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多様性あるまちづくりは”地域間交流”から?

はじめまして、インター・ローカルプロジェクト「○○と鎌倉」を主宰している株式会社カンバセーションズの狩野です。私たちは、2015年に東京から鎌倉に移り住んだことを機に、鎌倉とさまざまな地域をつなぐ「○○と鎌倉」をスタートしました。

これまでに「○○と鎌倉」では、各プロジェクトのパートナーとなる地域の人たちと一緒に、「五島と鎌倉」「阿久根と鎌倉」など地域の人、モノ、文化をつなぐ各種イベントやフリーペーパーの制作、商品の開発などを行ってきました。

「○○と鎌倉」では、地元目線でもよそ者目線でもない、地域と地域の新しい関係をつくることを掲げています。異なる地域に暮らす人々が交流し、連携することで、1つの地域だけでは成し遂げられなかったことが実現できるかもしれない、そんな可能性を感じながらさまざまな地域の自治体、民間企業、学校などとともに「○○と鎌倉」の企画を進めています。

私たちもまだ模索しながら少しずつ前に進んでいるような段階なのですが、最近は、「『〇〇と〇〇』(後者の〇〇はその人のホームタウン)をやりたいのだけれど、どうやって始めたらいいの?」という相談などもちらほら入るようになってきました。
そこでnoteでは、私たちの取り組みの紹介だけにとどまらず、すでに各地で始まりつつある地域間交流の事例の取材なども行い、地域間交流の可能性を探るとともに、誰もが「〇〇とmy hometown」を始められるようなモデルづくりにもチャレンジしてみます。

ちなみに、次回以降はこんなテーマについて書いていこうと思っています。

1.実は国策でもあった! ”これまで”の地域間交流
2.「〇〇と鎌倉」をやってみて気づいた地域間交流の可能性
3.地域間交流でどんなことができるのか?全国のケース紹介
4.”これから”の地域間交流の進め方

2拠点、多拠点暮らしがますます増えるであろうこれからの時代、都会⇔地方ではなくて、地域⇔地域で人材やアイデアを共有し、共生を目指していく流れもより強まっていくような気がしています。だからこそ、「点」としての「個人」ではなく、「地域」という「面」でつながることの面白さやエネルギーをより多くの方たちと共有できるといいなと思っています。

まず次回は、これまでの地域間交流の歴史を紐解いていこうと思っていますので、お楽しみに!

<おまけ>
そもそも誰に頼まれたのでもなく始めた「〇〇と鎌倉」なのですが、プロジェクトのきっかけや当初の思いなどは、中川政七商店さんが運営するWebメディア『さんち』のインタビューでまとめていただいたので、ご興味がある方はぜひこちらもご覧ください!


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