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節目。


年度内さいごの上映会がおわりました。

かめじん」という地元で制作した映画を通して、いろんな出会いやつながりができたのは言うまでもありませんが、なんだろう、今日はその中でもとりわけハートウォーミングな会だった気がします。「さいご」という区切りの感情がのっかっていたからかもしれませんが、来ていた方からゆっくり感想が聞けたということもあるのかな。

来場者がそれぞれ、亀岡の異なる場所に住んでいるからこそ、各々が自慢したい「亀岡」があったみたいで素直にうれしかったです。亀岡市外からもわざわざ観に来てくれたり、大事な旅行の1日を鑑賞に費やしてくれたりと、本当にたのしい1日でした。

そんなこんなで、映画にかぶさるように降っていたはげしい雨の音ですら、今日はとても心地よかったです。



映画のメインキャラクターとして登場させていただくなかで、立派なものではないけれど、わたしがなぜこの場所を選んだのか、その背景にはどんな葛藤があったのか、そういったこともていねいに描かれていて。さらには、そういった感情を世界中の方に共感してもらえたり、鑑賞された方にあたたかい言葉をかけてもらえたりと、本当に、本当にぜいたくな1年間でした。

この「かめじん」を含めた3年間のプロジェクトは3月を以っておわりを迎えましたが、“ここからがはじまり” だと、改めて身が引き締まる思いでいっぱいです。目的があれば、みんな亀岡に遊びに来てくれることもわかり、すこしだけ自信をもって紹介できるようになった気もします。



引き続き「かめじん」を共通言語に、地元でいろんなコミュニケーションが生まれていく状態をつくっていけるような仕掛けをつくっていきたいな。(これは、仕事というよりも個人的なプロジェクトに近いのだろうな。)

わたしが場を持っていない分、間接的にしか感想を伺うことはできないのだけれど、あいだに誰かを挟むおもしろさもあるなぁと思っていて。だから、あえて屈折した状態をつくってみるのもいいよね。



本当に、ここがスタートライン。やっとここまでこれたかな。まだまだ【やりたいこと】のために【やらなければならないこと】もあるわけだけど、目的がある間はきっと大丈夫なのだと思います。

4月以降の段取りを組んで(といっても、もう明後日からですが)、ゆっくりと次の1年をはじめていきたいと思います。継続していくことと、新たにチャレンジしていくこと、どちらもしっかり抱きしめて。


春だからか、内側からむくむくと湧き上がって来るものがありますね。

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