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まったくの素人が彫塑(ちょうそ)で藤井風フィギュアに挑戦する<第2回>

2021年の新春事初めで、まったくの素人ながら、本格的な彫塑用粘土で藤井風さんのフィギュア作りを始めました。いまこんな状態です。剃髪スタイルでは、あまりにも仏像感が強い。粘土の色合いといい、鑑真和上にしか見えないので髪の毛を描いてあげました。

なんだか、ちょっとカッコよくなってきてませんか?やっぱり髪は大切。

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一番多い左サイドから 風さんは、こういうショットが多いですね。

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右サイドからのお写真は少ないですが、MVやBTSの動画では見ることができます。

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正面から まだ少し右のほうが粗いですね。

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 うーらぎりのブルース~ バラベレン ベベ レべレン べベレン ババランバ♪でバスタブに沈む風さん まだ顎ができていません。


ここに至るまでも、何度か手直しをしています。


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これは手直し前。まだ髪がありません。 左サイドから。

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正面から。


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こちらは第一回目の時。比べると回を重ねるごとに、ずいぶん人間らしくなってきたでしょうか。

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これは義母による一度目の修正後。

顔の左右の高さ(肉付き)が違っていたようです。左サイドに義母が手を入れ、削りすぎた粘土を足して頬の高さを揃えました。右サイドはそのままです。


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義母の修正2度目がこちら。基本的に左サイドの肉付きを修正してもらいます。それを見ながら全体のバランスを取り、作っていきます。自然光の中で、さまざまな角度から見て肉付きを確認するのが良いとのこと。蛍光灯や白熱灯では立体感がわかりづらいです。


頭頂部から眺めたり

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下顎のほうから見たりします。

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左右のバランスが均等に取れているか確認しながら、少しずつ粘土を足し引きしていきます。


はじめは「顔のパーツと骨格、筋肉の付き方をさまざまな角度からよく観察する」ため、たくさんの写真を見ていました。

しかし藤井風さんの表情は変幻自在。曲目ごと雰囲気だけでなく顔つきまで別人のように見えることも。写真を見れば見るほど混乱してきます。


前回の義実家訪問時に、義母のパソコンに藤井風さんの画像ページをブックマークしてきました。その中から義母が色々な角度から11枚の画像をプリントアウトしてくれていました。(公式以外の写真もあるかもしれないので全部出せませんが)

スクリーンショット (432)

何枚か好きな写真に絞り込んで


「この人、顔が写真によって七変化する。目の大きさとかも全然違って見える。色んな角度から印刷してみたけれど、何枚か好きな写真に絞り込んで。そうしないと作りにくいわ」


「よく見たら思ったより顔に肉が付いてない」

「鼻は前から見たら丸いけど、横からみたらワシ鼻」

「こめかみから、頬骨にかけてを、もっとゴツゴツにした方がいい」

「優しい顔だけど、やっぱり骨格は男性。顎とエラがちゃんと張っている」

「この人の顔は斜め左側からが一番決まるのかな…右側からの写真があまりないから、反転して考えて」

義母なりに風さんの顔を観察、分析していました。さすがです。

スクリーンショット (444)

たしかに風さんの顔は彫りが深く、ライトの当たり具合によってかなり見え方が変わってきます。眉毛や眉間の辺りがかなり盛り上がっていて(トップ画像参照)鼻骨がいったんくぼみ鼻の半ばでくの字になっています。この写真はとてもわかりやすい。


鼻と口のアップ画像も印刷してありました。

「口は女の人っぽい」

「下あごと唇が少し前に突き出してる」

スクリーンショット (470)

「どう見てもこの人、23歳には見えないわ。35歳くらいにしか…」

との事でこれには、頷かざるをえませんでした(笑)

「優しい顔なんだけど、何かが顔に出てる感じするなぁ。何だろう…」


そうなんですよ、お義母さん。

藤井風さん、只者ではないんです(笑)


まだまだ先は見えません…。

2021年事始め。定期的に”藤井風フィギュア”が完成するまでの記録を綴ります。


藤井風さんのこと、いろいろ書いてます


画像引用:藤井風公式YouTube 藤井風公式 twitter


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