ。
父は予想通り、母に丸投げだ。
妻は東京から来るわけもない。
たぶん、病棟には母以外もう来はしないだろう。

さて、家族面談そこで話されたことは…
特別な事は何もない。
土日に実家にて過ごすことの確認と
母からは家・車・児童手当金の『金』についての話だった…
私の体調なんか本当にお構いなしだっ。
気づかいは露ほども、ない。

児童手当金の事務については面倒くさ過ぎてたまらない。
6月に毎年ある現況届けを母は持って来ていた。
6、7、8、9月の児童手当金をもらう為の書類であった。
私から言わせたら入院中に勝手に別居しやがった訳だから煩わしだけだ。
書類も別居してるから書き方がよく分からない。
という事で家族面談が終わってから、
なんとその場で市役所に電話して書き方を私が教えて貰う。
とりあえず、電話担当者に事情を説明する…
まぁ…普通に同情を買っちゃうた。
そのため、めちゃくちゃ丁寧に教えて貰えた。

児童手当金は基本的に扶養している現在進行系の私の名義の通帳に入るらしい(離婚していないので)
別居していてもルール上はそのようになるらしい。
あとは私がその金を渡すか渡さないかの問題だと言う事だ。
入って来た分を渡す方法もどうするのか私が考えなければならない。
本当に煩わし…

これだけでも今の私には既に一仕事である。

正直なところ、自分の体調がこれ以上悪くならない様にすることに毎日必死である。
今朝も朝イチから頭痛に悩まされて最低最悪のスタートだった。
はっきりいって他のことにかまっている余力はないっ。
にも関わらず、次から次に矢継ぎ早に色々と沸いてくる。
本当に妻は後腐れが過ぎていると思う。
こっちは入院しており、妻の我がままで病気が悪化して治療中なのだ。

そうこうするうちに結局のところ、小一時間を要した。

その後がまた長い、母の蒸し返しが始まる。
口では過去の事はどうしようもないといいながら延々と妻への文句を言われる。
たまったもんじゃない!!
うんざりしている!!

私は退院してから社会復帰までどうするかのだいたいのアウトラインを考えなければならない。
誰も助けてくれないし、考えてくれないから自分で作って這い上がるしかない。
退院すれば役所に行ってたくさんの書類を確認して提出しなければならない。
膨大な事務作業が待っている。
ぶっちゃけた話、休めるのは入院期間中だけと覚悟もしている。
にも関わらず、入院中でもこの有様だっ。
本当に先が思いやられる。

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