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寝る前のメモ。


ここで「悔しい」という言葉を使うのが適切なのかどうかはわからないけれど、4月にイタリアへ行けなかったことは、何度考えても悔しい。アグリツーリズムも、クラフトツーリズムも、ワインツーリズムも、アルベルゴ・ディフーゾも、全部全部吸収したいと思っていたから。あわよくば、スポーツツーリズムまで体感してこようと思っていたのに。

自身で経験することに勝る感覚はないと思うので、やっぱり自らきちんと肌で感じてきたかった。自分自身が信じてやっていることに、もっと説得力を持たせられる、あるいは、足りていない部分の補い方を考えるきっかけになっていたと思うので、はじめたことが加速しきれない気持ちと重なって、ずっと悶々とした気持ちを抱えたままでいる。

ならば!と、今できることに注力しながら、ここ数ヶ月を過ごしてきた。のんびりしようと何度も書いていたけれど、スローなライフを送るには、もう少し歳と経験を重ねる必要がありそうだし、貧乏性のわたしには "心がける" が限界だった。なにも成し遂げずにそうなることは、他の誰でもなく自分に負けた気がして、受け入れられないのだと思う。

喪失感のようなものを埋め合わせるために、とにかく片っ端からいろいろと進めてはみているけれど、しばらく手を離していたことも、もう一度ちゃんとやらねばと思うのでした。


そろそろ、いつもと違う朝を迎えたいし、そういう夜も過ごしたい。なんというか、なんとなく代わり映えのしない日々に限界が近づいている感じがする。(そんな気持ちとは裏腹に感染者数は増えているので、さらに生きながらえる術を考えている)

数日後には新しいプロジェクトも徐々に動いていく。今年度はこれからの方向性を鑑みていろいろ取捨選択しているので、もう後には戻れない。前に進むしかないのだ〜〜と、短くなった髪にドライヤーをかざしながら叫ぶ。


週末は赤紫蘇でジュース用のシロップでもつくろう。

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