別れ際。

世の中、不平等に出来ている。

もはや精神的リンチでは無いのか？

主治医の前で、別居して子ども達を自分の実家に連れて帰ると言った妻。

私は思いを込めて編んだミサンガと手紙を妻にも最後に手渡した。
妻は最後の別れ際に、病院の病棟内面談室で病気の私に、『離婚届けに判を押せ』とせまってきた。
本当に散々である。
こちらは感謝を込めてミサンガを編みありがとうと言っているのに…

離婚をする理由は何かと問いたら。
児童扶助などの手当を貰いたいからとの事であった。
もうこちらは空いた口が塞がらない状態である。
先ずは自分でしっかりと働いてから言う話しではないのか？
そもそも妻は東京だったら働き口はたくさんあるのと宣っている。
それなのに働きもせずに手当を先ず目当てにし離婚しろ等めちゃくちゃでよくわからない思考である。
私はやはり人間だ、怒りの感情が出てきた。

しかしながら、不思議とそれをかなり冷静に受け止めて腹の中で、金なら実家に帰るのだらか義父の脛を齧っておけばいいではないか？と瞬時に思った。

正直なところ、嫌気がさした感じがあった。
はっきり言ってコレには流石のわたしも信じられない状態であった。

そもそも手当の為に離婚届けに判を押せなど到底受け入れられない。
ましてやこちらは病院に病気で入院中に別居しますと言われて、子ども達に泣くなく別れをした。
その後に金目的の手当の為に離婚届けに判を押せなどともはや、病人にムチならぬリンチ行為ではないだろうか？

病気になりたくてなった訳では私はなく、なっていなければ仕事をし、子ども達の世話をしているだろう私。

病院で入院中の患者に対してのこの様な行為は許されるのか？甚だ疑問である。

もちろん、私は『今は出来ません』と返した。

かなり頭はクールであった。

私は医師が診断書を書ける病人である、この状況の中で連日の別れに、はっきり言って精神状態が参ってしまっており、たまらなく苦痛である。

まともに寝れても居ない。

私がそもそも病院に入院した目的は病を治して社会復帰する為である。ここまでされては病は悪化し治るものも治らない状態になってしまう。
実際に主治医から心身ともに酷い状態になりつつありますと言われている。

だいたい、更に突っ込んでいくと、妻は病院の入院中の連帯保証人なのである。

未だ婚姻関係のある配偶者であり。
協力と扶助責任があるはずだ、それをあからさまに放棄して、病人を遺棄していくようなとは表現はいい過ぎだろうか？
普通で有れば病を癒し退院して、社会復帰の道筋が経ってからの話しではないのだろうか？

法律にも民法752条は、「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。」と夫婦の同居、協力、扶助義務の規定がある。
もはや病人を病院に置いて、東京の実家に帰ると言う判断それ事態が既に違うように思うが。
この上に入院中に病人に離婚届けに判を押せと言うのはもはや人権侵害行為である気がする。

弱者に対する暴力ではないか？

※ただし、私側から離婚してくださいなら判らぬものでもないが。

妻が現在の私の置かれた状態を見て言っているのか？
たぶん、判らずに言っている。
自分勝手にも程と言うものがある。
こちらから言わせれば私が治療に専念できる環境を整えて、社会的に不自由のない暮らしを確保してから言わないとならないはずだ。
それが民法に記載されていることでは無いのか？

ちなみに妻は未だに私名義のマンションで、私名義の車を乗り回しており。まだ東京にも行ってもおらず、東京で働いてもいないのに、手当の為に離婚しろ等というのはどうかしているのではないか？

この様な中で子ども達を振り回し、病気の私を病院にて入院中に追い詰める。
人権侵害行為や過度の精神的苦痛で慰謝料や損害賠償をこちら側が求めたいレベルだと思った。
そんな妻に子ども達を任せられようか？
しかし、親権者はだいたい母親が持っていくように裁判判例はなっているので親権は仕方ないかもしれないが…

子どもは親を選べない。
あまりにも子ども達が可哀想すぎる。

しかし、こんな行為がまかり通る訳かと実感。手当の不正時給などが減らないわけだ。
こういう輩がそもそもの本来の法律の趣旨自体を捻じ曲げているとよく実感した。