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寝る前のメモ。


真の発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目で見ることなのだ。
The real voyage of discovery consists not in seeking new landscapes, but in having new eyes.
マルセル・プルースト Marcel Proust(1871-1922)

フランスの作家、マルセル・プルーストの言葉を借りると、「旅」の本質が見えてくるような気がする。もちろんこれは、わたしにとっての本質であって、ほかの人にとってもそうだとは限らない。ただ、わたしは常にそれを求めて「旅」に出ているということを、改めて考えている。

例えこの状況だとしても、インターネットや本や映画をサーフィンしながら、今日も今日とて、自分に新しい視点をもたらしてくれる出会いを探している。本当は旅先でいろんな人たちと出会って話したいけれど、それだけはしばらく我慢。立体的な視覚、嗅覚、肌の感覚は、画面上ではなかなか再現できるものではない。

「これまでの普通」ができないからこそ、今できることを考える。何かしらの制限があるときは、いいものができる可能性も秘めている。

先ほどの “感覚” にアプローチすることができれば、おうちにいながら旅の構成要素を少しくらいは再現できるのかもしれない。そうして、自分自身で新しい何かに気づけたら、それはきっと旅先で得られるそれと同じなのだと思う。

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“いまが頑張りどき” という瞬間は何度もあるけれど、頑張っていない/頑張っていると感じる段階で違うのだと思う。本当に好きなことややりたいことであれば、“頑張る” という概念そのものを意識する必要がほとんどない(=夢中になっている or 必死になっている)と思うから。

あくまで持論だけれど、例えそれがどれだけ大変でも、大体のことはやり終えた時の喜びのほうが大きい。いい仕事であれば、プロセスにおける苦しさを容易に忘れてしまうほど、完了の瞬間がうれしいものだ。そういう仕事をしていきたいし、はじめからどこかに諦めがあるものはなるべくやりたくない。最初から諦めを口にしたとて、得になることはまずない。そのほかにもいろんな〜〜ない、が積み重なってちょっと辛い時間だったな。


昨年の今頃に思い描いていた2020年とはこんなに違うものなのか・・と思ってしまう日もあるけれど、決して悲観することをせず、予定通り2021年に向けて次のチャレンジをしていけたらと思う。

無意識のうちに生死について考えてしまう日々ですが、感じた痛みも違和感も、自分自身で受け止めていけたら。火に薪をくべていくように、怒りや悲しみと向き合う。

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