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私の話。精神科と言う病院の話。

以前、私が正社員で疲労困憊、精神的に無理が溢れ出したぐらいに、

「これは心的にヤバいぞ」「何も考えたくないし、考えられない」「死なない程度の怪我をしたい」

と思ってしまった事がある。その時、『第三者の誰かに話を聞いて欲しい』と思った。

会社では、社長と上司の次のポジション。あとは、どんどん入ってくる若手の後輩達20人程。社長にも上司にも思いを分かってもらえず、後輩に話す訳にもいかない。家に帰ると話好きの母。仕事的に数日帰れない日々を過ごしていたから、やっと帰れたにも関わらず、

ご飯食べる?何がいい?仕事大変だった?何の仕事したの?

の質問に、何も話したくもないし、選択肢ですら苦痛になっていて、どこにも逃げ場がない状態。「頑張って」と言われた瞬間、ほとんど母の前で泣いた事ない私が泣き崩れた事もあった。

毎日会社には行かなくてはいけない。家にいても一人でボーっとする場所がない。地獄だった。そして、どんどん心が疲れて行って、どうしたらここを抜け出せるのか、いい具合に怪我しないかしか考えられなくった。

そこで思ったのが

・第三者に聞いてもらいたい

・「うつ病」と言う診断書を貰って会社に突きつけたい

今の母が、自分の病気を見えていなく、心の病気なのを認められてないのを見ると、まだ私は大丈夫だったのかもしれない。

とは言え、初めての事。精神科?すぐ薬出されるって話を聞いてるから、 ちゃんと話を聞いてくれて、薬を出さない所がいい。何だったら話を聞いてくれるだけで全然気持ちが変わると思ったから、そうゆう病院を探した。関係ない人の「ヒント」「思考」を欲していたのだと思う。

何個か「ここはちゃんと話を聞いてくれる」「ここは薬をすぐ出さないから良い」の口コミや、有名と言われる2~3の都心にある病院に行った(そこら辺の記憶があまりない)。

その時の私は、自分が思ってもいない所で涙が出る状態だったのもあるのか、状況を話しているだけなのに涙が自然に溢れ、あまり話を聞いてもらえる事もなく、あっという間に薬が処方された印象だった。

薬だけは飲むものかと気持ちが強かったから、知っている。処方される薬は強制的ではない事を。貰った所で飲まなかったら意味がない場合もある。精神的な薬は、日本では良いイメージがないから。

最終的には私の予言通りにと言ったらいいのか、軽い交通事故にあった。

救急車のベッドに横に寝かされながら、後輩に「ごめん、○○時からの打ち合わせいけないわ。それ以外の仕事やチェックも、調整して欲しい。」とすぐに電話をしていた。当時の私は仕事に執着し過ぎていたのかもしれない。

結果的に軽い骨折だったから、家での療養にはなったが、次の日には上司が私の会社PCを家に持って来た。足がパンパンに腫れながらも1ヶ月ぐらい仕事をした。母から「何だったら私が言うわ」と言い出すぐらい、おかしいと言う事になり、持ち仕事が終わったと同時に辞めたいと言った。

辞めて良かった。本当に辞めて良かったと心から思った。

そんな経験をした私と言う目線から、色々理解した上で、今の母の状況の解決法を探さなくてはいけない・・・。そんな解決法を次は考えようかなと思う。

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