周りの空気が読めないなら、自分で風を起こせばいい。
私は子どもの頃から、他の人にはあるのに私にはないものがあると思っていた。クラスみんなが笑っている中で、何が面白いのか理解できずに一人でポカンとしてたこともよくあった。普通の人が普通にできることをできるようになりたくて、必死に努力していた。常にいろいろな音がうるさくて、静かなところに行きたかった。
友達がいないわけではなかったけれど、一人でいるのが好きだった。変だとか変わってると言われるのが日常だった。何かを始めても集中できなかった。
でも、何かをやりだすと、周りの音が聞こ