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大学職員から複業ライフに至る5年間でやった7つのこと

こんにちは。CHIHIROです。

栃木で
✔キャリアカウンセラー
✔ファッションコンサルタント
✔タップダンス講師
として活動しています!

わたしは
・社交的なのに一人が好き
・衝動的なのに慎重・臆病
・没頭するのに突然飽きる
・大雑把なのに神経質
・情に厚いのに超ドライ
こんな両極端さを併せ持つ「HSS型HSP」の気質を持っています。

このnoteでは、傍から見たら楽しそうだけど、心の中では葛藤しながら生きているHSS型HSPさんに向けて、

✔他人の目を気にせず素直でいるためには?
✔️自分のめんどくささを乗りこなすには?
✔複業・スラッシュワークってどんな感じ?
✔飽き性・器用貧乏なんだけど、どうすればいい?
✔️好き・得意を仕事にするには?

など【HSS型HSPが個性を生かしてマイペース・マイルールで生きるヒント】を書いていきます!

HSS型HSPさんが【自分が自分でいられる時間】をちょっとでも長く過ごしてもらえたらいいな、という願いを込めて綴っていきます✍︎✨

☾ ☾ ☾ 

大学職員退職間際だった去年の今頃、職場の人に「仕事辞めます」とお伝えして回っていました。
その中で、ある人と話していて思い出したことがありました。
「そういえばわたし、5年前に『5年後にはここで働いてないだろうな』と思ったような気がする
日記を見返してみると、確かに書いてありました笑

思い返せば5年間、心のどこかでは「辞める」ことを意識しながら働いていました。でも、漠然と「辞めよう」とは思っているだけで、具体的にどこで何をしたい、とかはなく。
ただ振り返ってみると、来るべき「そのとき」に向けて、色々と行動はしていたかも、と思われました。

そこで今回の記事では、「5年後には辞めてる」と直感していた(笑)わたしが、5年の間でやったこと、特に「今につながっているな」と思うことを書いていけたらと思います。

大学職員を辞めて複業ライフに至る5年間でやったこと




1|お金を貯める


いきなり現実的過ぎる。ごめんなさい。
でもわたしにとっては、大切なことでした。でも金銭的安心は「マズローの欲求五段階説」でいうところの生存&安全欲求を満たすことに直結していますよね。特に、HSS型HSP気質の人は慎重で臆病なところがあると思うので、「安心」をもっておくことは大事だと思います。

具体的には職場の貯金制度で年収分貯めようという目標でした。
これが貯まるまで、ちょうどざっくり5年かかりそうだったので、その間は自分を鼓舞しながら(騙しながら笑)頑張ってみようと思っていました。

2|得意を伸ばす

この記事↓にも書いたように、

大学職員時代は、苦手なこと多めな日々を送っていました。

一生懸命やっているのに手応えがなく、ミスで落ち込む毎日。そのため常に、自己肯定感ダウンの危機にさらされていました。これはキケン、わたしだって何かできるはず!と思い、得意な仕事には手を挙げることにしていました。

わたしは職場の中では比較的英語が得意な方でした。そして、慢性海外行きたい病に罹っています。
なので、職場で開催されている英会話研修にいったり、学校の広報誌などの英語版を更新したりなど、英語や海外に関する仕事やイベントに積極的に参加しました。
英語に関する仕事をしていると、自分の強みを活かせていてシンプルに楽しいし、満足感も高かったです。そして、9年間の大学職員生活の中で、2回も2週間の海外研修に行くことができました(アメリカとマレーシア。楽しかった…笑)。こういう「ご褒美」を目指して仕事をするのも、モチベーション維持になりました(期間中、ちゃんと研修してます。どこかのパリ研修と一緒にされたくないので念のため😠)。

例えば、デザインが得意だったらチラシやウェブページなどの広報系の仕事に手を挙げてみるとか。お金勘定が得意なら経理職に異動をアピールしてみるとか。1人対大勢のコミュニケーションが得意なら、人前でのプレゼンに挑戦してみるとか。

自分の「得意」が活かせる環境って、とても楽に、とても自然に、自己肯定感を満たせます。普通にやっているのに、みんなが喜んでくれるので。オススメです!

3|プライベートで「やりたいと思ったことはやる」

でもですね。
なんやかんや仕事は辛かった笑

そこでわたしが気を付けたのはプライベートの過ごし方
とにかく「やりたいと思ったことはやる」ことにしていました。

ありがたいことに、よく「人生充実してそうですよね」と言われます。それは間違いないのですが、正確に言うと「人生を充実させようと色々やってる」のです笑
人生が「辛い仕事」で埋め尽くされるのは嫌でした。そして、仕事の辛さを癒すためには「やりたいことをやる」しかありませんでした。
これはたぶん、せっかくの人生がつまらないまま終わってしまったら悲しすぎるという貧乏根性のせいも大きいです。が、とにかく、待っていても、誰もわたしの人生を楽しくはしてくれないと思っているので、公序良俗に反しない範囲で、自由にやらせていただくことにしてます!

辞める直前の5年間でやったことは…

・タップダンス
・生け花
・パーソナルカラー診断
・ファッションイラスト、水彩画
・小説、エッセイを書く
・BTSを愛する   etc…

こんなふうに、やりたいと思ったことはとにかくやってみました。その結果、このうちのいくつかが、今の仕事につながっています

やりたいことをやるにあたっては「お金」や「時間」の問題が立ちはだかりますが、そこはどう優先順位をつけていくか、という部分。何よりもまず「自分は楽しく生きてOK。自分のことは自分で楽しませる」というマインドが必要なのではないかと思っています。


4|本や動画で辛さの解消法を探る

得意な仕事で自己肯定感を保ちつつ、好きなことで自分を盛り上げていましたが、やはりやはり、仕事は辛い笑

仕事の辛さを解消するために、本やYouTubeなどでひたすら「仕事が辛いあなたへ」や「こんな職場は辞めるべき」、「モチベーションが上がらないときにやるべきこと」などの情報を漁り続けていました。

すると、仕事に前向きに取り組むためのマインドや、不安や怒りとの付き合い方など、様々な情報を得ることができました。
ちょうど『反応しない練習』や『嫌われる勇気』が流行した時期で、とても励みになったのを覚えています。

ただ正直、情報が大量にありすぎて度々オーバーヒートしてました笑
マインドは一朝一夕では変えられないし、不安や怒りについても対症療法になりがちで、悩みそのものにアプローチできていたかは疑問。

でも、日々を乗り越えるために色々な見識に触れたことは、全然無駄ではなかったなあと思います。

5|複業について知る・調べる、実際に会う・聴く

情報を漁っていた中で、感謝すべき出会いがありました。
「マルチ・ポテンシャライト」の提唱者、エミリー・ワプニックさんのTEDトークです。動画を観て、即、本も購入。

マルチ・ポテンシャライトに関する説明は、今回は割愛します。まずは動画、本をぜひ読んでみてください!(いずれじっくり書きたいです。。)

この本には、HSS型HSP気質にも共通する「飽き性」「器用貧乏」の性質を持つ人の生き方・働き方についてのヒントが詰まっています。
この本を読んで「わたしはおかしくなかったんだ…!」と救われた気持ちになりました。そして、本の中で紹介されていた「スラッシュ・アプローチ」という働き方に、心をギュッと掴まれました。

スラッシュ・アプローチとはいわゆる「複業」スタイルの働き方。
わたしはこの頃すでに、
・一つのコミュニティに属していられるのは長くて3~4年っぽい
・毎日同じ場所で同じ人に会っていると疲れる
という自覚が漠然とありました。
そのとき、エミリーさんの本でスラッシュ・アプローチで生きる方々に出会い「こうやって生きていきたいな」と憧れたのです。

そこから、複業/スラッシュワーク/パラレルキャリア…などの働き方がどういうものなのか?や、実際にそういう生活を送っている人のリアルについて調べ始めました。
ネットは便利なもので、色々な方にたどり着くことができました。世の中にはいろんな働き方をしている方がいる!と世界が広がりました。
それに、学校内には常勤ではなく、複数の仕事を掛け持ちしている方もいらっしゃいました。その方々にお話を聴いて、スラッシュ・アプローチで働くリアルな声を集め、イメージを膨らませたり、実現までの道筋をシミュレーションしてみたりしました。

エミリーさんの「マルチ・ポテンシャライト」の概念や、スラッシュ・アプローチを知ったことによって、「働き方」に関する視点が変わったし、視野も広がりました


6|自己理解・自己受容

「マルチ・ポテンシャライト」の概念に出会ってから、自分の性質についてもっと深く知りたい、と思うようになりました。

自分がおかしい、ダメなんだと思っていたのに、どうも同じような人がいるらしい。フィットする働き方もあるらしい。

ならば、
・自分は本当にマルチ・ポテンシャライト的な人間なのか?
・もしそうなら、わたしがもっている可能性のタネは何か?
を知らなければ!と思ったのです。

というわけで、20歳の就活時期を最後にまったくやっていなかった「自己分析」をやることにしました。

そうこうしているうちにたどり着いたのが「HSS型HSP」という概念
まさに「わたしの取説」に出会った心地でした。

「マルチ・ポテンシャライト」の性質として挙げられている「積極性」「衝動性」「器用(貧乏)さ」に共感しつつも、自分の中には、ものすごく「消極的」「悲観的」な一面があることには疑問が残っていました。
それをマルっと説明してくれたのが、HSS型HSPの概念でした。

HSS型という陽キャな面と、HSPという陰キャな面が同居している。これがわたしの「めんどくささ」の要因だったのか、と膝を打ったのです。こうして自分のコンプレックスに説明がついたことで、気持ちがとても楽になり、受け入れていく態勢を自然と取れるようになりました。


7|小さく始める

めんどくさい自分を受け入れる態勢も整ったところで、複業スタイル実現に向けてどうすればいいかを考えると、すぐにでもできることがありました。

それが、2で書いたような「やりたいこと」を仕事にしていくこと。
残念ながら副業は禁止だったので、大っぴらには無理かつマストで無給でしたが、それでも身近な人に喜んでもらう活動を始めてみました。

その一つが、学園祭でパーソナルカラー診断サロンを出展したこと。

学生宛に募集をかけたら瞬殺で枠が埋まり、驚きました。企画・広報・募集管理・物品準備・当日の運営・事後処理など、一連の流れを実践できて、仕事にしたときの感触をリアルに得ることもできました。
また、ファッションをきっかけに、学生の内面に向き合う経験ができたことは、キャリアサポートへの関心のタネになったとも思います。

☾ 

仕事に違和感を持ちつつも、生来のビビり症・安定志向が働いて、勢いよく辞めることはできなかったわたし。

仕事自体はなんとな~くできてはいるけど、スキルアップ的にこのままでいいのかという焦りがある。
人間関係は基本的に穏やかで平和だけど、世界の狭さ・近さになんとな~く違和感がある。

このまま何もしなくても、たぶん大丈夫。
でも何かあったそのときは、何もできない自分かもしれない。
定年までこんな感じで過ごす人生…それで死に際、後悔しないかな?

淡々と過ごすこともできてしまうけど、それに甘んじる自分は嫌でした。

仕事を辞めるのも、続けるのも、自分の選択です。

わたしは突然収入がなくなるのが一番怖かったので「辞める」と決めつつもすぐには実行しませんでした。辞めた後どうしたいか、クリアに見えていなかったことも辞めなかった理由の一つです。

お金という土台と、この先どうするかのビジョンが整うまでの5年間を経て、今に至っています。

すべて意図していた、と言えたらかっこいいのですが実際は、ぐずつく自分に時に嫌気がさしつつも、日々が少しでも楽しくなるように、ナメクジ速度でも成長できるように、そして、ほんのちょっとでも自分を好きでいられる時間が長くなるように、色々試してきたという感じです。

その試行錯誤(失敗の方が多い笑)の過程で「こういう働き方、いいな」「これは自分も楽しいし、周りの人も喜んでくれるな」に出会い、今の仕事につながっています。

今の仕事に違和感がある方。
日々が退屈でつまらない方。
将来このままで大丈夫か不安な方。

ただ辛い日々に耐え続けたり、漫然と過ごしつつ未来で後悔することに怯えたりするのではなく、

✔自分に必要な「安心」を理解し確保する
✔自分を好きでいられることをやる
✔自分が自分でいられるスタイルを見つける

を模索してみてもらえたら、と思います。

(やっても意味なかったなーってことも書こうと思ったけど、あんまりありませんでした。全部無駄にはしてやらない。そんな貧乏根性も大切かもしれません笑)

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