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オンラインセミナー講師の心得①

こんにちは、ファイナンシャルプランナー(FP)の安藤です。

前回、僕が5年以上にわたりセミナー講師と記事執筆(ライター)を続けている中で「思うこと」を書きました。

今回から少しずつ(短めの記事で)、セミナー講師と記事執筆をする上での「大事なこと」を、安藤独自の視点でお伝えしていきます。

最初のテーマは、オンラインセミナー講師!

コロナ禍を経て今や当たり前になりましたが、対面とオンラインでは講師を務める時のポイントが変わってきます。

ザックリと見ていきましょう。

安心感&信頼感を与え、集中できる環境に

オンラインセミナー受講女性

オンラインセミナーと対面セミナーの大きな違いと言えるのが、「安心感&信頼感をおぼえやすいか」と「集中しやすい環境か」の違いでしょう。

対面の場合の参加者は、会場の場所・音楽・スタッフや他の参加者などの様子や、講師の立ち振る舞い・服装などから「全体の雰囲気」を感じ取り、セミナーに入っていきます。

そうした土台がある上で、始まる時に司会の人が講師紹介でティーアップすると、ほとんどの場合は「この講師はすごい人なんだ。怪しいセミナーじゃなくて良かった」という安心感&信頼感が生まれます。

また、会場なら講義以外の音や映像はありませんし、周りの人も真剣に聞いている「同調バイアス」によって、参加者は否が応でも集中して講義を聴く環境が整っています。

講師としてもスムーズに講義を進めやすくなりますね。

しかしオンラインだと、多少音楽や字幕で工夫していても基本的に参加者が情報は「画面から得られるもの」のみ。

参加者は「最悪すぐに退出しちゃえばいいか」という切り札を持っているものの、やはりどんなセミナーか不安なはずです。

また、司会のティーアップも「雰囲気」というパワーがないので、対面と同じようにやっただけでは得られる安心感&信頼感も半減するでしょう。

更に、受講する環境はほとんどが自宅。スマホの通知や家族の物音など、集中を阻害する要因はいくらでもあります。

このようにオンラインセミナーは、安心感&信頼感をおぼえづらく、集中しづらい環境なので、いかに参加者へ安心感&信頼感と集中できる環境を提供できるかが重要なのです。

そうじゃないと、せっかく内容的には素晴らしい講義をしても、参加者が得られるものは少なくなる。講師としてもビジネス等に繋がりづらくなったり、お互いによってマイナスですよね。

では、どうすれば良いのでしょうか?

最初が肝心!カメラを見て笑顔で挨拶

オンラインセミナーイメージ(女性)

どんな時もそうですが、第一印象はとても重要。オンラインセミナーは特にそれが顕著です。

しっかりと「①カメラを見て」「②笑顔で」「③ワントーン上げた明るく大きな声で」、爽やかな挨拶をしましょう!

上記3つはどれが抜けてもダメです。

特に対面と違うのが、①のカメラを見ること。画面全体や参加者の顔を見て挨拶しても、相手には「下の方を見ているな」という印象で伝わります。

下の方を見ていると自信がないように伝わりますので、大きなマイナスポイント!安心感も信頼感も半減します。(下の方ばかり見て演説するアナウンサーや政治家に対しても、そう感じますよね)

地味で簡単なことですが、カメラを見て喋ることはとても大事なのです。

できれば参加者のカメラは「オン」で

オンライン専門家集団

参加者はカメラをオフにしてというセミナーが多いかと思いますが、僕のFPオフィスが主催するセミナーは、ほぼ全て「参加者もカメラはオン」にすることをお願いしています。

もちろん強制はしませんが、カメラをオンにすることで参加者の方は集中しやすくなるからです。

カメラがオフだったら、「何をしてても分からない」わけですから、寝てようがスマホをいじろうがご飯を食べようがなんでもあり。

実際にそれをしてなくても、「講師に見られている」という緊張感がない分、どうしても集中力は落ちてしまうのです。

また、喋る側の講師にとっても、「見られている」という程よい緊張感と参加者の顔が分かることでモチベーションも上がり、良いパフォーマンに繋がります。

このように、カメラをオンにすることで、両者にメリットがあるのですよ!


他にもオンラインセミナー特有の「講師をする上での心得」があるのですが、今回はだいぶ長くなってしまったので次回に続きます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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