毎日株価分析:カイノス
今回は、医薬品会社の一つで主に臨床検査薬を製造・販売している「カイノス株式会社」の分析です!
割安銘柄で財務が強めであるものの、検査薬の製造・販売がメインなため、コロナの流行が落ち着いた後も売上高や利益を落とさずにやっていけるかが大きな鍵になっていると思います。
企業概要
資本金83億円、従業員数は153名、本社は本郷ですね。
以下、ChatGPTに調べさせた内容です。
1. 企業概要
株式会社カイノスは、医薬品会社の一つで、主に臨床検査薬を製造・販売しています。本社は東京都文京区に位置しており、医学の進歩と人々の健康に貢献することを目的としています。臨床検査薬のパイオニアとして、現代医学での治療や予防に必要な身体の状態把握のための検査試薬を提供しています (Kainos Co. JP)。
2. 各事業の概要
カイノスの事業は主に以下のように分かれています:
生化学検査試薬:血清や尿中の成分を化学的に分析する試薬。
輸血検査用機器・試薬:安全な輸血を支える機器や試薬。
POCT試薬:医療現場で迅速に検査を行うための試薬。
新型コロナウイルス検査試薬:新型コロナウイルスの検出を目的とした試薬。 これらの製品は、病院や診療所などの医療現場で使用され、患者の診断と治療に直結する重要な役割を果たしています (Kainos Co. JP)。
3. 各事業または全体の業績
カイノスは、特に新型コロナウイルス関連の製品で需要が高まり、近年は積極的な製品開発と事業拡大を行っています。過去には、免疫検査分野でシスメックスとの資本業務提携を行い、免疫検査の能力を強化しています (Wikipedia)。
4. 今後の展望
カイノスは、医薬品業界における競争の中で、さらなる製品開発と国内外での事業拡大を目指しています。特に、新型コロナウイルス検査試薬のような迅速診断技術の進化に注力し、グローバルな健康課題への対応を強化する方針です (Kainos Co. JP) (Wikipedia)。
予測確率
今の時点で3末決算の決算短信を発表した企業は300社以上ありますが、その中でもカイノスはAI予測による株価上昇確率が78.1%と5番目に高い結果となりました。
つまり、AIモデルによる予測では1年後に5%以上値上がりする確率が78.1%となっています。
株価成長率と予測値の関係
株価が10%値上がりした段階で予測値が60%程度になるため、AIの予測からは10%程度の値上がりが期待できます。
AIの予測自体はかなり消極的ですね…
予測値の解釈
PBR:0.78倍
PER:7.57倍
配当利回り:2.78%
直近1年の株価変化率:-3%
ROE:10.7%
ROA:11.1%
PBRとPERはいつも通り割安ですね!
あとは配当利回りが若干強気で、ROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)が高めなので、「割安銘柄なわりに財務が強い」とAIが判断しているようです。
その他ニュース
今期の経常利益は前期比8.8%増の9.2億円だったようですが、来期は13.8%減の8億円と控えめな予想になっており、また直近1-3月期の経常利益も前年同期比で10.7%減だったため、直近の株価は1230円から1150円と100円ほど落としています。
https://kabutan.jp/news/?&b=k202405090023
まとめ
割安銘柄で財務が強めであるものの、コロナの流行が落ち着いた後も売上高や利益を落とさずにやっていけるかが大きな鍵になっていると思います。