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komaneko
2020年8月4日 23:56
ちょうど1ヶ月ほど前のこと。仕事で間借りしているヘアサロンで、オーナーがセレクトした、ビッグバンドのジャズが店内に流れる中、ジャズ好きのお客様と、オーナーと3人で「やっぱり、ビッグバンドは良いねー」という会話をして、盛り上がっていた。すると、お客様が「日本にもね、弘田三枝子という凄いジャズシンガーがいるのよ」と教えてくれた。「フランクシナトラが、トリをつとめたジャズフェスティバルで、別
2020年7月24日 23:56
今生のいまが倖せ衣被「無味乾燥に一生を終わるよりも、恋の一つもしたほうがいいんじゃない。」NHKで放映された「あの人に会いたい」という番組に、鈴木真砂女が出演した時の映像を観た。なんとまぁ、お可愛らしい方なんだろう。詳細な放送時期などは分からないが、出演当時はおそらく、既に90歳を超えていただろう。樹木希林の『一切なりゆき』の中に女が徳のある、いいシワのある顔相になるためには、
2020年6月25日 14:43
池田晶子(1960~2007) 哲学者、文筆家。著書「14歳からの哲学」「考える日々」「帰ってきたソクラテス」等。以前「14歳からの哲学」という本が話題になった。考えること。私とは何か、何かと考えているこれはまた何か。ひたすらに考え続けやがて宇宙空間にまで身をはせる著者。”池田晶子をやっているこの感じ“46歳という若さでこの世を去った筆者の最期の言葉。"さて死んだの
2020年6月18日 20:20
私が白洲正子という人を知ったのはいつ頃だっただろう。おそらく10年以上前のことだと思うが元々、明治、大正、昭和初期に活躍した女性に興味があり、いろいろと乱読しているうちにたまたま知ったのだろう。「白洲正子」という名の文字と音の美しさ青山次郎につけられたあだ名「韋駄天お正」という、疾風のごとく駆け抜ける神々しいイメージに強く惹かれた。薩摩隼人の血を受け継ぐはっきりとした顔