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2020年7月の記事一覧

寝る前のメモ。

巡り巡ってシンプルに考えると、①地元の暮らしを楽しくしたい(+願わくばおもしろい仕事をつくりたい)ということと、②京都にいるおもしろい人たちに出会ってほしい という2つの軸はこの4年間ずっと変わらなかったし、これから大きく変わることはない。 そこがいちばんの根底にあって、それぞれの活動テーマや分野へと派生してきたのだと思う。さらに、もう一段階先には、「世界が〜・・」ということを考えてはいるのだけれど、主語が大きくなればなるほどに現在地から遠のいてしまうので、あくまでピンは頭

寝る前のメモ。

しばらく籠もって(自宅や地元で仕事をして)、時々外に出るスタイルがいちばんしっくり来るような気がする。先週からプログラムの打ち合わせで京都府内を北上しながら、そんなことを考えていて。会社の事業で会いにいくんだけど、個人としてやっていることの意見交換もできるので、このリズムが案外いいのかもしれないな。 移動し続けるのは心身ともに負担があるけれど、時々ふらっと遠くへ足を運ぶことで新しいインスピレーションを得られる。車で1〜1.5時間圏内で、少し旅気分を味わいながら、知り合いの知

寝る前のメモ。

さまざまなプロジェクトに携わらせていただくなかで「続ける」ことに敵うものはないと改めて思う。どこかのフィールドにおいて、なにかしらのテーマについて、とことん向き合いながら続けていくことで、自然と開けるものがあるということをすこしばかり忘れそうになっていた。 あまりにも意識的になにかを続けないといけない日常は、普通だった感覚すら狂わす。というよりも、“対策” という比較的興味をもちにくいことを続けないといけない日々だから、そうなってしまったのだと思う。対策そのものについてどう

寝る前のメモ。

真の発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目で見ることなのだ。 The real voyage of discovery consists not in seeking new landscapes, but in having new eyes. マルセル・プルースト Marcel Proust(1871-1922) フランスの作家、マルセル・プルーストの言葉を借りると、「旅」の本質が見えてくるような気がする。もちろんこれは、わたしにとっての本質であって、ほ

寝る前のメモ。

どれだけ頑張ってもいいけれど、ちゃんと逃げる場所や時間をもっておくことだけは、声を大にして伝えたい。それがたとえすべてをかけて夢中になれることでも、時々距離をおくことだけは忘れないでほしい。のめり込んでしまう瞬間は誰にだってあると思うけれど、違和感を感じたら、その変化に気づいた自分をもっと信じてあげてほしい。 究極を言えば知らない人だし、普段からどういう人なのか知る由もない。けれど、彼の活躍については、TVをほとんど見ていないわたしでも知っているわけなので、思っていたよりも

寝る前のメモ。

直接的な「旅」ではないけれど、それに付随する企画のリード文を書くにあたり、自身が旅をしていないことでイメージがわかず、ずっと手が止まったままだった。先日の本屋トリップで見つけた、梨木香歩さんの『エストニア紀行』をパラパラめくりながら、旅先での感情を半ば強制的に思い起こしてみる。 音や匂いはわからずとも、情景は思い浮かべられる。 たかが3、4文を書くだけなのに、どのあたりで詰まっていたのかさえ思い出せないけれど、本を閉じた瞬間に憑きものがとれたように指が動きはじめた。 そ

寝る前のメモ。

ここで「悔しい」という言葉を使うのが適切なのかどうかはわからないけれど、4月にイタリアへ行けなかったことは、何度考えても悔しい。アグリツーリズムも、クラフトツーリズムも、ワインツーリズムも、アルベルゴ・ディフーゾも、全部全部吸収したいと思っていたから。あわよくば、スポーツツーリズムまで体感してこようと思っていたのに。 自身で経験することに勝る感覚はないと思うので、やっぱり自らきちんと肌で感じてきたかった。自分自身が信じてやっていることに、もっと説得力を持たせられる、あるいは

寝る前のメモ。

ザーザー降りの雨に、今日もそういう1日なのか・・と二度寝をしようか迷いながら渋々起き上がる。身体よりも、心が優れない。いつが雨で、いつが晴れていたかも記憶がない。けれど、今日はひさびさに夕日がきれいでした。 しばらくずっと感覚的な日々を過ごしていたことをちょっぴり悔やんだ。理系の学生さんを前に話すには、あまりにも右脳的な話をしすぎたかな・・と少し反省した(ファンシーに伝わっていたらとても申し訳ない・・)。もうちょっと要点を絞ってプロセスに焦点を当てるべきだったかもしれない。

寝る前のメモ。

発表内容は大方あたまの中で組み立てたので、あとは明日資料をつくるだけだ・・という感じでひさしぶりにギリギリを感じながら生きている。(大袈裟)。これまでと異なる思考・興味の方に向けて話すので、少々不安もあるけれど、これまでの取り組みをまとめて話せばいいはずなので(収益性とかたくさん突っ込まれそう・・苦笑)、ひとまず落ち着けと自分に言い聞かせる。 朝の時間にさくっと目を通した「ディスティネーション・ブランディング」に関するUNWTOのハンドブック。ひとまずこのまま進め!という後

寝る前のメモ。

ここのところずっと現実120%の日々だったので、ひさしぶりに小説が読みたい気分になっている。最後に読んだのは、原田マハさんの『翼をください』で、数ヶ月前のことになる。戦争により緊張状態が走る世界を飛び回った女性パイロットの物語。読んだあとに、ハンバートハンバートの『旅の終わり』を聴きたくなるような、そんな物語。 いま、手元にある未読の小説は、星新一さんの『進化した猿たち』。 それ以外の積読は、ドキュメンタリーテイストのものや、史実系、大学の教科書になりそうな本、美術手帖や

Made in 地元のギフトセット『おうちでゆっくり、かめ時間。』がはじまりました。

本日、無事にBASEをオープンすることができました。 旬の食材とともに身体がうれしいごはんが食べられるお店、季節のお菓子と一緒にほっとする時間を過ごせるカフェ、こだわりの一杯を淹れてくれるコーヒー屋さん。 すてきなプロダクトをつくる作家さんや、おもしろいものを発見するのが得意な古本屋の店主、縁があってこのまちに移り住んできたブレンドハーブティー専門店の店主さん。 そして、このアイデアを見えるかたちにしてくださったイラストレーターさんとフォトグラファーさん、写真撮影場所を

寝る前のメモ。

思いやりと自分勝手は案外紙一重なのかもしれないな、と思った1枚。 自分自身は思いやりだと信じてやってきたことも、誰かにとっては利己的ななにかの延長にあるかもしれないし。気にしすぎても仕方がないのだけれど、気にならないわけではない。考えることと無意識でいることの狭間にあるものと、静かに向き合うような時間がほしい。瞑想が近いのかもしれないけれど、委ねる何かがないとうまくできない。 - コミュニケーションを丁寧にできているか、時折自分に言い聞かせねばと思う時がある。それがまさ

寝る前のメモ。

塗り固められたところから、このパイプが固められた背景を想像するのがおもしろい。どういう人が、どういう意図で、どれだけの時間をかけてパイプを固めたのか。 目の前にあるものの奥行きについて考えることは好きだけれど、やっぱりわたしはどこかで、なぜそうなったのか理由を知りたがっている。何がなんでも究明したい! というわけではなく、理由がわかればもっといいやり方があったのでは? と、おせっかいな気持ちからくるものだけれど。 これはこれでいい、と思うことからスタートかな。 - 状

寝る前のメモ。

嵐のような雨が、1日中窓に打ち付けられている。風と雨の音が鳴りっぱなしで、壁を隔ているのに心までそわそわしてしまう。(これ以上の被害が出ないことを、祈るばかりです。) いま受けている相談ごとのうち、何がどのくらい進行していくかわからないのだけれど、それが始まることで以前のスピード感に戻していく必要があるのであれば、少々準備は(心の)必要なのだろうな。せっかく整えたリズムも、また整い直すのを待つしかない。資格の勉強は全然進まない・・(大汗・・ただの言い訳) 目の前のことに関